SOL帰国生大学受験情報ブログ


検索エンジンからSOLのHPに来られた皆様へ。まずはこちらをお読みください。

こんにちは。SOLの余語と申します。SOL(School of Literacy)は帰国生入試やAO入試、推薦入試(公募・自己)など、一般入試以外の入試枠を利用する受験生のための教室です。少人数制で、2名の教師が筆記試験対策の授業を担当するだけでなく、大学・学部選び、出願、面接試験準備など受験に必要な全てを直接指導します。続きはこちら>>


 

過去ログはこちらより>>

 

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(14) ―SOLからのお知らせvol.347―

(2024年4月25日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOLの教室から徒歩1、2分のところに確保しているシェアハウス的な宿泊施設について、帰国生大学受験セミナーのグループ指導に参加することが、自宅が遠方にあったり海外に家族がいたりするため難しいという当初想定していた状況にはないものの、できるだけ多くの時間を学習に使いたい、生活リズムを整えたいといった理由でこの施設に泊まる人が例年1、2名いるという話をしました。これは、「精神的に安定した状態で学習できる環境を作る」というSOLの運営方針に合った利用の目的だと考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年4月22日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 294―

(2024年4月22日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。4月1日の記事では、カナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏の国に高校から留学した人の中には、海外渡航前に英文法の学習を十分に行わず、実際に英語を使用した体験からその理解を深めようとしたが故に、長い期間自分の生活におけるニーズを周りの人に正しく伝えられず、精神的に不安定な状態に陥る人がいるという話をしました。特に、昨今、日本の中学校で行われている英語教育のあり方を見ると、その危険性が増しているように思われます。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(13) ―SOLからのお知らせvol.346―

(2024年4月20日 19:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「精神的に安定した状態で学習に取り組めるような環境を作る」というSOLの運営方針を施設面に反映したものとして、教室から徒歩1、2分のところにあるシェアハウス的な宿泊施設を紹介しました。6月下旬から始まる「既卒生/5月・6月卒業生コース」のグループ指導には、例年、東京の世田谷区にある教室に通うことが難しい地域に自宅がある人や、自分以外の家族が海外にとどまることによって一人で帰国することになった人がおり、彼ら/彼女らに安心して帰国生入試や総合型選抜の準備をしてもらえるように、4年前の教室移転に伴って宿泊施設を確保しました。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(12) ―SOLからのお知らせvol.345―

(2024年4月18日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOLの教室の共有スペースが複数名の生徒が集まってコミュケーションを取ることができる場となっていることにより、帰国生入試や総合型選抜の受験準備が終わった後も続くような人間関係を形成できた人が多いという話をしました。これらの入試に向けた学習のように新たな挑戦と捉える人が少なくないものに取り組む際には、心の支えとなるような人間関係があることが(特に最近増えている自己肯定感が低い人にとって)大きな意味を持っています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年4月15日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 293―

(2024年4月15日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、4月6日まで実施した帰国生大学受験セミナーの少人数グループ指導において、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験や日本語小論文試験の対策を対面で行うことの意義を再確認できたという話をしました。例えば、授業前の準備として生徒が教材にどのようなことをどれだけ書き込んだかが確認できれば、どのようなポイントに重点を置いて授業をすべきかが分かりますし、彼ら/彼女らの学習に向かう姿勢がどのようなものかを考える材料にもなります。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(11) ―SOLからのお知らせvol.344―

(2024年4月13日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、例年、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/5月・6月卒業生コース」でグループ指導が始まる6月下旬くらいから、教室の中心に位置している共有スペースで生徒が複数名集まって授業内外の出来事について会話をしているのを見る機会が増えるという話をしました。SOLの教師は日常的に18、19歳の人と多くの時間を過ごしていますが、それでも克服できない世代間の「壁」があるのは事実であり、僕らが話したことを全ての生徒が理解できないことがあります。この問題を克服する効果が生徒間のコミュニケーションが活発なものになることには期待できるのではないかと思います。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(10) ―SOLからのお知らせvol.343―

(2024年4月11日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOLの施設の中心に位置している共有スペースで大学の教員と同じ年齢層にある教師とコミュニケーションを取る経験を蓄積することで、帰国生入試や総合型選抜の面接試験にうまく対応することができるようになるという話をしました。最近は、子どもにモチベーションを持たせるために若い頃の「武勇伝」を聞かせる大人が多く、それが子どもの自己肯定感を低下させてしまうようですが、僕らが18、19歳であった頃の失敗談などをすることも共有スペースがあることの効果を大きなものにしているようです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年4月8日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 292―

(2024年4月8日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。SOLの教室では、今年度の帰国生入試や総合型選抜を受験する予定の人を対象とした少人数グループ指導を先週金曜日まで行い、term間の休暇にカナダやシンガポールから一時帰国した人などが参加していました。これらの入試の合否判定で重要な役割を果たすTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験と日本語小論文試験の対策が早めに始められるのはよいことですし、今後の準備の進め方や受験を希望する入試についての確認ができたのにも大きな意味があったのではないかと思います。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(11) ―帰国生大学入試についてvol. 382―

(2024年4月6日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーに、例年、英語圏の国の大学やコミュニティーカレッジを中退して日本の大学の帰国生入試や総合型選抜の受験準備をしている人がいるが、その中にはTOEFL iBTやIELTSのスコアを見る限り一定以上の英語運用能力を備えていると思われる上に、現地でも高い評価を受けている大学に在籍していた人もいるという話をしました。このような人でも学問的な思考や知識を第二言語である英語で習得していくのには負担を感じ、自分が何を学んでいるのかを見失うことがあるようです。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(9) ―SOLからのお知らせvol.342―

(2024年4月4日 18:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOLの教室の中心にある共有スペースにおいて、教師と様々なトピックに関してコミュニケーションを取る機会が多くあるという話をしました。最近、SNS上で、日本社会が直面する問題について帰国生入試や総合型選抜の日本語小論文試験では高い評価を受けられないような主張が注目を集めることが多く、それに賛同する18、19歳の人も少なくありませんが、僕らと日常的に会話することを通じてそれとは異なる捉え方などにふれることが彼ら/彼女らの視野を広げることにつながるようです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年4月1日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 291―

(2024年4月1日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、高校からカナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏の国に留学する際に、その準備としての英語学習に取り組んでいない場合、聴覚から得た情報を基に立てた仮説を実際に使用した体験を通じて少しずつ修正する形で単語の意味や用法を習得するという話をしました。このような形で理解できる語彙を蓄積するのには、日常生活を送るのに必要なものに限定しても長い期間がかかるため、周りの人に自分の要望や不安などを伝えられない日々が続くことによって精神的に不安定な状態に陥る人がいます。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(10) ―帰国生大学入試についてvol. 381―

(2024年3月30日 16:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、高校から英語圏の国に単身留学した人の英語運用能力や高校の成績の変化を見ていくと、専門性を深めるための学びをしていく際にそこで用いる言語と学習者の間の距離が大きな意味を持つことが分かるという話をしました。特に、海外に渡航した時点で数学だけよい成績を取れていたのに、学年が上がっていくにしたがって授業に対応できなくなるというケースは、どの学問分野においても理解を十分なものにするには一定以上の言語運用能力が必要になることを示していると思います。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(8) ―SOLからのお知らせvol.341―

(2024年3月28日 19:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOLの教室では「生徒が教師にアクセスしやすい環境を作ること」を目標の一つとしており、それを反映する形で教師と生徒が授業外の時間を過ごすことができる共有スペースを施設の中心としたことで気軽に質問ができると感じている人が多いという話をしました。最近は、自分が書こうとしていることが一定の評価を受けるものであるかを事前に確認した上でないと日本語小論文の答案の作成を進めることができないという人がおり、僕らといつでも話せることが今まで以上に大きな意味を持つようになったのではないかと考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年3月25日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 290―

(2024年3月25日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、高校からカナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏の国に留学する人が、海外に渡航する前の準備としての英語学習に取り組んでいない、もしくはその範囲や期間が限定的である場合に、馴染みのない異国の空港に到着した時点から心理的に大きな負担を感じる状況に直面することがあるという話をしました。人によってはこのような体験がその後の現地社会への適応や英語運用能力の向上の足枷になることもあります。続きはこちら>>

2023年度帰国生大学受験セミナーで学んだ人の合格実績について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 289―

(2024年3月23日 16:30)

こんにちは。SOLの余語です。SOLの教室では、高校のterm間の休暇に日本に一時帰国している人、日本の高校に在籍している人を主な対象とした定員6名のグループ指導の授業を今週月曜日から行っています。その内容はIELTSのReadingと日本語小論文試験の対策になりますが、例年と同様に、授業で扱っている課題について生徒から積極的に質問が出るようになっており、それによって教室がにぎやかな雰囲気になっています。3月25日~3月29日、4月1日~4月5日の期間にはまだ空席がありますので、関心がある方はこの記事の最後にリンクが貼ってあるお問い合わせフォームなどからご連絡ください。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(7) ―SOLからのお知らせvol.340―

(2024年3月21日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月24日~8月30日)から実施するグループ指導だけではなく、SOLの教室全体の特徴の一つとして、施設の空間配置に至るまで「生徒が気軽に教師に話しかけることができるような環境を作る」という基本的な運営方針が反映されていることを挙げました。それを最もよく表しているものが、施設の「中心」となっている共有スペースであり、僕らは生徒と一緒に授業のない時間のほとんどをそこで過ごしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年3月18日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 288―

(2024年3月18日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。3月4日の記事では、例年、SOL帰国生大学受験セミナーで生徒の多数を占める、高校からカナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏の国に単身留学した人の中に、海外に渡航する前の準備としての英語学習に取り組んでいない、もしくはその対象や期間が限定的なものになっている人が多くいるという話をしました。このような人は、英語圏のネイティブのものを基準にすると、高くて小学校低学年程度の英語運用能力で自分の母語が主な使用言語ではない環境での生活に飛び込むことになります。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(9) ―帰国生大学入試についてvol. 380―

(2024年3月16日 17:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、大学への進学を検討する際に、どのような環境が望ましいのかについて様々な考え方があるものの、各学問に特有な考え方や知識に関する専門的な理解を深めることがその目的なのであれば、「どのような言語が主に使用されている環境なのか」ということを重視するのが望ましいという話をしました。学問研究に関連したキャラクターが登場する多くの文学作品や映画、TVドラマを見ても分かるように、専門性を高めるのに必要なもののほとんどは言語によって伝達されるからです。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(6) ―SOLからのお知らせvol.339―

(2024年3月14日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月24日~8月30日)から実施するグループ指導で、帰国生入試や総合型選抜の志望理由書の作成や面接試験の準備のサポートを生徒が受験する全ての入試について行うことを特徴の一つとしているという話をしました。これによって、「大学で何を学びたいのか」、「それを学ぶことにどのような意義を見出しているのか」、「そのために大学で身に付けなければならないと考えていることは何か」といった点に関する説明を十分にした志望理由書が試験官からポジティブな評価を受けることなどを僕らも確認できています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年3月11日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 287―

(2024年3月11日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。2月26日の記事では、インターネット上にGoogleやWikipediaのようなサイトが現れ、自分が直面している問題に対する答え(と思えるもの)を検索すればすぐに手に入れることができるようになった結果として、自分の行為に対する反応などが即座に返ってくることを期待する人が増えたと述べました。他人とコミュニケーションを取ることを通じて関係を深めることには時間がかかることも多いですが、自己評価(self-esteem)が低い人は上のような変化の影響で周りの人とさらに疎遠になってしまう可能性があると思われます。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(8) ―帰国生大学入試についてvol. 379―

(2024年3月9日 16:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの記事では、現代社会がこれまでに経験したことのない大きな変化が今後数多く見られるようになるだろうと言われていることや、その中で満足度の高い生活を送っていくために自分なりに「没頭できるもの」を見つけておくことが重要であることを踏まえると、一定程度の専門性を身に付けることを目標に4年間の大学生活を送ることが望ましいという話をしてきました。そのためにどのような環境を選択すべきなのかについて、これから大学進学を予定している人は慎重に検討すべきです。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(5) ―SOLからのお知らせvol.338―

(2024年3月7日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。2月23日の記事では、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月24日~8月30日)から実施するグループ指導において、生徒が提出した答案を2名の教師が全て添削することが、各大学の帰国生入試や総合型選抜に合格した人の日本語小論文試験に対応する能力がどのようなものであったかの理解を深めることにつながるという話をしました。SOLでは教師が進路選択に関する相談にも対応していますが、このような取り組みをすることでその際に信頼できる情報を生徒に提供できます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年3月4日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 286―

(2024年3月4日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。2月19日の記事では、最近、未知のウィルスの感染が拡大したり、大きな被害を生むような災害が起きたりするという状況の中で、最善と考えられる対策の前提に有効性が失われた際の「プランB」を考えておくことができないという傾向が日本人にあることを指摘している論考が目立つようになったという話をしました。様々な場面で精神的に多くの負荷を与え、人によっては長期間に渡って医療的なケアを受けなければならないといった事態に至る中学受験を子どもにさせるのはまさにこの「プランB」を考えておくべき場面に当たると思います。続きはこちら>>

日本の高校3年生コースについて(2) ―SOLからのお知らせvol.337―

(2024年3月2日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。2月1日の記事では、海外から日本に帰国し高校に編入した場合でも、海外の教育機関での在籍期間が2もしくは3学年以上でTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績が一定以上のものであれば、首都圏の有名私立大学の帰国生入試や総合型選抜の多くで出願資格を得られるという話をしました。一般入試で見られる古文や漢文、社会系の科目の試験に対応する自信のない人はこれらの入試を受験することを検討するのがいいと思います(総合型選抜に限定すれば、高校で一定期間留学した人にも同じことが言えます)。現在、「日本の高校3年生コース」の申し込みを受け付けていますので、上の条件に該当する人は受講をご検討ください。続きはこちら>>

2023年度帰国生大学受験セミナーの授業が終了しました ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 285―

(2024年2月29日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。SOLの帰国生大学受験セミナーでは、昨年の6月26日から2023年度のグループ指導を実施してきましたが、先週2月23日がその最終日となりました。2月に入ってからは首都圏の有名私立大学で一般入試がほぼ毎日実施されていたこともあり、授業を受けている人が1名という日も少なくなかったのですが、その生徒も朝から夕方まで授業内外の時間を充実した形で過ごせたようです(その様子は、SOLのFacebook、またはInstagramでご覧ください)。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年2月26日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 284―

(2024年2月26日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。2月12日の記事では、個人が容易に情報を発信できるようにインターネットやそこで使われるサービスが発展したことにより、誰でも自分の関心や好みに合うものを見つけられるようになった結果、例えば以前は存在した「国民的スター」のように多くの人が共有できる話題となるものがなくなってしまったという話をしました。これによって、大きな恩恵を受けた人は少なくないはずですが、一方で自己評価(self-esteem)が低い人が周りの人とコミュニケーションを取ろうとする際に差し障りのないと思えるトピックがないためにさらに及び腰になってしまう可能性もあると考えています。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(4) ―SOLからのお知らせvol.336―

(2024年2月23日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーでは、教室で受験準備を行っている人の数が最も多い「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の「1学期」(6月24日~8月30日)でも教師:生徒が2名:20名くらいになるのが通常であるため、僕らが生徒一人ひとりの帰国生入試や総合型選抜に向けた取り組みの全てに関わることができるという話をしました。例えば、僕らは日本語小論文試験対策の授業で提出される答案を書き直したものも含めて全て添削することが可能になり、それが生徒の学力のあり方を正しく把握できることにもつながります。続きはこちら>>

2023年帰国生大学受験セミナーで学んだ人の合格実績について(2024年2月21日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 283―

(2024年2月21日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。最近、来年度の帰国生入試や総合型選抜で受験する予定の人や、これから海外の高校に留学する予定の人が対面もしくはオンラインで個別指導を受けることが増えました。また、すでに大学に入学した人が、大学が提供する交換留学プログラムを利用する資格を得るために必要な水準までIELTSのスコアを伸ばすための学習をしており、そろそろ2023年度の帰国生大学受験セミナーの授業が終了する時期に入って来ていますが、教室の雰囲気はそれなりに活発なものになっています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年2月19日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 282―

(2024年2月19日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。2月5日に掲載した記事では、中学受験の準備をしている中で「受験うつ」のような問題に直面する人の中には、学習に消極的な姿勢を見せるようになってしまった時などに「中学受験をするのは自分で選択したことだ」という形で厳しく叱責された経験を持つ人がいるという話をしました。中学入試の対策は小学4年生になった時点から始めることが今でも一般的なようですが、例えば、日本の法制度で18歳未満の人が保護者の同意なしに契約を結ぶことができないことの理由などを考えると、「自己責任」の観点から何らかの行動を取るように中学受験生に迫るのは酷な話であると思われます。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(7) ―帰国生大学入試についてvol. 378―

(2024年2月17日 17:30)

こんにちは。SOLの余語です。昨年12月16日の記事では、ここ20年、多くの論者が「これからは不確実性の時代となる」と述べているが、新型コロナウィルスの感染が世界的に拡大したり、先進国においても「トリアージ」といった言葉を見かけることが増えたりしたように、現代社会がこれまでに体験したことのない新しい事態が生じていることを踏まえると、そのような変化に個人的に、もしくは社会を支える有権者の一人としてどのように対応するのかを考えるために大学で専門性を身に付けるのが望ましいという話をしました。これも僕が海外の大学への進学を慎重に検討すべきと考える理由の一つです。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(3) ―SOLからのお知らせvol.335―

(2024年2月15日 18:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。2月3日に掲載した記事では、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の「1学期」(6月24日~8月30日)から始まるグループ指導の特徴の一つとして、「1回の授業に参加する人の数を16名までとしていること」を挙げました。例えば、帰国生入試や総合型選抜の日本語小論文試験でトピックとなるものをどれくらい理解しているかはこれまでの学習のあり方によって異なりますが、この規模であれば僕らが生徒一人ひとりの授業内での様子を細かく確認できるため、解説などを彼ら/彼女らがよりよく理解できるような形で行うのに必要なものについて考えることができます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年2月12日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 281―

(2024年2月12日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。1月29日の記事では、僕が物心ついた頃から情報機器が個人でいつでも利用できるようになっただけでなく、がウォークマンのように聴覚に訴えかけるものから視覚的な情報にふれられるものを携帯できるようになってきた変化を俯瞰した上で、その集大成ともいえるスマートフォンの登場により周りの人の目を気にすることなく「個人の世界」に埋没できるようになったと述べました。自己評価(self-esteem)が低く他人とのコミュニケーションに及び腰になっている人にとって、スマートフォンが提供する情報空間は格好の「逃げ場」になっているようです。続きはこちら>>

3月中旬から4月中旬の個別指導や個別面談について―SOLからのお知らせvol.334―

(2024年2月10日 16:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、3月18日から4月5日までの3週間、2024年度に帰国生入試や総合型選抜を受験する予定で、カナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドからterm間の休みに日本へ一時帰国する人、もしくは日本の高校で春休みに入る人を対象にした少人数グループ指導を行うことをお知らせしました。授業は月曜日から金曜日まで毎日2コマ行い(9時半~10時50分、11時5分~12時25分)、IELTSやTOEFL iBT、日本語小論文試験の対策をその内容にする予定です。続きはこちら>>

