2013年度4月入学者を対象とした入試の出願条件などについてvol.24 ―帰国生大学入試についてvol.117―

(2012年9月28日 22:10)

こんにちは。SOLの余語です。
前回は、法政大学の文学部や経営学部で実施される「帰国生のための入学試験」の概要を取り上げました。この大学では、その他の学部でも自己推薦入試という形で帰国生を受け入れていますが、今回はそのうち、2013年度4月入学者を対象としたものを年に3回行っているグローバル教養学部(以下、GIS)の11月入試の出願条件などをお知らせしたいと思います。


GISの自己推薦入試では、「通常の12年の学校教育課程を2013年3月までに修了している(もしくは、修了見込みである)こと」という条件が全ての受験生が満たすべきものとして設けられています。また、外国の教育制度を採用する海外の教育機関を卒業した(もしくは、卒業見込みである)場合、上の条件に加えて、通っていた高校が採用する教育制度で大学入学資格を取得していることが原則的に求められます。


そして、大学が指定する英語運用能力試験において、一定以上のスコアや級を取得していることも出願条件の一つになりますが、具体的には以下の通りです。


・TOEFL iBT 76点(PBT 540点)以上
・TOEIC 820点以上(ただし、日本国内での受験結果に限る)
・IELTS Academic Module 6.0以上
・英検準1級以上



合否の判定は、書類審査、英語での面接試験に基づいて行われます。その際に上で述べた英語運用能力試験の成績が重要な指標の一つとして用いられますので、出来るだけよいスコアや級の証明書が提出できるように早い時期から準備を始める必要があります。また、この入試制度では、GIS入学を志望する理由や入学後の抱負、自己アピールなどを記述する志望理由書を日本語(2000語以内)、英語(600 words程度)で作成することが求められていますが、このような書類の提出を求められる大学では、その内容が合否に大きな影響を与える傾向があります。これを考えると、入試に向けた準備を行っている環境で、小論文や英語の教師と時間をかけてこの志望理由書の作成に取り組むべきだと思います。


出願手続き期間は9月24日から10月5日までとなります。TOEFLのスコアレポートはETSから直送することが求められていますし、卒業した高校の教師に英語、または日本語で推薦書を作成してもらわなければなりません。出願手続きにおいて提出が求められている書類は以下のHPでダウンロードができますので、早い時期に書類の作成などに取りかかるようにしてください。


【法政大学自己推薦入試 入試要項などのダウンロード用HP】
http://e-apply.jp/e/hosei/suisen_index.html


それでは、今回の内容に関して、ご質問などがありましたら、以下のフォームよりご連絡ください。


【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/



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