ここ2、3年で見られた帰国生の大学受験における変化について(1) ―帰国生大学入試についてvol. 240―

(2019年3月1日 18:15)

こんにちは。SOLの余語です。
昨年の4月にブログ記事を掲載してから、何も情報発信することなく1年近くが経ってしまいました。本当は各大学の入試の情報などに関する記事を連載していく予定だったのですが、2018年度の入試ではこれまでに見られなかった変化があり、それに対応していくのに時間とエネルギーを消費してしまうという状況の中で、あっという間に時間が過ぎ去ってしまったという感じがします。今年度にSOLの帰国生大学受験セミナーに通ってくれた生徒の受験も一段落つきましたので、今後は定期的に更新ができたらと思います。

さて、ご存知の方も多いかと思いますが、日本の大学入試制度における一般入試の大きな変革が迫り、英語運用能力を伸ばすことが今までにも増して社会において重要視されるようになっているここ数年、帰国生の大学受験を巡る状況にも変化が見られました。その中には、海外の高校を卒業したり日本の高校に編入したりした人に有利に働くものもあれば、ある大学や学部学科への入学を希望している人の受験生活を厳しいものにしたものもあり、一人ひとりの受験生に対する影響の度合いも大きなものから小さなものまで様々です。

今年度の入試では海外の高校で優秀な成績を修めた人が例年よりも多く、それによって競争が激しくなったという話をよく耳にしましたが、これが今年度に限定された現象なのか、それとも長期的なトレンドになっていくかは分かりません。この後の数回の記事では、英語運用能力試験のスコアが合否に影響を及ぼす入試が増加傾向にあることなど、一時的なもので終わらないことが確実なもので、受験以前の準備段階(それは受験直前の時期だけでなく、人によっては長期間に及ぶ場合があります)に何をなすべきかということを考えたり、受験する大学や学部・学科を決定したりする際に大きな影響を持つ変化を取り上げたいと思います。

それでは、今回の内容に関して、ご質問などがありましたら、以下のフォームやこちらよりご連絡ください。

【教育相談フォーム】
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