3月18日から4月5日まで少人数グループ指導を行います―SOLからのお知らせvol.333―

(2024年2月8日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。2024年に入ってから、このブログの「SOLからのお知らせ」では、昨年に引き続き帰国生大学受験セミナーの「2024年11月卒業生コース」の特徴を紹介するのに加えて、「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」や「日本の高校3年生コース」の概要をお知らせしています。2月初旬の現在はどのコースでも、主にIELTSやTOEFL iBTのスコアを首都圏の有名私立大学の帰国生入試や総合型選抜で合格するのに必要な水準まで上げることを目標に、対面もしくはオンラインでの個別指導を実施しています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年2月5日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 280―

(2024年2月5日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。1月22日に掲載した記事では、2019年7月8日に「NHK教育サイト」で取り上げられた、中学受験の準備を行っている中で子供が不登校になるほど厳しく精神点に追い詰められた事例の中で、当事者である保護者が「子供は自分の分身である」と述べている際の「自分」とはすでに十分に教育を受け社会的な体験も蓄積した現在の「自分」なのではないかという話をしました。そのような観点から気になるのが、同じような状況で子どもに投げかけられることが多いと聞く「中学受験をするのは自分でした選択なので、その責任を全うすべきである」という言葉です。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(2) ―SOLからのお知らせvol.332―

(2024年2月3日 17:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。1月18日に掲載した記事では、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の授業日程に合わせて、1月4日から6月21日までの「1学期以前」に対面もしくはオンラインでの個別指導を行うことをお知らせしました。カナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校を卒業する人は帰国生入試や総合型選抜の受験準備に専念できる期間を比較的長く確保できると言われますが、それでも最も早い入試までは3ヶ月くらいしかありません。その期間全てを日本語小論文試験の対策に充てられるよう早い段階からTOEFL iBTやIELTSのスコアアップに向けた取り組みをしてもらうのが個別指導を行う目的です。続きはこちら>>

日本の高校3年生コースについて(1) ―SOLからのお知らせvol.331―

(2024年2月1日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。1月18日の記事では、SOL帰国生大学受験セミナーのウェブページを更新し、カナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校を卒業する人などを対象にした「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の日程や授業料などに関する情報を掲載したことをお知らせしました。このコースの「1学期以前」の時期(2024年1月4日~6月21日)は主に対面もしくはオンラインでの個別指導でTOEFL iBTやIELTSの対策をすることになります。これらのテストのスコアアップが必要な人には受講を検討してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年1月29日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 279―

(2024年1月29日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。2023年8月9日の記事では、周りの人とコミュニケーションを取るための最も簡単な手段の一つだと僕らが考える「質問をすること」を、プライバシーや個人情報に対する意識が過度に高まったことによって、「人の生活の様子を詮索すること」であり「他人を不快な思いにさせるもの」と捉えられるようになった人が増えていると述べました。このような変化を受けて、自己評価(self-esteem)が低い人が日々の生活で出会う人々と関わり合いを持つことにさらに及び腰になっていると考えられます。続きはこちら>>

新年のご挨拶(6) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 278―

(2024年1月27日 15:15)

こんにちは。SOLの余語です。1月20日の記事では、帰国生入試や総合型選抜の受験準備において重要な取り組みの一つが復習であり、例えば日本語小論文試験に対応する際に大きな役割を果たす社会問題や歴史上の出来事に関する知識を蓄積するには教師や周りの人が話していたことを何度も確認するべきだという話をしました。それには授業内外での話を書き留めたメモが必要になりますが、この教室の生徒でも第二言語で学ぶ環境で精神的な余裕がなくなってしまったことなどによってそれが疎かになってしまっている人がいます。そのような人に望ましい学習の作法を身に付けてもらうのも今年の目標の一つです。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(10) ―SOLからのお知らせvol.330―

(2024年1月25日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。1月11日の記事では、オーストラリアやニュージーランドなどの高校に在籍している人を対象とした帰国生大学受験セミナーの「2024年11月卒業生コース」について、最終学年が始まる前の12月、1月の少人数制グループ指導(「1学期」)が終了した後の1月29日から始まる「2学期」以降の特徴が、一人ひとりの生徒の状況に合わせて授業の日程や形式、内容を柔軟に決めることができることにあるという話をしました。特にオーストラリアの高校で学ぶ人が帰国生入試や総合型選抜の受験準備に専念できる時期はterm間の休暇しかありませんが、そこにオンラインでの個別指導を組み合わせることによって、満足できる成果を出すために必要なものを身に付けてもらえると考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2024年1月22日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 277―

(2024年1月22日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。昨年の12月18日に掲載した記事は、中学受験をする際に父親が学習のあり方に関して厳しい態度で接したことなどで不登校になってしまった少年の状況を取り上げた「NHK教育サイト」の記事の内容を紹介しました。そこでは、父親が問題となった行動を取った理由をいくつか挙げているのですが、僕が注目しているのは「子供は、自分の分身だと思っていた」という言葉です。続きはこちら>>

新年のご挨拶(5) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 276―

(2024年1月20日 14:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの教室で学んでいる年代の人たちとインターネットの関係性で気になる点として、SNSなどにおいて様々な問題に直面する人々を切り捨てるような主張が目立つようになっていること、彼ら/彼女らの社会に対する知識や体験が十分なものではないことからそのようなものを受け入れてしまう人が増えていることを挙げました。このような思考のあり方は基本的に学問の前提になるものとは相いれないものであるが故に、それを切り替えることができない場合に帰国生入試や総合型選抜の日本語小論文試験などにおいてネガティブな評価を受ける可能性があります。続きはこちら>>

既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(1) ―SOLからのお知らせvol.329―

(2024年1月18日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。先日、SOLの帰国生大学受験セミナーのウェブページを更新し、「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の授業の日程や内容などに関する情報を掲載しました。このコースはカナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校を2024年5月もしくは6月に卒業する人や、2024年4月より前に日本や海外の高校を卒業し帰国生入試や総合型選抜を受験しようと考えている人を対象としたものになります。続きはこちら>>

新年のご挨拶(4) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 275―

(2024年1月15日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、このところ、厚生労働省などの調査で「ネット依存」の状態に陥っている中高生が増加していることが明らかになっているが、SOLの教室でもスマートフォンが手元にないと落ち着かなかったり、インターネットの利用時間が日々他のことができなくなるほど長くなったりしている人を目にするようになったという話をしました。年齢相応な水準でコミュニケーション能力が身に付いているかが問われる帰国生入試や総合型選抜の受験においてインターネット上にある自分の世界に「埋没」するのは望ましいこととは言えないため、OGのスクールカウンセラーと適切な対処のあり方を考えていく予定です。続きはこちら>>

新年のご挨拶(3) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 274―

(2024年1月13日 15:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、子どもの問題解決に関わる論者が述べている通り、日本の若者の間で自己肯定感の低い人が増えている背景に周りにいる大人が彼ら/彼女らに対して自分の「武勇伝」を聞かせるようになったという現象があるのだとすれば、何がそのような変化を生じさせたのかということを戦後の日本社会の移り変わりという観点から考えてみました。僕らを話がしやすい「近所のオジサン」みたいだと評価する生徒や保護者がこれまで多くいましたが、それは今風の表現で言えば「イキらない」大人だと考えることができます。2024年も(「イキる」材料もないですし)そのままでいることが目標の一つです。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(9) ―SOLからのお知らせvol.328―

(2024年1月11日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生入試や総合型選抜は試験で受験生に年齢相応のコミュニケーション能力があるかどうかを見るものであり、それを合格に必要な水準まで伸ばすにはこれまで生活してきた環境などに違いがあったり、様々なトピックに関して異なる立場を取っていたりする人たちとコミュニケーションを取る体験を蓄積すべきだという話をしました。「2024年11月卒業生コース」で12月、1月に実施している少人数制グループ指導のような形態の授業には、そのような点でも受講者の合格可能性を上げるという意味があると思います。続きはこちら>>

新年のご挨拶(2) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 273―

(2024年1月8日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試や総合型選抜で十分な成果を出すのに必要なコミュニケーション能力について、日本語運用能力に大きな問題がないにもかかわらず周りの人と話すことについて消極的な姿勢を示す人が最近目立つようになってきたという話をしました。彼ら/彼女らに共通するのは自己評価が低いことですが、周りの大人が子どもに好ましい行動をするよう促す際などに自分の「武勇伝」を語ることがそのような状況を生じさせる要因の一つになるという指摘があります。続きはこちら>>

新年のご挨拶(1) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 272―

(2024年1月5日 19:00)

明けましておめでとうございます。SOLの余語です。このブログの記事を読んでくださっている方はどのような形で新しい一年の始まりを迎えたでしょうか。SOLの教室では、昨日、今日と2024年度に実施される帰国生入試や総合型選抜を受験する予定のカナダやシンガポールの高校に在籍している人の指導を行い、来週から「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」と「2024年11月卒業生コース」の生徒の授業を再開します。前者はいよいよ大詰めという時期に入ってきますが、僕らもできる限りのサポートができればと考えています。続きはこちら>>

2023年もありがとうございました ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 271―

(2023年12月29日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。今年も12月29日となり、先ほど僕にとっては年内最後の授業が終わりました。現在、教室では資格試験を取得するために毎日ここで自習をしているOBをリーダーにこれまでに授業を受けていた人たちが大掃除をしてくれています。それが一段落した時点で彼ら/彼女らと一緒に忘年会をする予定です。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(8) ―SOLからのお知らせvol.327―

(2023年12月27日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。12月21日に掲載した記事では、オーストラリアやニュージーランドなどの高校で日本人が自分一人だったり、他の日本人が異なる進路を歩もうとしていたりすることで孤立感を抱きながら受験準備をしている人がいるが、SOLの帰国生大学受験セミナーで12月4日から始まった少人数制グループ指導のような機会を活用すればそのような問題を克服できるという話をしました。個別にせよ集団にせよ、オンラインでの指導のみで受験準備を進めてしまうと、精神的に支え合うことができる仲間を見つけることができず、それによって学習に臨む姿勢が積極的なものにならない可能性があります。続きはこちら>>

年末年始の教育相談やお問い合わせの対応について ―SOLからのお知らせvol.326―

(2023年12月25日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。今年も年の瀬が迫っており、今日で残り1週間となりました。今年度のSOL帰国生大学受験セミナーでは、2023年12月29日にOBOGが参加する大掃除を行った後、2024年1月3日までを年末年始のお休みとしています。その間は授業を実施せず、対面もしくはオンラインでの個別面談やお電話でのお問い合わせの対応も行わない予定です。ご了承よろしくお願いいたします。続きはこちら>>

2023年帰国生大学受験セミナーで学んだ人の合格実績について(2023年12月23日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 270―

(2023年12月23日 15:00)

こんにちは。SOLの余語です。今年は、12月29日まで帰国生大学受験セミナーの授業を行います(個別面談などに関しても同じスケジュールになっています)。来週は月曜日から金曜日まで、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の生徒で来年2月に難関国立大学の帰国生入試や首都圏の有名私立大学の帰国生が受験しやすい一般入試を受験する人に合わせて、カナダやシンガポールの高校に在籍していて冬休みで日本に一時帰国している人の学習サポートを行う予定です。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(7) ―SOLからのお知らせvol.325―

(2023年12月21日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。11月25日に掲載した記事では、オンラインでの集団指導(個別指導でも同様だと思いますが)を受ける場合に生じる問題として、受験準備を一緒に行う仲間を作ることができないということを挙げました(特に言及はしませんでしたが、これまでの記事で述べてきた学習上の問題はオンラインでの集団指導でも起こる可能性があります)。zoomにせよMicrosoft Teamsにせよ、オンラインでのミーティングに使われるアプリは受講生の横のつながりを強化するのには向いていないというのが僕らがそれらを実際にここ3年間使ってみて学んだことです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年12月18日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 269―

(2023年12月18日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、2015年から地方創生戦略の一環として首都圏の私立大学の文系学部において入学者に関する規制が実施されたことで大学付属の中学校の人気が高まったことなどによって、東京23区を中心に中学受験をする人が毎年増加しているという話をしました。そして、それに合わせて「受験うつ」で心療内科の診察を受ける小学生が増えているようですが、保護者や周りの大人から過度な期待を受けたり、学習のあり方などについて叱られたりすることで発症する人が多いとされています。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(6) ―帰国生大学入試についてvol. 377―

(2023年12月16日 15:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、欧米の先進国では、労働市場が高度な専門性を持つ上級職員、「ジョブ型雇用」で採用された職域などが決まっている人、日本の非正規雇用のような形で仕事をしている人の3つの層で労働市場が構成されていると言われており、経済的に安定した生活を送るには上の2つの層に入るために必要な「専門性」を大学や大学院で身に付ける必要があるという話をしました。海外の企業で職を得たいと考えている人はこの点に関する戦略を大学入学前から考える必要があります。続きはこちら>>

2024年9月以降に最終学年となる人の学習サポートについて ―SOLからのお知らせvol.324―

(2023年12月14日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、海外に1年間留学し日本の高校に復帰した人について、首都圏の有名私立大学の総合型選抜を受験することを考えているのであれば、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績を伸ばすための取り組みを早くに始めた方がいいという話をしました。短期間の留学は英語の学習に前向きになるのに一定の効果があると言われますが、それでもこれらの試験で合格するのに必要な成績を取るには長い時間がかかることが多いのがそのように考える理由です。SOLの帰国生大学受験セミナーでは12月26日から29日、来年の1月4日、5日を対面もしくはオンラインの個別指導を行う「年末・年始特別授業」の期間としていますので、そこで受験準備の1歩目を踏み出してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年12月11日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 268―

(2023年12月11日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。現在、SOLの教室では来年2月に実施される難関国立大学の帰国生入試や首都圏の有名私立大学の一般入試の中で帰国生が受験しやすいものに向けた準備を進めている人、オーストラリアやニュージーランドの高校でこれから最終学年に入る人、それぞれを対象としたコースの授業を実施しています。2024年4月の大学入学を目指す人が準備にかけられる期間はあと2ヶ月ほどになりましたが、同じ時期に首都圏では私立中学校の入試が行われるため、それに関する記事を新聞やインターネット上で目にすることが増えました。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(5) ―帰国生大学入試についてvol. 376―

(2023年12月9日 15:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、英語でコミュニケーションが取れることが就職活動において有利な材料になることが日本社会で広く共有されたことによって、そのための取り組みを様々な形でしている人が増えたこと、AI技術の発展で自動翻訳技術の精度が上がっていることなどから、今後日本の企業においても英語運用能力を「専門性」と扱う際のハードルが上がるのではないかという話をしました。このようなことを踏まえると、「英語ができればよいところに就職できると聞いているので、海外の大学に進学しても問題はない」と考えている人は進路選択を慎重に検討し直すことが必要になると言えるかもしれません。続きはこちら>>

2025年4月の大学入学を目指す人の冬期授業について(3)―SOLからのお知らせvol.323―

(2023年12月7日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、保護者の転勤などを理由に海外で一定の期間生活した後日本の中学校や高校に編入した人が帰国生入試や総合型選抜を受験する場合、その準備をできるだけ早い段階から始めるのが望ましいという話をしました。これは、春休みや夏休み以外で受験準備に専念できる期間を確保することが難しいといったことが理由ですが、SOLの帰国生大学受験セミナーでは12月26日から29日、来年の1月4日、5日に「年末・年始特別授業」として対面もしくはオンラインの個別指導を実施しますので、来年度に受験予定の人には受講を検討してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年12月4日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 267―

(2023年12月4日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーで、2名の教師が生徒の帰国生入試や総合型選抜に向けた準備のサポートの全てを担当していること、グループ指導の定員を16名に限定していることの理由は、これらの入試で求められているものを習得するのには学習者の精神状態が安定していることが望ましいと僕らが考えていることにあるという話をしました。現在の日本社会では競争万能主義的な考え方が広がっているような印象を受けますが、競争だけが人間を成長させる訳ではないことを我々大人が今一度確認すべきだと思います。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(4) ―帰国生大学入試についてvol. 375―

(2023年12月2日 15:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、ここ数年、日本の経済界で事前に業務の範囲を定めた上で雇用契約を企業と労働者が結ぶ「ジョブ型雇用」に注目が集まっているという話をしました。その前に紹介した新卒採用をいわゆる「高度人材」に限定する動きとは、被雇用者に専門的な考え方や知識、技能を求める方向性という点で共通性がありますが、このような企業の動向を踏まえると、大学で少なくとも専門性を身に付けるための素養を獲得すべきであるということになるでしょう。続きはこちら>>

2025年4月の大学入学を目指す人の冬期授業について(2)―SOLからのお知らせvol.322―

(2023年11月30日 15:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。11月23日に掲載した記事では、カナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校に在籍している人が帰国生入試や総合型選抜を受験する場合、高校を卒業した後の5月もしくは6月からその準備に専念できるものの、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績を受験に向けた学習を始める前に目標となる水準まで上げる必要があることなどから、早い段階からその対策に取り組む必要がある人がいるという話をしました。そのため、SOLの帰国生大学受験セミナーでは12月18日から22日まで少人数制グループ指導を行いますし、その他の時期でも対面もしくはオンラインの個別指導を実施しています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年11月27日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 266―

(2023年11月27日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、一般入試に比べて倍率が低いものが多いという理由だけで簡単に合格できると判断されている帰国生入試や総合型選抜においても、特に首都圏の有名私立大学では不合格になる人が少なくない数出るため、SOLの帰国生大学受験セミナーではそのような状況で生徒と前の入試では何がうまくいかなかったのか、どのような形で学習を進めて行けば次の入試での合格可能性を上げることができるのかを確認するようにしているという話をしました。不合格に終わるのは受験生にとって大きなショックを受けることであるはずですが、この取り組みで早い時期に前を向けるようになる人は少なくないようです。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(6) ―SOLからのお知らせvol.321―

(2023年11月25日 14:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。11月9日に掲載した記事では、SOLの教室にある共有スペースで教師と生徒がコミュニケーションを取る時間が十分にあることで、生徒が学習面において直面している問題や彼ら/彼女らの性格的な特徴を僕らが把握することができ、それによって受験準備の進め方に関するアドバイスをより適切な形ですることができるという話をしました。生徒が様々なトピックにおいてどのような観点で考えを深めていくのが得意なのかを知ることで進路指導に関しても同様の効果が期待できますが、これがオーストラリアやニュージーランドなどの高校に在籍する人に12月4日から始まる少人数制グループ指導の受講を勧める理由の一つになります。続きはこちら>>

2025年4月の大学入学を目指す人の冬期授業について(1)―SOLからのお知らせvol.320―

(2023年11月23日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。現在、「SOLからのお知らせ」では、12月4日から始まる「2024年11月卒業生コース」の少人数制グループ指導の概要をお知らせしています。10月18日に掲載した「SOLからのお知らせvol. 315」では、来年の7月初めまでにニュージーランドで高校の卒業に必要な単位を取得できる場合を除いて、オーストラリアやニュージーランドなどの高校に在籍し来年度の帰国生入試や総合型選抜を受験予定の人は最終学年に入る前の12月、1月から受験準備を始めるべきであるという話をしました。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年11月20日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 265―

(2023年11月20日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、首都圏の有名私立大学で実施される帰国生入試や総合型選抜では、試験日の間隔が開いていたり、合格発表までの期間が長かったりすることに加えて、特に帰国生入試では受験生の人気を集めている大学のものが比較的早い時期に実施されることによって、志望順位が高いものを受けた後にその結果が気になってその後のものに向けた準備に集中できなくなる人が出て来るという話をしました。僕らはこの問題に対応するために、試験会場での生徒の様子を聞いた上で何にどのような形で取り組んでいくべきかを一つひとつの入試の後に彼ら/彼女らと確認するようにしています。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(3) ―帰国生大学入試についてvol. 374―

(2023年11月18日 15:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、海外の大学への進学について考える際に視野に含めるべき社会の変化の一つとして、日本の企業の中で新卒採用をいわゆる「高度人材」に絞っていく動きが広がっていくのではないかと言われていることを挙げました。これが事実であれば、少なくとも経済的に安定した生活を送るためには、大学で専門的な知識や考え方、技能をある程度習得しておく、もしくは将来的にそれを身に付けるための素養を獲得することが重要になると言えるでしょう。続きはこちら>>

11月27日から12月1日までの個別面談などについて ―SOLからのお知らせvol.319―

(2023年11月16日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。SOLの帰国生大学受験セミナーでは、例年、首都圏の有名私立大学で帰国生入試や総合型選抜のほとんどが終了した11月の最終週の1週間6月後半から始まるグループ指導をお休みにするという日程を組んでいます。新年が明けてから実施される帰国生が受験しやすい一般入試などを受ける予定の人や、大学に入った後も英語の学習を継続している人、最終学年に入る前の段階から受験準備を始めている人などからの希望があれば個別指導を実施しますが、それでもこの前後の期間に比べると、僕らが担当している授業の数が大きく減ります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年11月13日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 264―

(2023年11月13日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの教室では、帰国生入試や総合型選抜の試験が実施された直後に、実際に問題に取り組んだ際の様子や面接試験で志望理由書などを見た時の試験官の反応などについて、教師が生徒に話を聞くことが多く、それによって一つひとつの入試で合格に必要なものに関する理解が僕らの中で深まっていくという話をしました。これも、僕らが生徒の受験準備のサポートの全てを担当することによって、生徒とコミュニケーションを取る機会が十分に確保されていることのよい点だと思います。続きはこちら>>

2023年帰国生大学受験セミナーで学んだ人の合格実績について(2023年11月11日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 263―

(2023年11月11日 16:30)

こんにちは。SOLの余語です。今年も11月中旬に入り、帰国生大学受験セミナーの集団授業を受講している生徒が受験する予定の帰国生入試や総合型選抜も残り2、3個になりました。それが終わった後は、帰国生が受けやすい一般入試に向けた準備のサポートを行っていきます。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(5) ―SOLからのお知らせvol.318―

(2023年11月9日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーのグループ指導が行われている時期には、多くの生徒が教師と一緒に時間を過ごせる共有スペースで自習をしており、彼ら/彼女らが課題に取り組んでいる様子を僕らが確認できることにより、一人ひとりにとって望ましい学習の進め方を提案できるという話をしました。これも、特に帰国生入試や総合型選抜の受験準備を始める段階では重要なことだと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年11月6日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 262―

(2023年11月6日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーでは、2名の教師が授業だけでなく日本語小論文などの答案の添削まで担当しているため、一人ひとりの生徒の学力のあり方を総合的に把握でき、それが各大学の帰国生入試や総合型選抜で合格するのに必要なものを正しく推測できることにつながっているという話をしました。そこで得たものを生徒の学習の進め方に関する提案をする時に活かすことができているので、今までの生徒がその内容を適切なものだったと評価してくれているのだと思います。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(2) ―帰国生大学入試についてvol. 373―

(2023年11月4日 14:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、海外の大学への進学について、「保護者の希望である」、「日本の大学の帰国生入試や総合型選抜の受験準備をするのが面倒である」、「日本の高校に通う同じ歳の人に遅れを取りたくない」、「英語ができれば日本の企業への就職が有利になる」といった強いとは言えない理由でそのような選択をするのは慎重になるべきだという話をしました。僕がこのように考えるのには、最近日本の労働市場で見られるようになった変化が関係しています。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(4) ―SOLからのお知らせvol.317―

(2023年11月2日 18:20)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生入試や総合型選抜の受験準備では、特にその初期の段階において、例えば日本語小論文の答案を作成しようとする際に、問題文から読み取りが正確なものか、自分の主張やその論拠が適切なものかといったことを確認したくなるのが通常であるものの、日程や時間の決まっているオンラインの個別指導で教師がそれに柔軟に対応することが難しいという話をしました。このような点からもオーストラリアやニュージーランドなどの高校に在籍している人には帰国生大学受験セミナーの「2024年11月卒業生コース」で12月4日から2ヶ月間実施する少人数制グループ指導への参加を検討してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年10月30日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 261―

(2023年10月30日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、この教室で、生徒から相談があった際に、どのような教材にどれくらいのペースで取り組むべきかといった点について僕らが示す方向性が適切なものであると評価されるのには、一般的な予備校や塾では面談の対応や授業、答案の添削などを分業制にしている一方で、SOLでは2名の教師が全てのサポートを行っていることが関係しているという話をしました。このような体制を取ることによって、一人ひとりの生徒の学力に関する状況を総合的に把握することが可能になります。続きはこちら>>

海外の大学への進学について(1) ―帰国生大学入試についてvol. 372―

(2023年10月28日 15:15)

こんにちは。SOLの余語です。今年もオーストラリアやニュージーランドといった南半球の高校で、最終学年の人が受けるExternal Examが実施される時期になりました。また、アメリカやイギリス、カナダなどの北半球の国でも大学へのアプリケーションを行う期間が迫ってきており、高校卒業後に大学進学を希望する人の中には、(ニュージーランドで高校卒業に必要な単位を早い段階で取得して今年度の帰国生入試や総合型選抜で進学先を確保しているケースなどを除いて)どの国や地域の大学で学ぶのかについて考えている人がいると思います。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(3) ―SOLからのお知らせvol.316―

(2023年10月26日 10:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの「2024年11月卒業生コース」の特徴の一つとして、一般的に想定されているスケジュールよりも早い段階から受験準備のサポートを始めることがあるという話をしました。これには、オーストラリアやニュージーランドなどの高校で学んでいる場合、首都圏の有名私立大学で帰国生入試や総合型選抜が実施されるまでの間、学習に長期間専念できる時期が最終学年に入る前の2ヶ月間しかないことが関係しており、このコースでは12月4日からの6週間、少人数制グループ指導を行います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年10月23日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 260―

(2023年10月23日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーでは集団授業がほとんどである時期においても、生徒一人ひとりが自分の状況に合った形で学習を進められているかを重要視しているという話をしました。それを示す取り組みの一つが、個別学習プランの作成などを通じて教師と生徒が何にどのような形で、またどのようなペースで取り組んでいくのかを随時確認することであり、OBOGからは、僕らが提案したことは入試に対応するのに適切なものであるという評判を耳にすることが多いです。続きはこちら>>

2023年帰国生大学受験セミナーで学んだ人の合格実績について(2023年10月21日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 259―

(2023年10月21日 15:00)

こんにちは。SOLの余語です。10月も下旬となり、今年度の帰国生大学受験セミナーの生徒が受験する帰国生入試や総合型選抜も後半戦に入ってきました。今日は中央大学法学部で英語運用能力特別入試、商学部でドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語・朝鮮語特別入試が実施されており、それぞれ1名の生徒が受験に行っています。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(2)―SOLからのお知らせvol.315―

(2023年10月18日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校を2024年11月もしくは12月に卒業し、2025年4月に日本の大学に入学することを目指す人を対象とした帰国生大学受験セミナーの「2024年11月卒業生コース」の概要をHPに掲載したことをお知らせしました。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年10月16日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 258―

(2023年10月16日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、現在、SOLの教室で学んでいる生徒の様子をお知らせしました。ここまでの入試で入学できる大学を1つ確保した上で来年2月に実施される国立大学などの入試に向けた準備をしている生徒がこれから受験本番を迎える人と一緒に授業を受けていますし、受験が終了したものの古文の学習を続けたいということで通って来る人もいるので、教室の雰囲気は相変わらず活気のあるものになっています。続きはこちら>>

2024年11月卒業生コースについて(1) ―SOLからのお知らせvol.314―

(2023年10月13日 20:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。先日、2023年度帰国生大学受験セミナーのグループ指導の授業に参加している生徒の様子をお知らせしました。半数近くの生徒が第1志望の大学に合格し受験終了となりましたが、この週末からも慶應義塾大学や中央大学、青山学院大学、神奈川大学などの帰国生入試や自己推薦入試の受験を控えている人がいます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年10月11日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 257―

(2023年10月11日 13:30)

こんにちは。SOLの余語です。今年も早いもので10月中旬に入り、帰国生大学受験セミナーのグループ指導が始まって3ヶ月以上の期間が過ぎました。この夏は、東京で連日最高気温が35度を超えるなど記録的な暑さに見舞われましたし、(なぜか報道はほとんどなされませんでしたが)新型コロナウィルスの感染拡大の第9波が襲来していたようですので、僕らも含め、教室に集まる人々が健康状態を良好に維持していけるか不安を感じることがありました。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年8月9日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 256―

(2023年8月9日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。7月17日の記事では、SOLにおいて、今後、例えば日本の公立学校に通っているものの第一言語が日本語でない、もしくは授業のスピードが自分に合わないことなどが理由で学習成果が出ない人のサポートをNPOとして行うことを検討しているという話をしました。この活動には大学に在籍しているOBOGに参加してもらえればと思っていますが、それは彼ら/彼女らにとって相互扶助的なコミュニティーを形成する機会になるはずです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年7月31日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 255―

(2023年7月31日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、自己評価(self-esteem)が低く周りの人とのコミュニケーションに及び腰になっている若い人が多く見られる現在の日本社会において、企業の経営基盤が弱くなり社員教育のプログラムを充実したものにすることが難しくなったことなどで、これまで学んできたり体験したりしてきたことを自分から発信できる力が高く評価されるようになったと述べました。このような変化によって、上で取り上げたような人々は以前よりも相互扶助的なコミュニティーを形成する機会を逸する可能性が高まったと思われます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年7月24日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 254―

(2023年7月24日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。5月1日の記事では、高校から英語圏の国や地域に留学する人をサポートする留学エージェントが公表している情報が英語運用能力を伸ばしたり海外での学校生活に溶け込んだりといったことが順調に進んだケースばかりに偏ったものになっているために自分への評価が低下している人が見られると述べました。少なくとも保護者が満足できるようなものという意味で充実した留学生活を送ることができた人はそれほど多くないということに彼ら/彼女らの周りの人が理解を持つべきだと思います。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (9) ―帰国生大学入試についてvol. 371―

(2023年7月21日 15:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の出願手続き時に提出する志望理由書について、その内容が試験官に18、19歳の人が書いたものとして「自然なもの」と評価されるものがどのようなものかを具体的に理解できるように、SOLの帰国生大学受験セミナーのOGが書いたものを紹介しました。法学や経済学、政治学といった社会科学系の学問を扱う学部・学科を受験する場合に、社会的な活動に参加した体験がどのような役割を果たすことができるのかを確認してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年7月17日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 253―

(2023年7月17日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、教室を三軒茶屋から代沢に移転した後から大学生がアシスタントとしてSOLの活動に参加しているという話をしました。現在の生徒と年齢が近い人がいることは、共通のトピックを見つけやすいため、僕らだけといる時よりもコミュニケーションを取りやすいと感じる人がいるでしょうし、彼ら/彼女らにとってロールモデルにもなってくれるのではないかと考えています。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (8) ―帰国生大学入試についてvol. 370―

(2023年7月14日 15:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の受験において、社会的な活動に参加したことが大学で学びたいと思うものを見つけることにつながったという形で話が展開する志望理由書を面接試験の試験官が18、19歳の人が書いた「自然なもの」(周りの大人が手に入れていないものと言い換えることができるかもしれません)と捉える傾向があるようだと述べました。SOLの帰国生大学受験セミナーで社会科学系の学部・学科を受験しようとしている人はこのような方針で志望理由書を書くことが多いですが、面接試験で過度に厳しい質問が投げかけられたという話を耳にすることはほとんどありません。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年7月10日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 252―

(2023年7月10日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、今年度のSOLの帰国生大学受験セミナーにおいて、公立の学校でスクールカウンセラーをしているOGが生徒の精神状態を安定させるためのサポートしに教室に来てくれる予定だという話をしました。このような役割を担ってくれる人にいてもらうことにした背景には、ここ数年、生徒の中に中学受験をした時や英語圏の国への留学生活で強いストレスを感じたり自己肯定感が低下したりした人が増えており、それによって帰国生入試やAO入試の準備だけでなく、その後の人生においてもネガティブな影響を受ける可能性があると考えていることがあります。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の概要について (5)―SOLからのお知らせvol.312―

(2023年7月5日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。6月28日の記事では、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の3学期(12月4日~12月22日)と4学期(2024年1月8日~3月1日)に実施する授業の進め方についての特徴を紹介しました。この時期に授業を受けている人が受験する入試はある程度限定的なものになりますので、同じような出題傾向を持つものに関しては少人数のグループで過去問の演習を行いますが、その中で見えてくる一人ひとりの克服すべき問題に関しては個人別の課題を設定することで、与えられた時間の中で最大限合格可能性を上げることができるのではと考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年7月3日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 251―

(2023年7月3日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。先週の月曜日から今年度のグループ指導が始まりました。まだ日本の高校に通っている人などが授業に参加できないため、生徒の数も10名でスタートすることになりましたが、皆教室に9時半までに到着し、授業がない時間は共有スペースで小論文や日本語読解の課題に取り組んだり、受験する入試を決めるための相談をしたりと今年も例年と同様の賑やかさがSOLの施設に戻って来たように思います。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(2023年7月1日時点)―SOLからのお知らせvol.312―

(2023年7月1日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。6月24日の記事では、今年度のグループ指導の残席数についてお知らせしましたが、今週に入って新たに2名のお申し込みがあり、定員の16名まであと1人となりました。今後も生徒の数が定員に到達するまで、今年度に帰国生入試やAO入試を受験する人を対象にした個別面談を行いますので、関心のある方には以下のフォームからご連絡いただければと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (20)―SOLからのお知らせvol.311―

(2023年6月28日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。6月21日の記事では、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の3学期(12月4日~12月22日)と4学期(2024年1月8日~3月1日)に実施するグループ指導の申し込みについての説明をしました。これらの学期の授業を受けている人は、例年2月に実施される難関国立大学の帰国生入試や帰国生が受験しやすい形で実施される有名私立大学の一般入試を受験することが多く、準備すべき試験科目の数が入試によって異なります。そのため、この学期では「標準型」もしくは「1教科型」のいずれかを受講者が選択することになります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年6月26日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 250―

(2023年6月26日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、社会学者の上野千鶴子氏がこれからの社会が「予測のつかない社会」であり、そこで起こる様々な変化に対応するために複数の分野に股をかける「ひとりダイバーシティ」を実現すべきと述べているブログ記事を紹介した上で、それに合わせて相互扶助的なコミュニティーを形成する必要があるのではないかという話をしました。そのために周りの人としっかりとしたコミュニケーションを取れることが望ましいと考えていることが、ここで18、19歳の人のコミュニケーションのあり方に関する記事を多く掲載している理由の一つになります。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(2023年6月24日時点)―SOLからのお知らせvol.310―

(2023年6月24日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。今年度も来週から帰国生大学受験セミナーのグループ指導が始まります。どのような形で授業を進めるかについてはこれまでの「SOLからのお知らせ」の記事を確認してもらえればと思いますが(6月26日から9月1日の10週間についてはvol. 292からvol. 302で説明してあります)、6月24日時点で13名のお申し込みがあり、残りの席数が3つとなりました。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (19)―SOLからのお知らせvol.309―

(2023年6月21日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。5月31日の記事では、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の2学期(9月4日~11月24日)の授業が終わった後の時間において、生徒が試験官に問われたことにどのように答えるかについて考えたものにさらに質問を付け加えたり、試験本番と同じ形式での練習に付き合ったりするという形で面接試験の準備のサポートを行っているという話をしました。この試験が合否の判定において大きな意味を持っている帰国生入試やAO入試は限定的ですが、生徒が大きな不安を抱えていることが多いので、一つひとつの入試について彼ら/彼女らが自信を持てるようになるまで模擬面接などをしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年6月19日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 249―

(2023年6月19日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、最近話題になっているChatGPTのようなAIに関連した技術の急速な発展により社会の中で多くの雇用が失われると言われる状況においても、ほぼ全ての論者が、「教師データ」を統計的に処理するというAIの本質が変わらない限り、人間的なコミュニケーションを必要とする領域は大きな影響を受けないと述べているという話をしました。これが、僕らがこれから社会に出る人々のコミュニケーションのあり方に注目する理由の一つです。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (7) ―帰国生大学入試についてvol. 369―

(2023年6月16日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、スウェーデンやデンマークといったヨーロッパの国々で大学に進学する人の平均年齢が日本よりも高い背景に教育制度において学ぶ人の自主性が重視されており、大学は社会的な体験を蓄積することを通じて学びたいと思うことが明確になった時に入学するものであるという社会的な合意があるという話をしました。このようなことを考えても帰国生入試やAO入試においてどの学部・学科を受験するかを決める前に社会的な活動に参加することには意味がありそうです。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の概要について (5)―SOLからのお知らせvol.308―

(2023年6月14日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。5月24日、5月31日の2つの記事で、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の2学期(9月4日~11月24日)のグループ指導における1学期との違いを紹介しました。この時期は、首都圏の有名私立大学で帰国生入試やAO入試が多く実施されます。小論文試験に向けた対策に関しては実際の試験と同様の形式で答案を作成する授業を週に2回行い、授業がない時間に面接試験の準備のサポート(本番を模した練習も含む)をしています。これによって、生徒それぞれが受ける試験に対応するために必要なものを実践的に身に付けられると考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年6月12日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 248―

(2023年6月12日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、現在の帰国生入試やAO入試における小論文試験や面接試験で満足できる結果を出すには問題文の筆者や試験官と「内容的に嚙み合ったコミュニケーション」を取ることができる力が必要であるという話をしました。これがこのブログにおいてSOLの教室で学んでいるような18、19歳の人が周りの人とどのような関係を形成しているのかについての記事を多く掲載している理由の一つです。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (6) ―帰国生大学入試についてvol. 368―

(2023年6月10日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、社会的な問題の解決に貢献するようなボランティア活動などに参加することが帰国生入試やAO入試でどのような学部・学科を受験するかを決めるのにつながることがあるという話をしました。当事者やその周辺にいる人々の話を聞くことによって活動範囲が大人に比べて狭い18、19歳の人が感じる社会問題との距離感が縮まることがその背景にあるのではないかと考えています。続きはこちら>>

2024年9月以降に大学入学を予定している人を対象にした夏期の授業について (1)―SOLからのお知らせvol.307―

(2023年6月8日 20:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。ここまで2024年4月入学者を対象にした帰国生入試やAO入試に向けた準備のための3つのコースの概要をお知らせしてきましたが、SOLの帰国生大学受験セミナーにはそれ以降の9月、もしくは4月に日本の大学に入学することを検討している人の学習をサポートするコース(「大学受験準備コース」)もあります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年6月5日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 247―

(2023年6月5日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、日本社会で今も根強く残っていると言われる「男性稼ぎ手役割意識」を反映した発言や行動に日々の生活の中でふれることで様々な面で「安全志向」になっている男性が少なくないのではないかという話をしました。そして、これが男性と女性の間で見られるコミュニケーションに対する積極性の差を生む要因の一つになっているのではないかと僕は考えています。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (5) ―帰国生大学入試についてvol. 367―

(2023年6月2日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試を受験する人の中には、社会問題に関連したボランティア活動などに参加し、その当事者や関係している人々の様子が確認したり、彼ら/彼女らが置かれた状況の説明を受けたりすることで、小論文試験や英語運用能力試験の対策に強い意欲を持って臨むようになる人がいるという話をしました。これは特に法学や経済学、政治学といった社会科学系の学問を扱う学部・学科を受ける人に見られる傾向であり、そこで取り上げられるトピックに関する現実感が増すことがその要因の一つだと考えられます。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (18)―SOLからのお知らせvol.306―

(2023年5月31日 20:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の2学期(9月4日~11月24日)に、帰国生入試やAO入試の小論文試験のように時間制限を設けた形で答案を作成する「共通小論文テスト」という授業(週2回)があると述べました。この学期は、首都圏の有名私立大学の多くで帰国生入試やAO入試が実施されている期間であり、それに対応する力を実践を通して身に付けるのがそのような授業を設けている目的になります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年5月29日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 246―

(2023年5月29日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、日本のように今でも「男性稼ぎ手役割意識」が強く見られる社会では、男の子が成長していく中で、彼が学校でのものを含めた日常生活をどのような方向性で送っていくかについて保護者や周りの大人が様々な形で介入することが多いと以前から指摘されてきたという話をしました。これがコミュニケーションのあり方にまで及ぶようになると、女子との間の積極性の違いにつながるのではないかと僕は考えています。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (4) ―帰国生大学入試についてvol. 366―

(2023年5月27日 16:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の受験準備について、小論文試験に向けた対策ではないもの(TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験において成績を伸ばすために行うものがその代表的なものです)でも受験生に大きな負担がかかる可能性があるという話をしました。このようなことを考えても、少なくとも実際に試験を受けるまでの期間は学習に対する意欲をできるだけ高い水準で維持する必要があると思います。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (17)―SOLからのお知らせvol.305―

(2023年5月24日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLからのお知らせ」vol. 292からvol. 302までの各記事では、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導の特徴を説明しました。このコースでは、9月4日以降も全ての生徒が受験終了になるまでグループ指導が継続し、それは1学期のものと全般的に大きな違いはありません。ただし、2学期(9月4日~11月24日)は首都圏の有名私立大学の多くで帰国生入試やAO入試が実施される時期であり、それに合わせた変更点がありますので、今回はそれについて述べたいと思います。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (3) ―帰国生大学入試についてvol. 365―

(2023年5月19日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の小論文試験の対策をする際には、自分が受験する学部・学科が専門領域としている学問に関係するものを学ぶ意欲をできるだけ高い水準で維持する必要があるという話をしました。競争が激しい首都圏の有名私立大学のものについてはある年度に出題されるトピックがどのようなものになるかという絞り込みを行うことが難しく、理解を深めるべきものが多くあるというのがその理由です。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の概要について (4)―SOLからのお知らせvol.304―

(2023年5月17日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。5月3日の記事まで、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導で生徒が一日をどのように過ごすのかについての説明をしてきました。海外から日本の高校に編入した人や、中学校卒業以前の段階で海外の教育機関に在籍した経験がある人を対象とした「日本の高校3年生コース」の生徒も、例年、高校が夏休みに入ったところから「既卒生/23年5月・6月卒業生コース」の授業に合流することにしています(「日本の高校3年生コース」の2学期です)ので、受講を検討している人は「SOLからのお知らせvol. 292」からの記事を参考にしてもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年5月15日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 245―

(2023年5月15日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、女性が社会参加しやすい状況を整えることが重要な政策の目標の一つとなっているとされる現在の日本社会においても「男性稼ぎ手役割意識」が根強く残っていることを確認した上で、それがSOLの教室内などで見られる男性と女性の間のコミュニケーションに対する積極性の違いにつながっている可能性があるのではないかという話をしました。今回は、そのように考える理由の一つについて述べたいと思います。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (2) ―帰国生大学入試についてvol. 364―

(2023年5月13日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、早稲田大学政治経済学部のグローバル(海外就学経験者)入試や慶應義塾大学SFCの2つの学部が実施しているAO入試のように、出願手続き時に高校在学中に行った活動に関する書類を作成しなければならないものだけでなく、法学や経済学、政治学といった社会科学系の学部の帰国生入試やAO入試を受験する場合にも社会的な活動に取り組むことが望ましいという話をしました。今回は、僕がそのように考える理由の一つを紹介したいと思います。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」のお申込みについて―SOLからのお知らせvol.303―

(2023年5月10日 18:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。1月11日の記事では、オーストラリアやニュージーランドの高校に通う人を対象にした「2023年11月卒業生コース」の3学期(2023年6月26日~9月1日)の概要をお知らせしました。この時期はニュージーランドの高校で卒業に必要な単位を全て取得し日本に本帰国できる人もいれば、高校の授業があるためterm間の休暇期間しか帰国生入試やAO入試の受験に向けた準備に専念できない人もいます。そのため、個人の状況に合わせる形で授業の形式やスケジュールを組んでいきます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年5月8日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 244―

(2023年5月8日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。4月24日の記事では、SOLの教室で学んでいる人の様子を見ていると、(少なくとも教室に通い始めた段階では)女子の方が男子よりもコミュニケーションに積極的であると思われるという話をしました。同じような印象を持つ状況に接することは個人的によくありますし、他の人が男性と女性の間のコミュニケーション力の差に言及するのをメディア上などで頻繁に耳にしますので、これはこの社会で一定の広がりを持つ現象と言っていいのかもしれません。続きはこちら>>

社会的な活動への参加について (1) ―帰国生大学入試についてvol. 363―

(2023年5月5日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回まで、主に首都圏の有名私立大学で実施される帰国生入試やAO入試、そして帰国生が受験しやすい一般入試の概要を紹介してきました。今年度に実施されるものの要項は4月下旬から徐々に公開されていくことになりますが、受験を予定している人にはここまでの記事を参考に自分がその準備として何をすべきかを考えてもらえればと思います(4月3日に掲載した記事で述べましたが、SOLでは海外の高校で学んでいる人が卒業までにすべきことをリストにしたものをメールなどでお送りしています。ご希望の方はこの記事の最後にあるフォームなどからご連絡ください)。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (16)―SOLからのお知らせvol.302―

(2023年5月3日 19:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、授業が終わった後の自習時間に入学を希望する大学や学部・学科を選ぶための取り組みをしている人がいるという話をしました。それを満足いくものにするために、僕らはどのような本を読むべきか、どの入試では合格するのに外国語運用能力試験や小論文試験などにおいてどのような条件を満たすことが求められているかといった点についてアドバイスをしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年5月1日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 243―

(2023年5月1日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。3月27日の記事では、高校などから英語圏の国や地域に留学した人の中には、現地の人としっかりとした人間関係を築くことにこだわりを見せる人が多く、英語運用能力が順調に伸びないことなどが理由でそれを実現できなかった時に自分への評価が厳しいものになる可能性があると述べました。これには、海外の高校での生活について一般的に抱かれるイメージだけでなく、彼ら/彼女らが日本の学校にいる間に「スクールカースト」的な感覚を内面化していることが関係しているのではないかと考えています。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (15)―SOLからのお知らせvol.301―

(2023年4月28日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、授業が終わった後の自習時間に志望理由書を中心とした帰国生入試やAO入試の出願手続きで提出する書類を生徒が作成しているという話をしました。これらの書類が合否の判定に大きな影響を与える入試は限られていますが、面接試験がうまくいくかに強い不安を感じている人は少なくないので、受験する全てのものについて教師とそれらの内容について相談したり、文章の添削を何度でも受けたりできるようにしています。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (14)―SOLからのお知らせvol.300―

(2023年4月26日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、一人ひとりの生徒が月の初めに教師と相談の上、自分なりの学習プランを作成し、それに合わせた取り組みを授業が終わった後の自習時間に行っていると述べました。このような形で学習を進める背景には、帰国生入試やAO入試の中には他には見られない特徴を持っているものがあることや、受験準備を始める前の段階でどのようなことを行ってきたかによって個人の学習状況が大きく異なることがあります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年4月24日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 242―

(2023年4月24日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。4月初旬から、教室で対面授業を受けている人の数が増えました。毎日教室に来る生徒は3月下旬まで2人だったのが4人になりましたし、夕方に個別指導を受けている日本の高校生も3人います。それに合わせて、授業がない時間に共有スペースの大きなテーブルの周りで何人かの生徒が話をするようになりましたが、このように生徒の人数が増えた際にはまず女子の間でコミュニケーションが取られるようになり、それが徐々に全体に広がっていくというのがSOLの教室で例年見られる光景です。続きはこちら>>

2022年度の生徒の合格実績について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 241―

(2023年4月21日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。先日、2022年度にこの教室で学んだ人の中で最後まで進学先が決まらなかった人の書類審査の結果が出て、無事合格してしました。今年も例年通り、学習状況や心身の健康状態といった点で様々な問題に直面している人がいました。しかし、僕らが理想的と考えている学習環境を生徒にとってもよいものであったためか、受験に向けた準備を行う日々が充実したものになったという声を多く聞きましたし、生徒全員が自分なりに満足できる結果を残せたようです。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (13)―SOLからのお知らせvol.299―

(2023年4月19日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、小論文試験対策の授業で出された課題に関して本やインターネットで調べたり、添削された答案に付けられたコメントを踏まえて書き直しを行ったりすることに授業が終わった後の自習時間の中で生徒が取り組んでいるという話をしました。どちらも小論文試験で評価の高い答案を書けるようになるために重要なプロセスであり、僕らもここで出てきた質問などへの対応に時間を使うようにしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年4月17日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 240―

(2023年4月17日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事で、4月の第1週に2023年度の「日本の高校3年生コース」の生徒を中心に少人数でのグループ授業を行ったという話をしましたが、ここは前の年度にSOLの教室で学んだ人が大学の入学式を迎える時期でもあります。例年、3月下旬に各大学で入学者を対象としたガイダンスなどが始まった段階から教室に遊びに来る人がおり、その中には自分の実家がある地域から上京してきたので僕らに挨拶をしたいと言う人だけでなく、大学生活に関して不安に思っていることを聞いてほしいと言う人もいます。続きはこちら>>

帰国生が準備をしやすい一般入試について ―帰国生大学入試についてvol. 362―

(2023年4月14日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、関西圏の私立大学が実施している帰国生入試やAO入試を取り上げました。海外の教育機関で学んだ経験のある人の間では以前から首都圏にある大学の人気が高く、その結果として関西圏にある私立大学での競争は比較的緩やかなものになっています。ただし、これはその学習環境が劣ったものであることを必ずしも意味するものではありませんので、海外に滞在した経験の成果を英語運用能力試験の成績といった面で十分に示すことができない人などは進学先の候補に含めるのがよいと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (12)―SOLからのお知らせvol.298―

(2023年4月12日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、小論文試験対策の授業の答案を授業より前に提出することにしているため、ほとんどの生徒が自分の授業が終わった後も教室で自習しているという話をしました。その過程で、問題文の内容が理解できない箇所があったり、自分の主張の適切さに確信が持てなかったりした場合にいつでも確認できるように、共有スペースに少なくとも1人は教師がいるように授業のスケジュールを設定しています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年4月10日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 239―

(2023年4月10日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。先週は、オーストラリアから一時帰国してきた人がおり、また日本の高校に在籍していて春休みに入った人が複数名いたので、帰国生入試やAO入試の小論文試験対策の授業を少人数グループ指導という形で行いました。1月から2人で授業を受けている人も変わらず通って来ているので、教室が昨年の11月末に多くの生徒が受験を終了して以来、OBOGが週末に集まった時を除けば、久しぶりに賑やかな雰囲気になりました。続きはこちら>>

関西圏の私立大学の帰国生入試などについて ―帰国生大学入試についてvol. 361―

(2023年4月7日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、首都圏の有名女子大学の帰国生入試や総合型選抜を取り上げました。以前から帰国生入試を実施している聖心女子大学や津田塾大学は、社会的に同様の評価を受けている他の大学のものよりも入試における競争が緩やかなものになっていますが、それは学べる内容に偏りが見られるといった要因によるもので、学習環境としては充実したものを持っています。英語運用能力試験の成績といった点で海外に滞在したことの十分な成果を出すことができなかったと思う人は受験を検討してもいいのではないかと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (11)―SOLからのお知らせvol.297―

(2023年4月5日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」で1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導には、「早稲田大学帰国生入試対策」や「早稲田大学政治経済学部入試対策」、「上智大学文学部哲学科対策」、「上智大学法学部対策」のように受験する大学や学部・学科に合わせて、もしくは「個人別TOEFL iBT・IELTS・TOEIC対策」のようにTOEFL iBTやIELTSのスコアの状況に合わせて追加して受講する授業があるという話をしました。これらの授業を取っている人の授業が終わる時間は、遅い場合だと18時5分になります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年4月3日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 238―

(2023年4月3日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。今年も早いもので4月に入りましたが、海外の高校を卒業して帰国生入試やAO入試を受験する場合、ここから日本に帰国するまでの間にしておくべきことがいくつかあります。例えば、このブログでも以前の記事で述べている通り、TOEFL iBTやIELTSのような英語運用能力試験の成績は多くの入試において合否の判断の主な材料の一つになりますが、海外にいる間に目標としているスコアを取れるよう学習を進めるべきと帰国生大学受験セミナーのグループ指導を受講する予定の人に僕らは話すようにしています(オンラインでの個別指導でそのサポートも行っています)。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (10)―SOLからのお知らせvol.296―

(2023年3月31日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」で1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、「人文科学系小論文」や「社会科学系小論文」のように入学を希望する学部・学科に応じて受講を選択するものや、「英語環境出身者のための日本語表現」のように高校が採用していたカリキュラムによって参加するかどうかが決まるものがあるものの、ほとんどの生徒がこれらの授業全てに参加しているという話をしました。その結果、最低限の授業しか受講しない人でも月曜日から金曜日まで9時半から12時25分、もしくは9時半から14時50分といった時間帯に授業があることになります。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (9)―SOLからのお知らせvol.295―

(2023年3月29日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」で1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、全ての生徒が受講することになっている「共通小論文」や「日本語読解・語彙」の概要を紹介しました。これらの授業は、事前に答案を作成することを原則としており、授業時間全ては教師と生徒の間のコミュニケーションに充てることにしています。このような形で授業を行うことで、生徒が帰国生入試やAO入試に対応するために必要なものをより多く吸収することが可能になると考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年3月27日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 237―

(2023年3月27日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。3月13日の記事では、高校から英語圏の国や地域に単身留学した人のように、14、15歳という年齢から海外の教育機関で学び始めた場合、自分の価値観などを周りに共有できる水準まで英語運用能力が伸びるのには時間がかかる上に、人間関係の中心が学校のような家庭の外で出会う人に移っているため、自分の能力や適性がどのようなものであるか、自分が考えるよい生活の送り方が社会で許容されるのかといった点を確認することが難しくなると述べました。この結果、自分に対する評価が厳しいものになるということが起きる可能性があります。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (8)―SOLからのお知らせvol.294―

(2023年3月24日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、月曜日から金曜日の授業の開始時間を9時半としているという話をしました。これには、日々の課題に集中力を伴った形で取り組むためには生活リズムを整えた方がよいことだけでなく、入試の本番でそこまでに蓄積した力を最大限発揮するのに普段から同じようなスケジュールで生活をすることが望ましいことがあります。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (7)―SOLからのお知らせvol.293―

(2023年3月22日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回の記事では、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(2023年6月26日~9月1日)から実施される定員16名のグループ指導について、どのような形で授業の申し込みをしていくのかを説明しました。帰国生大学受験セミナーのグループ指導では、学期に関わらず、小論文試験の対策や日本語運用能力の向上を目的とした授業を生徒全員が受講し(「標準型」と呼んでいます)、それに一人ひとりの状況に合わせたものを追加してもらうことにしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年3月20日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 236―

(2023年3月20日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。この教室で実施している帰国生大学受験セミナーでは、生徒一人ひとりにとってどのような形で学習を進めて行くのが最も効果的なものになるかを考えるために、彼ら/彼女らがこれまでにどのような環境に置かれてきたのか、そこでどのような教育を受けて来たのか、それに対してどのような思いを抱いていたのかといったことを訊くようにしています。それを十分に行うことができるような時間的な余裕を確保することが、6月下旬から実施するグループ指導の定員を16名にしたり、職員室のような教師と生徒のコミュニケーションを妨げるものをできるだけ設けないようにしたりしている目的の一つです。続きはこちら>>

首都圏の女子大学の帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 360―

(2023年3月17日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、立教大学の法学部や社会学部、異文化コミュニケーション学部、GLAP(Global Liberal Arts Program)で実施される国際コース特別入試の概要をお知らせしました。この国際コースが大学に入学してきた人の知的な好奇心を満たすことについてどれだけのことができるかについては、安定的に確保できる教員の数やカリキュラムのあり方から大きな疑問が残りますが、海外の教育機関で学んだ経験を持つ人の中に受験したいと考える人は多くいるようです。入試は自由選抜入試と同じ形で行われますので、2月24日の記事も参考にしてください。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (6)―SOLからのお知らせvol.292―

(2023年3月15日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。2月15日の記事では、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」において、海外の大学に進学したものの第二言語である英語などを用いて専門的な学びをすることに困難を感じた人も受け入れているということを説明しました。日本の大学は編入試験で学生を入学させることに消極的なところが多いですし、アメリカやカナダのコミュニティー・カレッジに通っている場合には出願資格も得られないのが一般的ですが、1年生からやり直すのであれば、帰国生入試やAO入試で受験するものを十分に揃えることが可能です。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年3月13日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 235―

(2023年3月13日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。1月23日の記事では、カナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏の国や地域に単身留学をする人が海外に渡航する14、15歳といった時期が「自己のあり方」を安定したものにするプロセスの中にあり、身近にいる人などとコミュニケーションを取ることによって、「自分が社会の構成員の一人として受け入れられないのではないか」というような思いを克服できることが多いと述べました。他の人がどのような価値観を持って生活を送っているかといった点を理解することは、自分に対する評価を一定の水準で維持することにつながります。続きはこちら>>

立教大学の国際コース選抜入試について ―帰国生大学入試についてvol. 359―

(2023年3月10日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、立教大学の全ての学部で実施される自由選抜入試の概要をお知らせしました。この入試は他の大学の「総合型選抜」や「自己推薦入試」に当たるものですが、合否の判定に関係するものは高校や英語運用能力試験の成績や出願手続き時に提出した書類、筆記試験(多くの学部では小論文試験ですが、外国語や政治・経済に関わる問題を出題するところもあります)の出来など、学部・学科・専修によって様々です。自分が受験するところでは何が重視されるかを入試要項などで確認した上で受験に向けた準備を進めていきましょう。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の概要について (3)―SOLからのお知らせvol.291―

(2023年3月8日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、海外から帰国し日本の高校に編入したり、高校入学以前の段階で海外の教育機関に在籍した経験を持っていたりする人を対象とした「日本の高校3年生コース」の1学期(2023年1月4日~6月30日)の概要をお知らせしました。この学期では、対面もしくはオンラインでの個別指導において、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験や日本語小論文試験の対策に関するものに加えて、日本の高校で教師などと良好な関係を築くためのサポートを行っています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年3月6日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 234―

(2023年3月6日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。2月27日の記事では、SOLの帰国生大学受験セミナーにおいて、帰国生入試やAO入試の受験、またはその準備において十分な成果を出すために、例えば生活リズムを整えるというように、個人の精神状態を安定させるのに何が必要かについてのアドバイスをしているという話をしました。この教室では、最近、18,19歳になるまで育ってきた環境といった要因により精神的な問題に直面している人が増えたように思います。このような状況は大学受験だけでなく、個人の生活全般に悪影響が及ぼすものですので、来年度以降は子どもの精神面でのケアの仕事をしているOBOGと連携することも考えています。続きはこちら>>

今年度の生徒の合格実績について(2023年3月4日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 233―

(2023年3月4日 15:30)

こんにちは。SOLの余語です。この教室では、昨年12月の初めから2月の終わりまで、生徒が首都圏の有名私立大学の一般入試に向けた準備をしていました。ほとんどの人がIELTSのスコアを活かせるものや、国語と英語の試験の対策をすればよいものを受験することにしていた一方で、試験科目に日本史がある入試を受けようとした人もいます。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の概要について (2)―SOLからのお知らせvol.290―

(2023年3月2日 12:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、海外から帰国し日本の高校に編入したり、高校に入学する以前の段階で海外の教育機関で学んだ経験を持っていたりする人を対象とする、帰国生大学受験セミナーの「日本の高校3年生コース」の授業を行う日程をお知らせしました。SOLの帰国生大学受験セミナーには例年、日本の高校に通っている生徒が3~5名在籍しています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年2月27日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 232―

(2023年2月27日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーにおいて、生徒の受験準備のサポートの一環として、健康状態に関するアドバイスをしていることを紹介しました。帰国生入試やAO入試を受ける人の中にはその準備期間が3、4ヶ月しかないという人が多くいますが、そこで十分な成果を上げるには様々な活動を支える身体の状態が良好であることを望ましいと思われます。しかし、現代社会ではそれを阻害する要因が存在してしまうため、そのような状況がなかなか実現できないケースにどのように対処するかが重要になるのです。続きはこちら>>

立教大学の自由選抜入試について ―帰国生大学入試についてvol. 358―

(2023年2月24日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、一般入試などで多くの受験生を集める立教大学の経営学部が実施している帰国生入試の概要をお知らせしました。この入試では学部が指定する英語運用能力試験の成績と小論文試験の出来で合否が判定されますが、実施される時期が遅く巻き返しを狙う人が集まってくることもあるため、受験に向けた準備においてはこの2つの試験にできるだけ高い水準で対応できることを目指すべきだと思います。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の概要について (1)―SOLからのお知らせvol.289―

(2023年2月22日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要をお知らせしていますが、今回からそれと交互に掲載する形で、「日本の高校3年生コース」についても紹介していきたいと考えています。このコースは、海外の高校から日本の高校に編入した人や、高校入学以前に海外に滞在していた経験のある人、短期留学の経験を活かしAO入試を受験する予定の人を対象としたコースです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年2月20日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 231―

(2023年2月20日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、「合わせ鏡」のように個人が以前から持っていた考えや直感的に抱いた感情に対する信頼を強固なものにする特徴があると言われるインターネットの普及によって、帰国生入試やAO入試に関しても自分の考えていることに合った情報を探し出すことで時間や労力を浪費してしまう人が見られると述べました。このような状況を回避するためには、身近な人が受験準備をサポートする人に信頼を寄せている姿に接することが重要であり、その意味でもSOLの帰国生大学受験セミナーの12月・1月の時期はオーストラリアやニュージーランドの高校でその後に最終学年に入る人にとって重要な時期と言えると思います。続きはこちら>>

立教大学経営学部の帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 357―

(2023年2月17日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの記事では、首都圏の有名私立大学の中でも最も多様な入試制度を展開していると思われる法政大学の特別入試の概要をお知らせしました。その中には、海外の教育機関で学んだ経験があり、英語運用能力が高い人が受験できるものがいくつもありますので、関心がある人は大学のホームページで自分がどのようなものを受験できるのかを確認するのがいいと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (5)―SOLからのお知らせvol.288―

(2023年2月15日 19:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期以前(2023年1月4日~6月23日)の個別指導を受けている人の中には、前年にオーストラリアやニュージーランドの高校を卒業した人がいると述べました。彼ら/彼女らがこのような方向性で帰国生入試やAO入試の受験に臨むのは、日本の大学が帰国生と言えば北半球の高校を卒業している人と想定していることが多いため、授業の日程などが大きく異なる南半球の高校に通う人が入試において満足できる結果を残すことが難しくなるからです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年2月13日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 230―

(2023年2月13日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーの12月、1月の2ヶ月間は、オーストラリアやニュージーランドの高校でその直後に最終学年に入る人にとって、どのような学習上の特性を持った人がどのような形で帰国生入試やAO入試の受験準備を進めて行くべきなのかを具体的に確認できる機会となることを説明しました。これはインターネット上で情報収集しているだけではよく分からないことですので、効果的に学習を進めるのに重要なことだと考えています(その他の時期でもOBOGが教室に来る時に生徒に話をしてもらっています)。続きはこちら>>

法政大学の国際バカロレア利用自己推薦入試について ―帰国生大学入試についてvol. 356―

(2023年2月10日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、法政大学の経済学部や法学部国際政治学科の英語外部試験利用自己推薦入試の概要をお知らせしました。この入試はTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験で一定以上のスコアを取得した人に出願資格を与えるものですが、経済学部ではその時々の経済学に関連する社会問題に関する小論文の問題に取り組まなければなりませんし、法学部国際政治学科では面接試験において自己プレゼンテーションをすることが求められます。それぞれの特徴に合った対策をしましょう。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (4)―SOLからのお知らせvol.287―

(2023年2月8日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期以前(2023年1月4日~6月23日)の個別指導において、アメリカの教育制度で大学入学資格を取得するための統一試験であるSATの受験に向けたサポートなども行っていると述べました。帰国生入試やAO入試で海外の教育制度における大学入学資格を取っていることが出願資格を得るための条件になっているものは非常に少ない数しかありませんが、そのスコアがアメリカやカナダの高校に通う人やIBのcertificateだけを持っている人にとって合否を決めるものになる入試があるのは事実ですので、僕らも彼ら/彼女らがSATを受けるのをサポートしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年2月6日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 229―

(2023年2月6日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、例年、12月、1月の2ヶ月間は首都圏の有名私立大学の一般入試などの受験を控えた生徒とオーストラリアやニュージーランドの高校で最終学年に入ろうとしている生徒が教室という空間を共有することになる時期であり、彼ら/彼女らがコミュニケーションを取ることによって双方にとってよい影響があることを説明しました。現在、教室で受験準備をしている人の中には、「後輩に恥ずかしいところは見せられない」と言ってこれまで以上に強い意欲を持って学習に取り組んでいる人もいます。続きはこちら>>

法政大学経済学部や法学部国際政治学科の英語外部試験利用自己推薦入試について ―帰国生大学入試についてvol. 355―

(2023年2月3日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、法政大学グローバル教養学部(GIS)の自己推薦12月入試の概要をお知らせしました。この入試を海外の高校を卒業した人が受験する場合には学部が指定する大学入学資格を取得することが必要になりますし、出願手続きや試験に向けた準備による負担が比較的軽減されるS資格を取得するためにTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績をどの水準まで伸ばすべきなのかを入試要項で早目に確認した方がいいでしょう。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (3)―SOLからのお知らせvol.286―

(2023年2月1日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期以前(2023年1月4日~6月23日)について、基本的に対面もしくはオンラインでの個別指導という形で授業を行っていること、多くの場合、その内容をTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策にしていることを述べました。帰国生入試やAO入試ではこれらの試験の成績によって合格可能性がある大学や学部・学科が異なってきますし、単に問題演習を繰り返すだけでは成績が伸びないケースも多く見られます。このようなことを踏まえると、早い時期に正しい方法で対策を始めた方がいいでしょう。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年1月30日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 228―

(2023年1月30日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。先週で「2023年11月卒業生コース」の1学期の授業が終了しました。昨年まではオーストラリアやニュージーランドが新型コロナウィルスの感染対策のために国境を封鎖したため、グループ指導をオンラインで実施せざるを得なかったのですが、今回は対面での授業でしたので、生徒と様々な形でコミュニケーションが取れました。これからは、term間の休暇までオンラインの個別指導で受験準備のサポートを行うことになります(グループ指導に参加していた「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の生徒2名には引き続き対面で授業を実施します)。続きはこちら>>

法政大学グローバル教養学部(GIS)の自己推薦12月入試について ―帰国生大学入試についてvol. 354―

(2023年1月27日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、法政大学の文学部や経営学部で実施されている帰国生入試の概要をお知らせしました。この入試では、出願手続きにおいてTOEFL iBTのスコアの提出だけが認められていることと、小論文試験の問題が自分の主張を形成する際に参考にできる文章が付かない形のものであるため、それに合わせた形で対策を進めなければならないことに注意が必要です。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (2)―SOLからのお知らせvol.285―

(2023年1月25日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの3つのコースの中で例年最も生徒の数が多い「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の日程をお知らせしました。このコースはカナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校を2023年5月・6月に卒業する人や、国や地域に関係なくそれ以前の時点ですでに高校を卒業している人(別の記事でも述べますが、オーストラリアやニュージーランドの高校を卒業した翌年に帰国生入試やAO入試を受験するという人が通常2、3人います)を対象にしたものです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年1月23日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 227―

(2023年1月23日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、日本語を母語とする人が英語圏の教育機関で学んだ場合に学校の授業にある程度参加できるようになるのに順調に行っても2年くらいかかるという言語学習に関する研究で明らかになっていることを踏まえると、例えばカナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏の国や地域に高校から単身留学した人が自分の考えや感情を周りの人に共有できない状態のまま長い期間を過ごさなければならないことが多いと述べました。これによって自己評価(self-esteem)が下がってしまうことがあるのではないかと僕は考えています。続きはこちら>>

法政大学文学部や経営学部の帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 353―

(2023年1月20日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、中央大学の文学部や国際経営学部が実施している自己推薦入試の概要をお知らせしました。前者を「外国語型」で出願する場合には筆記試験や面接試験で外国語運用能力を様々な側面から測られますし、後者ではA4用紙2枚くらいの長さで志望理由を説明する英語エッセイの提出が求められます。それぞれに合った対策にしっかりと時間をかけた方がいいと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (1)―SOLからのお知らせvol.284―

(2023年1月18日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。ここまでオーストラリアやニュージーランドの高校に通う人を対象にした「2023年11月卒業生コース」の概要をお知らせしてきましたが、今回から例年SOLの帰国生大学受験セミナーにおいて人数的に最も多いグループとなる(と言っても、グループ指導の定員が16名であるため、大手の予備校や塾と比べると少ないですが)「既卒生/2023年5月・6月コース」の特徴なども取り上げたいと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年1月16日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 226―

(2023年1月16日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、現代の日本社会において自己評価(self-esteem)が低く新しいことに挑戦する意欲が弱い若者が他の先進国よりも多く見られることに、中学受験やその準備に代表されるような厳しい競争に早い段階から巻き込まれるようになっただけでなく、成績が上がらない時などに保護者に強く叱責されるといった形で家庭内でも否定的な評価を受けるようになったことが関係しているのではないかと述べました。これは社会構造的な問題でもあるので仕方がないとも言えますが、若い人が将来安定した生活をできるかに関わってくるものであることにより注意を払うべきだと思います。続きはこちら>>

中央大学文学部や国際経営学部の自己推薦入試について ―帰国生大学入試についてvol. 352―

(2023年1月13日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、中央大学商学部の英語運用能力特別入試やドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語運用能力特別入試の概要を紹介しました。後者の入試に関しては、中国や台湾の現地校を卒業した人が受験することが多いようですが、学部指定の中国語運用能力試験の成績を提出するだけでなく、大学が作成した外国語試験の受験も求められており、中国語のネイティブでも難度が高いと感じられるもののようですので、対策をしっかり行うべきだと思います。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」の概要について(8)―SOLからのお知らせvol.283―

(2023年1月11日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。昨年の12月21日の記事では、オーストラリアやニュージーランドの高校に通う人を対象にした「2023年11月卒業生コース」の2学期(2023年1月27日~6月23日)の概要をお知らせしました。この時期はterm間にある2週間程度の休暇を除いては、高校の授業が毎日ありますので、基本的にzoomを使ったオンラインでの個別指導という形で授業を行い、例年IELTSのスコアが目標としているものに届くまでその対策を授業内容の中心としています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年1月9日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 225―

(2023年1月9日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。2022年11月21日の記事では、現在の日本社会において中学受験やその準備に代表されるように若い人が早い段階から競争に参加することを迫られるようになっており、予備校や塾が企業的に運営される中で一般的に高い評価されるような受験実績を残しそうな一部の人だけが優遇されることによって、それ以外の人の自己評価(self-esteem)が下がっているのではないかと述べました。このような流れに飲み込まれないように、SOLは特定非営利活動法人(NPO)として帰国生入試やAO入試を受験する人のサポートを行っています。続きはこちら>>

中央大学商学部の英語運用能力特別入試などについて ―帰国生大学入試についてvol. 351―

(2023年1月6日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。2022年12月16日の記事では、中央大学経済学部が実施している海外帰国生等特別入試や英語運用能力特別入試、ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語運用能力特別入試の概要を紹介しました。この学部はこれらの入試を一体のものとして運営していますが、小論文試験の出来と外国語運用能力試験(海外帰国生等特別入試では学部が作成する外国語試験)の成績をバランスよく見るもので、例えば英語運用能力特別入試を受験する場合に、小論文試験の準備が十分にできていれば、TOEFL iBTで70台後半、IELTSで6.0から合格可能性が出て来ます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2023年1月4日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 224―

(2023年1月4日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。明けましておめでとうございます。このブログはアメリカやカナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏の国や地域だけでなく、中国や東南アジアの国々などに滞在している人も読んでくれているようですが、新しい一年をどのように迎えることができたでしょうか。続きはこちら>>

年末年始のお電話の受付について ―SOLからのお知らせvol.282―

(2022年12月28日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。SOLでは、2022年12月30日から2023年1月3日までを年末年始のお休みとします。そのため、この期間は平日の9時30分から19時30分まで受け付けているお電話に対応することができません(対面もしくはオンラインでの個別面談に関しても同様です)。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年12月26日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 223―

(2022年12月26日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。SOLの帰国生大学受験セミナーは、一般入試が行われる2月までグループ指導が続きますし、12月初めからオーストラリアやニュージーランドの高校に在籍していて来年度に帰国生入試やAO入試を受験する予定の生徒を対象にした授業も行っていますので、どこが一年の終わりかを決めることが難しいのですが、カレンダー上は2022年の最終週となりました。今週は、29日までグループ指導を行い、その後OBOGに手伝ってもらう形で教室の大掃除をして一年を締めくくる予定です。続きはこちら>>

今年度の生徒の合格実績について(2022年12月23日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 222―

(2022年12月23日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。現在、教室では5人の生徒が首都圏の有名私立大学の一般入試を来年の2月に受験するための学習に取り組んでいます。1年の初めに決めたスケジュールでは、12月26日から12月29日までの期間を年末特別授業とし、教師:生徒を1名:1名、もしくは1名:2名の個別指導を行う予定でしたが、予想していたよりも参加する人が多く、彼ら/彼女らの学習課題が大きく重なっているため、通常通りのグループ指導として授業を実施します。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」の概要について(7)―SOLからのお知らせvol.281―

(2022年12月21日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。11月30日の記事では、オーストラリアやニュージーランドの高校に通う人を対象にした「2023年11月卒業生コース」の1学期(2022年12月5日~23日、2023年1月4日~1月24日)について、新型コロナウィルスの感染拡大のような人の国境をまたぐ移動を制限するような問題が起こらない限り、グループ指導を対面で行うと述べました。帰国生入試やAO入試は受験生のコミュニケーション力が試されるものですが、教室に通うことでそれを伸ばす機会を最大限確保できると思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年12月19日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 221―

(2022年12月19日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、最近、SOLの生徒の中で、どの大学や学部・学科を受験するか、もしくはどのように学習を進めていくかについて保護者が介入してくることに対し強い反発を見せる人が増えていると述べました。その理由としては、彼ら/彼女らが自立する姿勢を見せるようになる年頃であることや、留学をすることを親に強要されたと捉えていることなど、様々なものが考えられますが、このような状況は学習意欲を低下させることにつながる可能性があるので、周りの大人が大学受験に向けたサポートのあり方について慎重に考えるべきだと思います。続きはこちら>>

中央大学経済学部の海外帰国生等特別入試などについて ―帰国生大学入試についてvol. 350―

(2022年12月16日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、中央大学法学部が実施している英語運用能力特別入試の概要を紹介しました。この学部はこれまで法曹界の関係者を多く輩出しており、そのために必要な学習環境が整っているとして社会的な評価が高いものになっているため、受験者に一定水準以上の日本語運用能力があることを求めていると考えられますが、少なくとも政治学科においては英語をどれくらい使うことができるかが合否の判定において重視されるようです。そのため、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策を十分に行っておくべきでしょう。続きはこちら>>

12月下旬の個別面談について ―SOLからのお知らせvol.280―

(2022年12月14日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生入試やAO入試の小論文試験やIELTSの対策を行う「2023年11月卒業生コース」の12月後半のグループ指導に、カナダやアメリカ、イギリスなど北半球の国の高校を2023年5月もしくは6月に卒業する予定の人にも参加してもらうことができることをお知らせしました。早い時期に受験に向けた学習を体験することで、日本に本帰国する前にどのようなことに取り組めばいいかを確認してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年12月12日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 220―

(2022年12月12日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。11月28日の記事では、保護者が帰国生入試やAO入試の受験に前のめりになっている人ほど学習意欲を引き出すことが難しいという傾向が、今年度のグループ指導を受けた生徒の様子からも確認できたと述べました。これらの入試でよりよい成果を出すために必要な英語運用能力試験や小論文試験の対策はそれなりの負担を学習者に課すことが多いですが、受験に向けた準備を「他人事」と捉えてしまう機会を与えてしまうことで、それに直面することから逃避してしまう可能性が出て来るのです。続きはこちら>>

中央大学法学部の英語運用能力特別入試について ―帰国生大学入試についてvol. 349―

(2022年12月9日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、青山学院大学地球社会共生学部が実施している自己推薦入試の概要を紹介しました。海外の高校を卒業した人がこの入試で出願資格を得るには、学部が指定する英語運用能力試験で一定以上の成績を取る必要がありますが、倍率が非常に高いものになっていることを踏まえるとそれをできるだけ高いものにしておくことが望ましいですし、小論文試験に向けた準備もしっかり行うべきです。続きはこちら>>

北半球の高校に通う人を対象とした12月後半のグループ指導について―SOLからのお知らせvol.279―

(2022年12月7日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。現在、「SOLからのお知らせ」では、「2023年11月卒業生コース」の1学期(2022年12月5日~12月23日、2023年1月4日~1月24日)に行うグループ指導の特徴をお知らせしていますが、12月後半のものには2023年5月もしくは6月にカナダやアメリカ、イギリスといった北半球の高校を卒業する予定の人にも参加してもらうことが可能です。授業は平日の11時5分~12時25分、13時30分~14時50分、15時10分~16時30分の時間帯に実施し、小論文試験やIELTSの対策が主な内容になっています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年12月5日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 219―

(2022年12月5日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。今週から「2023年11月卒業生コース」の1学期のグループ指導が始まりました。この学期の授業は大きく分けて小論文試験の対策を行うものと、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験のReading(一般的にこのパートのスコアが最も伸びにくいです)の準備を行うものの2つの種類があり、日本語もしくは英語での文章読解力を上げるのと同時に、これからどのような形で学習を進めていくかについて具体的に確認していくための取り組みを行いたいと考えています。続きはこちら>>

青山学院大学地球社会共生学部の自己推薦入試について ―帰国生大学入試についてvol. 348―

(2022年12月2日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、青山学院大学文学部英米文学科が実施している自己推薦入試の概要を紹介しました。この入試は、第1次審査としての書類審査、第2次審査としての小論文試験や面接試験で合否が判断されると入試要項では説明されていますが、学科が指定する英語運用能力試験でどのような成績を取得しているかに重点が置かれています。合格に必要な水準は海外に滞在した年数などによって変動することが考えられるものの、TOEFL iBTで95、IELTSで7.0を超えておけば問題が起こることはないと思われます。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」の概要について(6)―SOLからのお知らせvol.278―

(2022年11月30日 18:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、オーストラリアやニュージーランドの高校に通う人を対象にした「2023年11月卒業生コース」の1学期(2022年12月5日~23日、2023年1月4日~1月24日)に行う授業の内容などをお知らせしました。この時期には平日に1コマ80分の授業を3つ実施しており、それらは小論文試験に向けた準備やIELTSのReadingの対策を行うことを目的にしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年11月28日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 218―

(2022年11月28日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。今年も早いもので11月末になり、今年度の帰国生大学受験セミナーの生徒が今年中に受験する入試も2つだけになりました。ホームページに掲載しているスケジュールにおいて、今週は授業を行わないということになっていますが、来年の2月に一般入試を受ける人がいるため、グループ指導も個別指導も通常通りに実施することにしています(個別面談やメールでの教育相談の対応も同様です)。続きはこちら>>

青山学院大学文学部英米文学科の自己推薦入試について ―帰国生大学入試についてvol. 347―

(2022年11月25日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、青山学院大学の文学部日本文学科や法学部ヒューマンライツ学科、国際政治経済学部の各学科で実施されている海外就学経験者入学者選抜の概要を紹介しました。文学部日本文学科では現代文や古文の問題を解いていくのが対策になる一方で、それ以外の学部・学科の合否判定においては英語やその他の言語の運用能力試験の成績が重視されることや、小論文試験で他の大学ではあまり見られない自分でトピックを提示する形式の問題が出題されることに注意が必要です。また、海外に保護者の仕事の都合で渡航した場合には企業などに作成してもらう書類が必要になることも入試要項で確認すべきです。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」の概要について(5)―SOLからのお知らせvol.277―

(2022年11月23日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。11月9日の記事では、オーストラリアやニュージーランド、フィジーなどの高校に通う人を対象とした「2023年11月卒業生コース」では、最終学年に入る前の12月・1月にグループ指導を行うなど、早い時期から帰国生入試やAO入試の準備を始める形でスケジュールを組んでいることを全体的な特徴の一つとしていると述べました。これらの入試の多くが9月から12月初旬にかけて実施され、5月もしくは6月から受験に向けた学習に専念できる北半球の高校を卒業した人に比べると、南半球の高校に通う人が不利な状況に置かれやすいことがこのように授業を行っている背景にあります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年11月21日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 217―

(2022年11月21日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。11月7日の記事では、若い人の間で自己評価(self-esteem)が低く新しいことに挑戦する意欲が弱い人が日本社会において多く見られるという様々な社会調査の結果からも見て取れる現象に関して、高い運動能力のような市場経済の中で高い価値があると捉えられるものを有していない場合に、大学の一般入試で測られるような学力の高低に指標を絞った形で評価されるようになったことがその背景にあるのではないかと述べました。僕の友人でも、自分の子供の様子を伝える時に、人格的な側面より学校での学びにどのように対応しているかを優先する人が多数派を形成しているような印象があります。続きはこちら>>

青山学院大学の海外就学経験者入学者選抜について ―帰国生大学入試についてvol. 346―

(2022年11月18日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、明治大学の文学部や国際日本学部で実施されている自己推薦特別入試で海外の教育制度を採用する高校を卒業した人が合格するのに必要なものを紹介しました。この入試で日本の高校に通う人が出願資格を得るためには高校の成績に関する条件を満たさなければならないことを考えると、書類審査を通過するにはそれと同等の評価を受けるものを揃える必要があると思われます。続きはこちら>>

今年度の生徒の合格実績について(2022年11月16日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 216―

(2022年11月16日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。ここ5年で帰国生入試やAO入試を受験する際、英語運用能力試験の成績の提出が求められることが一般的になりました。そのような話を聞いてTOEFL iBTやIELTSを思い浮かべる人が多いと思いますが、これらの入試では、特に日本の高校に通う人が受験することを想定しているものの中に、元々彼ら/彼女らが共通試験の英語のスコアなどとして用いることを目的に上智大学や日本英語検定協会が作成したTEAPのスコアに関する条件を設定しているものがあります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年11月14日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 215―

(2022年11月14日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。先週、先々週と教室でグループ指導や個別指導を受けている人が受験した帰国生入試やAO入試の合格発表がいくつかあり、生徒の数が最も多かった時期の3分の1くらいになったため、僕らの週末の生活が少し落ち着いたものになってきました。それと同時に、OBOGから主に土曜日に教室に来て僕らと夕食を共にしたいという連絡が入るようになり、これから年末にかけての予定が埋まってきています。続きはこちら>>

明治大学の文学部や国際日本学部の自己推薦特別入試について ―帰国生大学入試についてvol. 345―

(2022年11月11日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、明治大学の中でいわゆる「看板学部」に位置付けられている政治経済学部が実施しているグローバル入試の概要を紹介しました。この入試は学部が指定する外国語運用能力試験で一定以上の成績を取った人に出願資格を与えるもので、合否の判断は主に日本語での読解論述試験の出来に基づいて行われますので、早稲田大学政治経済学部のグローバル入試と同じような受験準備が必要になります。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」の概要について(4)―SOLからのお知らせvol.276―

(2022年11月9日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、オーストラリアやニュージーランド、フィジーなどの高校に通う人を対象とした「2023年11月卒業生コース」では、最終学年に入る前の12月、1月(以下、「1学期」)に小論文試験対策などを集中的に行うように、受験に向けた準備を早くに始めることを特徴の1つとしていると述べました。この背景には、例年、帰国生入試やAO入試の多くが9月から12月初旬にかけて実施される現状において、10月後半まで授業が続くこれらの国の高校で学ぶ人は様々な形で不利な立場に置かれることがあります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年11月7日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 215―

(2022年11月7日 18:15)

こんにちは。SOLの余語です。10月10日の記事では、相互扶助的なコミュニティーを形成するために必要不可欠な周りの人とのコミュニケーションに消極的な姿勢を取っているように見える人たちが自己評価(self-esteem)が低いために他人との関わり合いを持つことに及び腰になっているようだと述べました。僕らが彼ら/彼女らの様子などに強い関心を示すとそれに積極的に応じることや、彼ら/彼女らが自分たちを「つまらない人間」と捉えていることなどがそのように考える理由です。続きはこちら>>

明治大学政治経済学部のグローバル入試について ―帰国生大学入試についてvol. 344―

(2022年11月4日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、明治大学法学部の海外就学者特別入試の概要を紹介しました。この入試は、明治大学の4月入学者を対象とした特別入試の中で海外の教育機関に在籍した経験のある人のみに出願資格を与える唯一のものになりますが、IB Diplomaなどを取得していない場合には学部が指定する外国語運用能力試験で一定以上の成績を取る必要があります。また、試験科目の中に他の大学には見られないプレゼンテーションがありますので、その準備を小論文試験に向けた準備などの中で進めた方がいいでしょう。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」の概要について(3) ―SOLからのお知らせvol.275―

(2022年11月2日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校を2023年11月に卒業する予定の人を対象とする「2023年11月卒業生コース」の全体的な特徴の一つとして、「生徒によって授業をどのように受講するかを柔軟に決められる」ことがあると述べました。これらの国の高校に在籍する人がどの期間に、またどのような形でそこでの授業に参加しなければいけないかは人によって異なりますし、term間の休暇期間も国や地域によって違ったものになります。そのため、オンラインもしくは対面での個別指導を受けるのか、グループ指導に合流するのかは一人ひとりの状況によって調整するようにしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年10月31日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 214―

(2022年10月31日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。生徒が出願手続きで提出する書類を作成するのをサポートする際には、大学が受験を考えている人に向けて発行しているパンフレットに目を通すことがあります。今年、そのような作業をしている中で気になったのが、首都圏の有名私立大学を中心に各学部・学科で学ぶことのできるものに関する説明が極端に貧弱になったものが増えていることです。続きはこちら>>

明治大学法学部の海外就学者特別入試について ―帰国生大学入試についてvol. 343―

(2022年10月28日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、グローバル化が進む経済界でよりよい活動ができる人材を育成することを目的として設置された、英語を主な使用言語とする社会科学系の授業を履修できる学習院大学の国際社会科学部の「総合型選抜(AO)」の概要を紹介しました。この入試では、第2次選考において英語での問題文がある読解論述試験が実施され、合否の判断において大きな役割を果たしています。日本の大学の一般入試の対策教材で「難関レベル」とされているものやIELTSのWritingの課題に取り組むことが必要です。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」の概要について(2) ―SOLからのお知らせvol.274―

(2022年10月26日 18:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。10月12日の記事では、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校を2023年11月に卒業する予定の人を対象とする「2023年11月卒業生コース」の日程や定員をお知らせしました。この12月から始まる1学期のグループ指導は基本的に対面で行う予定ですが、受講者の状況(例えば、夏に日本に長期間一時帰国することが難しいオーストラリアの高校に通う人が多いか)によって、定員が4~6名の中で決めたいと考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年10月24日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 212―

(2022年10月24日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。先週末、中央大学の商学部の英語運用能力特別入試や文学部の自己推薦入試が実施され、今年度のグループ指導に参加していた人のおよそ半分が受験終了となりました。現在、週に4回行っている9時半からのグループ指導には8名の受験生がおり、それとは別に4名が個別指導で受験準備をしています(日本の高校に通っている人とカナダに滞在している人です)。続きはこちら>>

学習院大学国際社会科学部の総合型選抜(AO)について ―帰国生大学入試についてvol. 342―

(2022年10月21日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。10月14日の記事では、学習院大学の文学部や経済学部、法学部が実施する海外の教育機関に在籍した経験のある人を対象とした入試の概要を紹介しました。この入試の実施のあり方は学部によって異なりますが、共通して重要なのは筆記試験の出来が重要になるということです。それぞれの学部で科目が異なりますし、出題する問題に関しても一定の傾向がありますので、それに合わせた形で受験準備を進めていくのが望ましいと思います。続きはこちら>>

今年度の生徒の合格実績について(2022年10月19日時点) ―帰国生大学入試についてvol. 341―

(2022年10月19日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。今年度は、現時点で授業を受けている生徒の半分くらいの人が志望順位の高い大学の帰国生入試やAO入試に合格し受験終了となりました(これらの入試には繰り上げ合格制度がないため、SOLでは満足できる大学に合格した時点で受験を終えるように生徒に話しています)。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年10月17日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 212―

(2022年10月17日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。今年も10月中旬となり、今年度の生徒が受験する帰国生入試やAO入試が半分くらい終了しました。彼ら/彼女らの中には、第一志望の大学や学部・学科に合格しすでに受験を終えた人がいる一方で、TOEFL iBTやIELTSなどの英語運用能力試験の成績が一つひとつの入試で求められている水準に届いていない(どの入試で何が求められているかについては、多くの入試に関するものを正確に把握できていると思いますが、先日の記事で述べた理由から、こちらから受験をやめるように言うのはできるだけ避けるようにしています)といった理由からこれまでに受験したもので不合格と判定された人もいます。続きはこちら>>

学習院大学の帰国生を対象とした入試について ―帰国生大学入試についてvol. 340―

(2022年10月14日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、上智大学の国際教養学部の書類選考やその他の学科が実施している国際バカロレア(IB)入試の概要を紹介しました。どちらも出願手続き期間に提出した書類の内容を中心に合否の判定が行われますが、大学が指定する海外の教育機関で大学入学資格を取得するための統一試験の成績や外国語運用能力試験の成績だけでなく、志望理由を述べるエッセイの内容などが重要な役割を果たします。特に、国際教養学部が好むエッセイのタイプは明確ですので、受験を考えている人はその点を意識した形で日々の生活を送るべきです。続きはこちら>>

「2023年11月卒業生コース」の概要について(1) ―SOLからのお知らせvol.273―

(2022年10月12日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。現在、2022年度のグループ指導を受講している生徒が受験する帰国生入試やAO入試のおおよそ半分くらいが終わった段階ではありますが、例年通り、オーストラリアやニュージーランド、フィジーなど南半球の国の高校を2023年の11月に卒業する予定の人を対象としたコース(以下、「2023年11月卒業生コース」)の授業を始めますので、今回からその概要をお知らせしたいと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年10月10日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 210―

(2022年10月10日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、現在、周りの人とコミュニケーションを取り関係を深めていくことに積極的な人が一定数いる一方で、そのような姿勢を見せない人が急激に増加しているという形で、相互扶助的なコミュニティーを形成する可能性という点で若い人の間に大きな格差が見られると述べました。これには、彼ら/彼女らの自己評価(self-esteem)の高さに偏りがあることが関係しているのではないかと我々は考えています。続きはこちら>>

上智大学の書類審査を中心とした入試について ―帰国生大学入試についてvol. 339―

(2022年10月7日 20:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、高校や外国語運用能力試験の成績に関する一定の水準を満たしている日本の高校を卒業予定の人に出願資格を与える上智大学の公募推薦入試の概要を紹介しました。この入試の合否の判断は海外就学経験者(帰国生)入試で見られる筆記試験の出来や外国語運用能力試験の成績だけでなく、出願手続き時に提出が求められているレポートの内容を踏まえて行われます。与えられるトピックは学科が専門領域としている学問に強い関連性を持つものなので、自分の知的な関心のあり方に合わせて受験するところを選んだ方がいいでしょう。続きはこちら>>

2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について(7)―SOLからのお知らせvol.272―

(2022年10月5日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、カナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏の国に単身留学したものの、TOEFL iBTやIELTSのスコアが期待していたほど伸びない人が少なくないことについて、外国語学習に関する研究で得られた知見を紹介しました。それを踏まえると、例えば英語を主な使用言語とする高校での学びで満足のいく成果を上げるためには、海外に渡航する前に英語の学習を一定程度行うべきです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年10月3日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 209―

(2022年10月3日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。9月12日の記事では、教室に通ってくる生徒の様子を見ていても、最近の若い人に関する本などを読んでいても、周りの人との関係性を深めたいと考えているにもかかわらず、それを実現するためのコミュニケーションには及び腰になってしまう人が増えている傾向が確認できると述べました。もしこれが社会全般に広がっているものなのであれば、それに対応する手立てを検討していかなければならないと思います。続きはこちら>>

上智大学の公募推薦入試について ―帰国生大学入試についてvol. 338―

(2022年9月30日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、海外の教育機関に在籍した経験のある人から人気を集める首都圏の有名私立大学の一つである上智大学の海外就学経験者(帰国生)入試の概要を紹介しました。この入試では、合否の判定において筆記試験の出来が重視されることは全ての学科に共通した特徴ですが、TOEFL iBTやIELTSといった外国語運用能力試験の成績がどの程度の関連性を持っているかは学部・学科によって異なります。どこを受験するかを決める際にはまずはその点を確認した方がよいでしょう。続きはこちら>>

2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について(6) ―SOLからのお知らせvol.271―

(2022年9月28日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。9月14日の記事では、学年に関係なく一年中実施している個別指導において、我々が今後積極的に取り組んでいきたいと考えている海外に滞在している間の日本語運用能力の維持・伸長には、年齢相応なトピックを扱う文章に母語である日本語でふれることによって、将来、様々な場面で意思決定に関与する社会の構成員としての素養を身に付けることができると述べました。また、英語運用能力が年齢相応な水準まで伸びていない場合には、このような知的な刺激が不足している可能性がありますので、長期休暇期間などに受講を検討してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年9月26日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 208―

(2022年9月26日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。我々が帰国生の大学受験をサポートし始めて20年以上になりますが、これまでの生徒の受験した時の学力のあり方や筆記試験で出題される問題の傾向、面接試験での試験官とのやり取りの様子などから帰国生入試やAO入試の受験でよりよい成果を出すには何が必要かということに対する理解を深めてきました。グループ指導の定員が16名の教室ですのでサンプルサイズが小さいという問題はあるものの、受験生一人ひとりの状況を正確に把握していることで、帰国生が受験することの多い大学や学部・学科については的確な判断ができるようなものになっているようです。続きはこちら>>

上智大学の海外就学経験者(帰国生)入試について ―帰国生大学入試についてvol. 337―

(2022年9月23日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、国際基督教大学(ICU)の総合選抜の概要を紹介しました。この入試は以前、日本の高校を卒業した人のみに出願資格を与えていましたが、現在は高校での成績などに関する条件を満たしていれば、海外の高校を卒業した人も受験できるようになりました。SOLの帰国生大学受験セミナーからは一般入試でこの大学に進学する人もいますが、それについては実施される時期が近付いた頃に記事を掲載する予定です。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(27) ―英語学習の勧めvol. 197―

(2022年9月21日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。9月7日の記事では、日本語を母語とする人がアカデミックな文章でよく使われる英単語の意味を確認したり覚えたりする際に、英英辞書ではなく英和辞書のように日本語での説明があるものを使うことによって学習がスムーズに進むと述べました。言語の違いに関係なく学問的なコミュニケーションで使われる言葉は抽象度が高く、意味もトピックなどによって変化するものもあります。このようなものの全体像を把握するには母語を使うのが望ましいと考えられますが、取り扱っているものの難度が上がるにつれて母語での語彙を蓄積するための取り組みも必要になります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年9月19日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 207―

(2022年9月19日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。9月に入り、早稲田大学の帰国生入試を皮切りに今年度の生徒の受験が始まりました。中にはすでに結果が出たものもありますが(落ち着いたところでどのような入試に合格した人がいるのかをお知らせする予定です)、合否が分かるまでは小論文試験の答案に書いたことがどのように評価されるか、もしくは面接試験の試験官が自分のした話にどのような反応したかといったことにこだわってしまい、その他の入試に向けた準備になかなか専念できないという人が例年少なくない数見られます。続きはこちら>>

国際基督教大学(ICU)の総合型選抜について ―帰国生大学入試についてvol. 336―

(2022年9月16日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、国際基督教大学(ICU)のユニヴァーサル・アドミッションズ4月入学帰国生入試の概要を紹介しました。この大学は日本で数少ないリベラルアーツのカリキュラムを採用しているだけでなく、英語での授業も多くあるため、帰国生からの人気を集めていますが、今年度からコロナ禍で緊急避難的に採用されていた形で4月入学帰国生入試を行うようです。大学側が理想的な学生と考える人物像がありますので、それに合わせる形で出願手続き時に提出する書類の作成や面接試験の準備を進めるべきだと思います。続きはこちら>>

2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について(5) ―SOLからのお知らせvol.270―

(2022年9月14日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。8月17日の記事では、SOLで学年に関係なく休日を除いた全ての日に実施している個別指導について、我々が今後積極的に行いたいと考えているものの一つに、海外の教育機関に在籍している間の日本語運用能力の維持・伸長に関するサポートがあると述べました。このブログを読んでいる人のほとんどは母語が日本語だと思われますが、人間にとって母語は外国語の学習を含めた全ての「学び」の基盤になります。それを踏まえると、IB DiplomaコースでJapaneseを取っている人以外は夏期の長期休暇の際などに日本語を年齢相応に使いこなせるようになるための取り組みをすべきだと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年9月12日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 206―

(2022年9月12日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、日本社会の先行きが不透明になっていることだけでなく、僕がこれまで生活する中で体験してきたことを踏まえても、相互扶助的なコミュニティーが身近にあることは重要なのではないかと述べました。「自分の能力や努力だけで今の生活が成り立っている」と考えている大人でも、これまでの人生を冷静に振り返った時に何らかの人間関係に支えられた経験があるということを否定できないのではないかと思いますが、もしそうであるならば、これから社会に出る人たちに上のような機能を果たすコミュニティーを形成する機会を与えるべきでしょう。続きはこちら>>

国際基督教大学(ICU)の ユニヴァーサル・アドミッションズ4月入学帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 335―

(2022年9月9日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、慶應義塾大学法学部が実施しているFIT入試の概要を紹介しました。この学部のカリキュラムは以前と変わらず学生に寄り添う姿勢が感じられるものではありませんし、特に政治学科は志望理由を「簡単に卒業できるから」としている人が少なくないため、中央大学の法学部などと比べるとお勧めとは言い難いのですが、全国から集まる優秀な学生と交流できるのは確かです。FIT入試については、第1次選考、第2次選考とも注意すべき点があるので、関心がある人にとって前回の記事が参考になればいいなと思います。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(26) ―英語学習の勧めvol. 195―

(2022年9月7日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、人間の知的な好奇心が向かう範囲が広がるにつれて言語を学ぶ必要性が高まり、それに合わせて徐々に抽象度が高く具体的な文脈に依存しない言葉を使いこなすようになるが、そのための取り組みは学習者に大きな負担をかける可能性があるため、多くの人にとって運用能力を上げやすい母語で行うことが効率的であるはずだし、より多くのものを理解できるようになるにはその運用能力を上げる必要があると述べました。日本語を母語にする人にとって英文法の学習はまさにこのようなものに当たるため、彼ら/彼女らが何をスムーズに受け入れることができるかと日本語を使ってどのような学習に取り組んできたかが関連してくるのは当然のことであると思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年9月5日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 205―

(2022年9月5日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。8月22日の記事は、我々が重要なものだと考えている相互扶助的なコミュニティーの形成について、日本の経済が歴史上類を見ないほど急速な発展を遂げ、人々の生活水準が飛躍的に上がった高度成長期においてもその必要性を感じていた人が少なくなかったということを確認しました。これから日本社会がどのような方向性に進むのかがよく分からないという指摘はよく目にしますし、学校教育を始めとして社会的なシステムのあり方が1990年代に入るまでの成功体験に縛られているような印象を受けることを踏まえれば、お互いに支え合うことのできる人間関係を身近に持っておくべきということになるでしょう。続きはこちら>>

慶應義塾大学法学部のFIT入試について ―帰国生大学入試についてvol. 334―

(2022年9月2日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、慶應義塾大学の総合政策学部や環境情報学部が実施しているAO入試の概要を紹介しました。これらの学部には、学生の多様な関心に応えるような学際的なカリキュラムがあるだけでなく、教員と学生の距離が近い学習環境があるため、最近、学習意欲が高い人からの人気を集めるようになっていますが(SOLのOBOGからの評価も高いです)、この入試を受験する場合、まずは1次選考の判断材料となる書類を説得力ある形で作成していくのが重要です。そのプロセスにしっかり時間をかけるようにしましょう。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について (3) ―SOLからのお知らせvol.269―

(2022年8月31日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。先日の記事で、今週の月曜日から「既卒生/2022年5月・6月卒業生コース」のグループ指導が2学期に入ったことをお知らせしましたが、それに伴い、オーストラリアやニュージーランドの高校に在籍している人が滞在している地域に戻ったり、日本の高校の夏休みが終了したりしたために空席が3人分できました。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年8月29日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 204―

(2022年8月29日 18:50)

こんにちは。SOLの余語です。先週の金曜日で「既卒生/2022年5月・6月卒業生コース」の1学期のグループ指導が終了しました。今年度は、コロナ禍に入って以来初めて生徒で感染者が出たり、現実逃避をして時間を浪費してしまう生徒が1名いたりしましたが、それ以外には大きな問題が起こらず、ほとんどの人が小論文試験に向けた準備や出願手続きで提出する書類の作成にじっくり取り組めたように思います。続きはこちら>>

慶應義塾大学総合政策学部や環境情報学部のAO入試について ―帰国生大学入試についてvol. 333―

(2022年8月26日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、慶應義塾大学の全ての学部で実施されている帰国生入試の概要を紹介しました。この入試は、基本的に出願手続き時に提出が求められている在籍した高校が採用する教育制度における大学入学資格を取得するための統一試験の成績やTOEFL iBTもしくはIELTSのスコアで合否の判断がなされますが(アメリカのSATのスコアを提出する場合、今年度から高校の成績も見られる可能性があります)、法学部や文学部のように小論文試験の出来が一定の重みを持っているところがあることに注意しましょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(25) ―英語学習の勧めvol. 194―

(2022年8月24日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。8月3日の記事では、TOEFL iBTやIELTSのReading対策などを行っている時に、「主語(subject)」のような文法学習の基本的な用語の意味を説明しなくても理解できる人がいる一方で、例文を示しながらそれがどのような働きを示しているかを細かく確認してもなかなか理解が深まらない人もいると述べました。このような現象には、僕らが指導している人の多くにとって母語である日本語で様々な学習にどのような形で取り組んできたかが関係しているようです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年8月22日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 203―

(2022年8月22日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。8月8日の記事では、現在の日本社会は1990年代に入る以前に比べると不安定な状態になっており、その先行きは人口の減少やAIの発展、グローバル化に関わる様々な問題によって見通しが立ちにくいものであること、そこで問題なく生活を送っていくためには相互扶助的なコミュニティーが身近にあることが必要になると述べました。新型コロナウィルスの感染拡大の中で多くの人がこれからの生活に強い不安を感じていることを見ても、何か問題が起きた時に頼ることのできる人間関係をなるべく早く形成すべきだと思いますが、SOLの教室がそのための基盤を提供できればと考えています。続きはこちら>>

慶應義塾大学の帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 332―

(2022年8月19日 20:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、早稲田大学国際教養学部のAO入試の概要を紹介しました。この学部はカリキュラムの作成に関して一定の方針がなく、学生の学問的な関心が深まることが期待できない(「カルチャースクール」と評価する学生もいるようです)ため、特別な事情がない限り我々が受験を勧めることはありませんが、これまでの生徒で合格した人の状況から必要なものを推測しましたので、「国外選考」もしくは「国内選考」を受験する人に参考してもらえればと思います。続きはこちら>>

2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について(4)―SOLからのお知らせvol.268―

(2022年8月17日 19:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、この教室では学年に関係なく、年末年始と土日を除いた全ての日で個別指導を実施しており、特に北半球の高校が夏休みに入っている時期は、日本の大学の9月入学プログラムへの入学を目指す人のサポートを様々な形で行っていると述べました。これは、この時期以外でもzoomを用いたオンラインでの受講という形の可能ですので、出願手続き時に提出するエッセイで何を書けばいいのか分からないという人などに受講を検討してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年8月15日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 202―

(2022年8月15日 20:15)

こんにちは。SOLの余語です。先週、先々週は帰国生が多く受験する上智大学や国際基督教大学(ICU)が帰国生入試の出願手続き期間の期限としており、特にICUは志望理由書だけでなく、大学から与えられた課題に対応する1000字のエッセイを提出することを求めているため、それらの作成に注力する生徒の姿が見られました。我々も授業を行っていない時間の全てをそのサポートをするのに使ったような印象があります。続きはこちら>>

早稲田大学国際教養学部のAO入試について ―帰国生大学入試についてvol. 331―

(2022年8月12日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、早稲田大学政治経済学部が実施しているグローバル入試の概要を紹介しました。この入試はTOEFL iBTやIELTSのスコアと日本語での読解論述試験の出来で合否が判定されますが、以前と異なり実質的に帰国生入試になったため、前者についてはTOEFL iBTで95、IELTSで7.0という水準に到達しているのが望ましいですし、後者に関しては帰国生が受験することの多い入試では最も内容が難しいものの一つであることに加えて、様々な形で受験生の能力が測られるので、しっかりと対策をしておくべきでしょう。続きはこちら>>

2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について(3)―SOLからのお知らせvol.267―

(2022年8月10日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。6月1日の記事では、2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象とした夏期(2022年6月20日~8月12日)に行う少人数グループ指導において、英語の文法や語彙の基礎を確かなものにすることを目標とした「英語文法・語彙基礎確認」という授業を週に2コマ(1コマ80分)設けていることを紹介しました。高校から海外に単身留学した人だけでなく、長い期間英語圏の教育機関に在籍しているものの、TOEFL iBTやIELTSのスコアが伸びない人などに受講を検討してもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年8月8日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 201―

(2022年8月8日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーで学んだOBOGの多くが教室を訪ねることを「遊びに行く」と表現することについて、我々が彼ら/彼女らに単なる生徒ではなく、長い期間に渡って関係を構築していく相手として接していることに加えて、大学受験をした年度を超えて様々な人と継続的なコミュニケーションを取れる場にこの教室がなるのが望ましいと考えていることが背景にあるのではないかと述べました。教室で交流が深まった結果、OBOGの間で相互扶助的なコミュニティーが形成されればよいなと考えています。続きはこちら>>

早稲田大学政治経済学部のグローバル入試について ―帰国生大学入試についてvol. 330―

(2022年8月5日 20:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、日本の大学の帰国生入試や海外の教育機関で学んだ経験のある人が受験することの多いAO入試の中で、出願手続き期間や入試日が最も早い時期に設定されている早稲田大学の帰国生入試の概要を紹介しました。この入試は試験の内容を見る限り、TOEFL iBTやIELTSの成績で合否が決まってしまうことが多いようですし、一部の人に合格者が偏ってしまう形で実施されているため、前者では95、後者では7.0というラインを超えておくことが望ましいでしょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(24) ―英語学習の勧めvol. 193―

(2022年8月3日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、僕が昨年末に見た日本在住の日系ブラジル人の家庭で育った子どもが直面する日本語で教育を受けることから生じる問題に関する特集の中で、彼ら/彼女らの母語であるポルトガル語で教育を受けた経験と日本語運用能力の伸びに関係があるという指摘があったことを紹介しました。これは、上智大学の外国語学部のように外国語教育を専門領域とするところが帰国生入試において受験生に一定の水準以上の日本語運用能力があるかを確認することが多いことと通じるところがあるように思われます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年8月1日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 200―

(2022年8月1日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、SOLの教室にOBOGが頻繁に出入りしていることの背景に、彼ら/彼女らが自分たちがこれからどのような方向性に進んでいけばいいのか分からない時などに話を聞いてくれる「近所のおじさん」的な存在(古い言い方をすれば「先達」ということになるのでしょうか)を必要としていることに加えて、2年前に移転してきた施設がいろいろな人が集まりやすい構造になっていることがあるのではないかと述べました。これからも多くの人に様々な目的でこの教室を活用してもらえればと思います。続きはこちら>>

早稲田大学の帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 329―

(2022年7月29日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。今年も7月の終わりとなり、首都圏の有名私立大学を中心に数多くの帰国生入試や海外の教育機関に在籍した経験のある人が出願することが多いAO入試が実施される時期が近づいてきました。今回は、その中でも出願手続き期間や筆記試験が行われる日程が最も早い早稲田大学の帰国生入試の概要を紹介したいと思います。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について (2)―SOLからのお知らせvol.266―

(2022年7月27日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。先日掲載した「帰国生大学受験セミナーについてvol. 198」でもお知らせしましたが、6月20日に今年度のグループ指導が始まった後、4週目に入ったところで、カナダやニュージーランドから帰国した人や日本の高校に在籍している人が合流して、授業に参加している生徒の数が定員の16名になりました(書類審査のみの入試を受けるなどの理由で個別指導だけを受けている人が他に4名います)。ここから「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期が終わる8月26日までは、グループ指導に新たな生徒を受け入れることはできないと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年7月25日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 199―

(2022年7月25日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。7月11日の記事では、新型コロナウィルスの感染拡大が一定の水準で収まっていた3月から6月にかけての時期に、2010年に我々が自分たちで教室を持っていた頃から考えていた、教室に通っていた年度にかかわりなくOBOGが集まるイベントを開いてきたと述べました。2回行った大学3年生を対象にした就職活動に関するセミナーは来年以降も続けていければいいなと考えていますし、OBOGの希望があればその他の分野にテーマを広げていきたいとも思っています。続きはこちら>>

日本に帰国する前に揃えておくべき書類などについて(5) ―帰国生大学入試についてvol. 328―

(2022年7月22日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、日本の大学の帰国生入試やAO入試の中には、それほど数が多いわけではないものの、卒業証明書(certificate of graduation)や在籍期間証明書(certificate of attendance)、成績証明書(transcript)の他に高校の学校長や教師などが作成したものの提出を求めるものがあると述べました。推薦書は高校での学習や様々な活動に積極的に取り組んできたということを書いてくれるような人に事前の要望を出した方がよいでしょう。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の授業について(5)―SOLからのお知らせvol.265―

(2022年7月20日 18:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの「日本の高校3年生コース」の3学期(2022年8月29日~12月23日)の授業について、日本の高校では授業だけでなく参加しなければならないイベントや長期的に取り組むことが求められる課題がこの時期でもあることから、基本的に個別指導という形で行うと述べました。ただし、2期制の高校で見られるようなテスト後の1週間程度の休暇などがある場合には、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」のグループ指導に合流することも可能です。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年7月18日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 198―

(2022年7月18日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。今週で「既卒生/22年5・6月卒業生コース」などの生徒が参加するグループ指導が始まって5週目に入り、授業を受けている生徒の数も定員の16名に達しました。数人の生徒が新型コロナウィルスに感染するという問題はありましたが、彼ら/彼女らもオンラインで授業に参加していますし、答案のやり取りだけでなく、授業の内容などに関する質問への対応もメールを通じて行えているので、受験に向けた準備には支障が出ていないようです。続きはこちら>>

日本に帰国する前に揃えておくべき書類などについて(4) ―帰国生大学入試についてvol. 327―

(2022年7月15日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、海外の高校を卒業し日本の大学の帰国生入試やAO入試を受験する際に高校に作成を依頼することが不可欠になる卒業証明書(certificate of graduation)や在籍証明書(certificate of attendance)、成績証明書(transcript)に関して、高校の事務員が日本の大学が求める形に慣れていないことから生じる問題があると述べました。出願手続きを無事に終わらせるためには、日本に帰国する前の段階で必ず連絡が取れる関係者を1人でもいいので確保しておくべきだと思います。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の授業について(4)―SOLからのお知らせvol.264―

(2022年7月13日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回まで、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の特徴を、6月後半から実施するグループ指導のものを中心に紹介しました。カリキュラムの作成や授業の実施のあり方から教室の空間配置の決定まで、一人ひとりの生徒が帰国生入試やAO入試でよりよい成果を収めるために必要な学問的なコミュニケーションをする力を最大限伸ばすのをサポートするというこの教室の基本的な方針の1つが反映されていることが伝われば幸いです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年7月11日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 197―

(2022年7月11日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、新型コロナウィルスの感染拡大について(感染者数が高止まりしていたものの)一定の水準で落ち着いていた3月から6月までの時期に、大学生になったOBOGが教室を訪ねてくるペースが以前と同じ水準に戻ったと述べました。また、2年前に移って来た新しい施設が僕の自宅を兼ねており週末や平日の夜でも誰かがいるようになったことから、社会人になった人と食事を一緒に取る機会も増えています。続きはこちら>>

日本に帰国する前に揃えておくべき書類などについて(3) ―帰国生大学入試についてvol. 326―

(2022年7月9日 13:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、海外の高校を卒業し日本の大学の帰国生入試やAO入試を受験する際に必ず高校に作成してもらわなければならない卒業証明書(certificate of graduation)や在籍証明書(certificate of attendance)、成績証明書(transcript)について、主に日本の大学がこれらの書類を原本で提出することを求めていることから生じる注意点について説明しました。「原本証明」と呼ばれる手続きにかかる手間のことを考えると、受験する予定の入試の数によってこれらの書類5~10セットを日本に帰国する際に持ってくるのがよいと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(16)―SOLからのお知らせvol.263―

(2022年7月6日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の2学期(2022年8月29日~11月25日)の特徴の一つとして、帰国生入試やAO入試のほとんどで見られる面接試験に向けた準備のサポートを生徒が受ける全てのものについて行うことを挙げました。面接試験で何を話したかが合否の判定に大きな影響を与えることはあまりありませんが、試験官の質問にうまく対応できるか不安を感じている人は少なくないので、生徒が自信を持って試験に臨めるようになるまで練習をするようにしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年7月4日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 196―

(2022年7月4日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、僕が持っている能力ではSOLのホームページに写真を掲載するのが難しいため、その代わりにFacebookやInstagramに授業や教室内で行われているイベントなどを写真に収めたものを投稿していると述べました。それに加えて、対面での個別面談も実施していますので、教室の雰囲気や我々の人となり、生徒の様子などを確認する機会として活用してもらえればと思います。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(23) ―英語学習の勧めvol. 192―

(2022年7月1日 16:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTやIELTSのReadingで出題される文章を正しく読解するために必要なものの一つとして、そこで扱われているトピックに関する知識を挙げました。IELTSでは、passage 3で社会や学問に関する知識の蓄積があることを前提とした問題文が見られますし、幅広い分野に関する文章が出題されるというのはTOEFL iBT、IELTSに共通した特徴です。問題演習などを行った後の復習においてそこでテーマとなったものについて確認する時間が取れるのが望ましいでしょう。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(15)―SOLからのお知らせvol.262―

(2022年6月29日 17:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の2学期(2022年8月29日~11月25日)のグループ指導の特徴として、週に2回、80分もしくは90分の制限時間内に帰国生入試やAO入試の小論文試験で出題されるものと同じ形式の問題を解く時間を設けていることを挙げました。取り上げられるトピックなどの点で他の大学や学部・学科と大きく異なるものについても授業外で同じような取り組みができるようにしており、これによって一人ひとりの生徒が本番の試験でどのように行動すればいいのかを習得できると考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年6月27日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 195―

(2022年6月27日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。6月6日の記事まで、帰国生入試やAO入試で合格するのに必要なものを正確に把握することは、一般的な予備校や塾で見られるような授業や進路指導、小論文の答案の添削などが別々の担当者によって行われる体制では難しく、それが受験準備をしている人の潜在能力を十分に引き出すことができないといった問題を引き起こしていることを説明してきました。それが、SOLの帰国生大学受験セミナーにおいて、6月後半から始まるグループ指導の定員を16名とし、2名の教師が生徒の学習の全ての側面に関わるようにしている理由の一つです。続きはこちら>>

日本に帰国する前に揃えておくべき書類などについて(2) ―帰国生大学入試についてvol. 325―

(2022年6月24日 16:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、海外の高校を卒業し帰国生入試やAO入試を受験する際に高校に作成を依頼しなければならない書類として、卒業証明書(certificate of graduation)や在籍期間証明書(certificate of attendance)、成績証明書(transcript)の3つを挙げました。これらの書類が大学の指定する形で準備できていれば、多くの入試の出願手続きで問題が起こることはないと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(14)―SOLからのお知らせvol.261―

(2022年6月22日 19:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLからのお知らせ」では、5月25日の記事まで「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)に実施するグループ指導の特徴を紹介してきました。SOLのプログラムは全て、一人ひとりの生徒の学問的なコミュニケーション力を最大限に伸ばすことを主な目的の一つとして構築されていますが、その考えがグループ指導のあり方にも反映されていることが伝わっていればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年6月20日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 194―

(2022年6月20日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。昨年度の帰国生大学受験セミナーの全ての授業が2月後半に終了してからここまで、オーストラリアの高校を卒業した後に日本の大学を受験しようとしている人や、海外の高校に在籍している人(オーストラリアやニュージーランド、カナダ、アメリカの人が中心でした)、日本の高校3年生の個別指導を対面もしくはオンラインで行ってきました。一部のIELTS対策のものを除いた授業を前島と僕の2人で担当してきましたので、4か月間という時間があっという間に過ぎていったような印象があります。続きはこちら>>

日本に帰国する前に揃えておくべき書類などについて(1) ―帰国生大学入試についてvol. 324―

(2022年6月17日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。「帰国生大学入試について」のvol. 311からvol. 323の各記事では、北半球の国や地域に滞在している人が高校を卒業するまでの間に帰国生入試やAO入試の受験に向けてしておくべきことを、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策を中心にお知らせしました。帰国生入試やAO入試ではこれらの試験の成績によって合格が期待できるものが変わってきますし、スコアを伸ばすのに時間がかかる場合もありますので、遅くとも最終学年に入る段階の前後に問題演習などを始めるべきです。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(2022年6月15日時点) ―SOLからのお知らせvol.260―

(2022年6月15日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。SOLの帰国生大学受験セミナーでは、来週の月曜日から定員16名のグループ指導が始まります。6月20日から8月26日までの時期は「既卒生/2022年5月・6月卒業生コース」の1学期に当たりますが、そのグループ指導に「2022年11月卒業生コース」や「日本の高校3年生コース」の生徒が合流する流れになります。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年6月13日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 193―

(2022年6月13日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」などのグループ指導を実施する6月下旬から2月下旬にかけての時期は、2名の教師が小論文や英語の授業を担当するだけでなく、空き時間も全て生徒からの質問の対応に合わせて、進路指導、志望理由書の作成や面接試験の準備のサポートなどに充てる形で一日が過ぎていくと述べました。このような体制を取っている目的の一つは、帰国生入試やAO入試に合格するのに必要なものを正確に把握することにあり、それによって生徒が安心して毎日の学習に臨むことが可能になると考えています。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(13) ―帰国生大学入試についてvol. 323―

(2022年6月10日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。5月27日の記事では、欧米で一般的な雇用形態とされている「ジョブ型雇用」がこれから日本でも導入されると予想されており、経済的に安定した生活を送るには大学や大学院で専門的な知識や思考のあり方を学ぶ必要があることにふれた上で、ある大学教授の体験などを基に、多くの場合、そのような学習は母語で行うのが最も効果的と考えられると述べました。これを踏まえると、関係者から「おままごと」と評されることのある日本の大学の9月入学プログラムに入るのを目指すよりは、TOEFL iBTやIELTSのスコアアップのような帰国生入試やAO入試でよりよい成果を上げるための準備を高校卒業前にしておく方がよいように思います。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の授業について(3)―SOLからのお知らせvol.259―

(2022年6月8日 19:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLからのお知らせ」では、前々回まで「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)のグループ指導の特徴を紹介してきました。今回は、それに途中から合流することになる「日本の高校3年生コース」の2学期(2022年7月2日~8月26日)についてお知らせしたいと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年6月6日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 192―

(2022年6月6日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。5月23日の記事では、慶應義塾大学の総合政策学部や環境情報学部のAO入試、早稲田大学政治経済学部のグローバル入試において提出が求められる活動報告書について、大学で学びたいことが明確になっており、それがこれまでにしてきた活動と関連性があることを示せるのであれば、人目を引くような活動実績がなくても合格できることを説明しました。今までの生徒の中には、後者を受験する際に、ボランティア活動など報告すべきことが全くなく、海外に単身留学したことだけを記入した人もいます。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(22) ―英語学習の勧めvol. 191―

(2022年6月3日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTやIELTSのReadingで出題されるような文章を正確に読むために必要なものの一つとして、そこで扱われているトピックに関する知識が身に付いていることを取り上げました。日本語で書かれた文章でもそこで扱われているものに対して馴染みがない時には内容を誤った形で受け取ることがありますが、文構造などに関するルールが大きく異なる英語の文章に接する際にはその可能性が大きく増してしまうのは不思議なことではないと思います。続きはこちら>>

2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について(2)―SOLからのお知らせvol.258―

(2022年6月1日 18:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。4月6日の記事では、2022年6月20日から8月12日までの間に実施する、2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした定員4名の少人数グループ指導では、週に3コマ(1コマ80分)、TOEFL iBTやIELTSのReading対策(「アカデミック・リーディング」)を行うと述べました。海外の教育機関で学ぶ人にとって、このパートのスコアを上げることが最も難しいものですし、そのための取り組みが長い期間を要するのが一般的であるため、このような内容の授業を実施しています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年5月30日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 191―

(2022年5月30日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。今年も今週で6月に入り、20日から今年度の帰国生大学受験セミナーのグループ指導が始まります。これから小論文の授業で使う教材の作成など様々な準備をしていくのですが、教室のすぐ近くに最大4名の生徒が居候をできる施設があり、今年度も今のところ3名が利用を希望していますので、彼らを迎え入れるための作業がその一つとなります。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(12) ―帰国生大学入試についてvol. 322―

(2022年5月27日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、最近、大都市圏の大学が次々に設置している英語を主な使用言語とする9月入学プログラムが抱える問題の一つとして、英語でのコミュニケーションを日本語が母語になっている人を相手にスムーズに取ることができる水準にない、もしくは授業内容の中心が体験談で学問的な深まりがない日本人の教員が授業を担当していることを挙げました。先日、神戸大学の中屋敷均氏が9月入学プログラムを「おままごと」と評している文章を読みましたが、それには上のような事情が関連していると思われます。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(13)―SOLからのお知らせvol.257―

(2022年5月25日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生入試やAO入試の受験準備を進める中で、生徒全員に共通した課題の他に、個人の学習状況や志望する大学や学部・学科などに合わせて取り組まなければならないものがあるため、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」では月の始めに学習プランに関するシートを作成してもらい、教師とその内容について話し合う時間を設けていると述べました。これによって、授業外の時間の学習も明確な方向性がある形で行うことができます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年5月23日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 190―

(2022年5月23日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、我々が日本の大学の英語を主な使用言語とする9月入学プログラムに入ることを希望している人が志望理由を述べるエッセイの作成をサポートする中で、大学や学部・学科によって高く評価されやすいものがあることに気付くことができると述べました。一つの例として上智大学国際教養学部(FLA)を挙げましたが、高校生活の中で様々な活動に取り組んだ受験生を好む大学や学部・学科は少なくないと思われます。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(11) ―帰国生大学入試についてvol. 321―

(2022年5月20日 17:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、大都市圏の大学が次々に設置している英語を主な使用言語とした9月入学プログラムを進学先とするかどうかの判断は慎重に行うべきと述べました。そのようなプログラムの多くは、カリキュラムの作成についてしっかりとした方針がなく、集まった教員の専門分野に関する授業をそのつながりなどに関係なくただ並べているに過ぎないように思えるからです。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(12)―SOLからのお知らせvol.256―

(2022年5月18日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)のカリキュラムに関して、生徒一人ひとりが自分の目標とする大学や学部・学科の帰国生入試やAO入試に合格するのに必要なものを習得するのに専念できる形にしていると述べました。このため、「人文科学系小論文」や「社会科学系小論文」といった授業の参加については個人の状況によって決めてもらっていますし、英語の授業や「早稲田対策」、「早稲田政経対策」、「上智対策」などは追加で申込みをしてもらうものとしています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年5月16日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 189―

(2022年5月16日 18:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の出願手続きで提出が求められる志望理由書の内容について、大学で学んだことを使って社会に貢献するというように、一般的に大学の教員が好むと思われるものがあると述べました。このようなことも、生徒が志望理由書を作成したり面接試験に向けた準備をしたりする際のサポートを長年行っているから把握できるものの1つです。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(10) ―帰国生大学入試についてvol. 320―

(2022年5月13日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の受験準備としてこの時点で行うべきことの中で、最も優先順位が高いのは高校の授業外で進めなくてはならないSATの対策ではなく、TOEFL iBTやIELTSなどの成績を伸ばすための学習であることを確認しました。これらの入試において大学入学資格の取得を求めるのは少数である一方、TOEFL iBTやIELTSなどの成績が低いままでは合格が期待できるものが大きく限定されてしまいます。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(11)―SOLからのお知らせvol.255―

(2022年5月11日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOL帰国生大学受験セミナーの小論文試験対策のためのグループ指導では、生徒から受け取った全ての答案を遅くとも2、3日の間に教師からのコメントを加えた形で返却していると述べました。小論文試験に対応する力を身に付けるためには、一つの答案を満足のいくものになるまで書き直すことが重要であり、それを促すためにできるだけ早く答案を生徒の手元に返すようにしているのです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年5月9日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 188―

(2022年5月9日 17:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の面接試験に向けたサポートを行う中で生徒から聞く試験会場の様子から、大学や学部・学科が合否の判定の際に重視しているものを理解できることがあると述べました。受験生は入試当日に緊張していることが多いので、会場で得た情報にも誤りが含まれる可能性がありますが、例えば、中央大学の英語運用能力特別入試に合格している人を見る限り一定の信憑性があるように思います。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(21) ―英語学習の勧めvol. 190―

(2022年5月7日 16:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの記事では、TOEFL iBTやIELTSのReadingで出題される文章を正しく読むために必要なものとして、前後の文の内容や文章全体のテーマから単語の意味や文の構造などを適切に推測する力があるということを述べました。このような力を伸ばすには、問題演習で使った教材にある文をいくつか和訳してみるといった形で細かく復習する必要があります。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(10)―SOLからのお知らせvol.254―

(2022年5月5日 16:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)から行う小論文試験対策のためのグループ指導では、生徒が書いた答案をどのような小論文を書くべきかを確認する際の教材の一つとして使っていると述べました。これによって、どのような答案が望ましいのか(もしくは、入試でよい評価を受けるのか)という点について具体的なイメージを持ってもらえるなどの学習効果が期待できると考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年5月2日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 187―

(2022年5月2日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試は多くの場合、TOEFL iBTやIELTSといった外国語運用能力試験の成績と小論文試験の出来で合否が決まるものの、面接試験において受験生が大学や学部・学科が求める資質を持っていることをアピールできるか否かが大きな影響を及ぼすケースがあると述べました。その一つが国際基督教大学(ICU)のユニヴァーサル・アドミッション4月入学帰国生入試となりますが、このような傾向は我々が面接試験に向けた準備のサポートも行っているから把握できるものです。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(9) ―帰国生大学入試についてvol. 319―

(2022年4月29日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、この時期に帰国生入試やAO入試の受験に向けた準備の一つとして、大学入学資格を取得するための統一試験などの成績を上げるための取り組みを挙げました。慶應義塾大学や横浜国立大学経済学部、東京大学、京都大学など一部の大学ではこれが帰国生入試で合格できるかどうかにつながってきますので、これらの大学を受ける人は高校での学習や統一試験の対策を行うべきでしょう。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(9)―SOLからのお知らせvol.253―

(2022年4月27日 17:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、多くの人にとって小論文試験の対策を始める時期にあたる「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)のグループ指導において、授業の2日前を答案を提出する期限としており、授業外で答案を作成する段階でよい答案を書くために必要なものをインターネット上などで自分なりに調べたり教師に確認したりすることを勧めていると述べました。これによって、生徒が一定の自信をもって授業に臨めるようになり、大きな学習効果が期待できます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年4月25日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 186―

(2022年4月25日 19:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、最近、国立大学や首都圏の有名私立大学の間で、帰国生入試やAO入試で入学した学生が一般入試を受けた人に比べて学習意欲が強いものになるという評価が広がっており、受け入れる人数を増やしているところも多いと述べました。これには、受験準備を進める中で強い不安やストレスに直面することがどれだけあるかが関係しているのではないかと個人的には考えていますが、帰国生入試やAO入試の進路指導を統計的なデータだけに基づいた形で行うのは、同じような結果を生み出してしまう可能性があると思います。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(8) ―帰国生大学入試についてvol. 318―

(2022年4月22日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の受験に向けた準備の中で、それに本格的に取り組む時期に入る前にしておくべきものの一つである外国語運用能力試験の成績を伸ばすことについて、中国語運用能力を活かして受験する場合にすべきことを説明しました。日本の大学で中国語運用能力を高く評価するところはそれほど多くありませんので、中央大学の商学部や経済学部などで求められるものをしっかりと身に付けておくこと、そしてそれが達成できた際にはTOEFL iBTやIELTSなどの受験も視野に入れるべきことが大切になります。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(8)―SOLからのお知らせvol.252―

(2022年4月20日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、小論文試験に向けた準備の少なくとも初期段階では教師にも生徒にも確認したいことが多くあるため、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)のグループ指導では、授業時間を答案の作成などではなく、主に教師と生徒の間のコミュニケーションに充てるという形で実施していると述べました。これも、通常の予備校や塾にはないSOLの帰国生大学受験セミナーの特徴の一つと言えると思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年4月18日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 185―

(2022年4月18日 19:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の小論文試験において、受験生の学力のどのような側面を重視しているかが大学や学部・学科によって異なることがあり、それを踏まえた形でカリキュラムや学習の方針を決めるには、授業だけでなく答案の添削も担当することが必要であると述べました。このような入試に向けた準備のサポートを通常の予備校や塾で見られる分業制で行うことには限界があるように思います。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(7) ―帰国生大学入試についてvol. 317―

(2022年4月15日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試であれば基本的にどの大学でもスコアが出願手続き時に使えるTOEFL iBTとIELTSについて、TOEFL iBTのスコアが伸び悩んでいる場合や、イギリス連邦の国々や日本のようにIELTSが受験しやすい環境にいる場合には、後者を受けるよう勧めていると述べました。IELTSの方が多くの帰国生が苦手とするReadingの対策をしやすいですし、日本の文部科学省やそこが出している対照表を基に判断する多くの大学が他の英語運用能力試験に比較してIELTSのスコアを高く評価しているということもあります。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(7)―SOLからのお知らせvol.251―

(2022年4月13日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。3月30日の記事では、小論文の対策を進める際に、授業に参加する人の人数を一定の規模に抑えることができれば(SOLの帰国生大学受験セミナーでは16名としています)、グループ指導には個別指導にはない学習上のメリットがあることを説明しました。このようなことを書くと、学力が伸びていない人だけによい影響があるようなイメージを一般的に抱かれますが、小論文試験に対応する力が高い人にもさらなる成長を促す効果が期待できます。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年4月11日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 184―

(2022年4月11日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、一般的にTOEFL iBTやIELTSといった外国語運用能力試験の成績と小論文試験の出来で合否が決まる帰国生入試やAO入試の受験に向けたサポートにおいて、一つひとつの大学や学部・学科において求められているものを正しく把握する機会がないことが、学習の中で優先すべきものの判断を誤ったものにする可能性があることを説明しました。小論文試験の準備に専念すべきタイミングで、外国語運用能力試験の対策に時間を使うことは合格可能性を低いものにする恐れがあります。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(6)―帰国生大学入試についてvol. 316―

(2022年4月8日 18:15)

こんにちは。SOLの余語です。3月25日の記事では、TOEFL iBTやIELTSといった外国語運用能力試験で成績を伸ばすことを阻む要因は様々なものがあり、その対策のあり方は個人の状況に合わせる形で考えなければならないと述べました。単身留学生のように海外での滞在期間が短い人や言語学習の分野で「ダブル・リミテッド」という状態に陥っている人は、母語である日本語で外国語が運用されるルールを説明してくれる人に学習のサポートを受けるべきだと思います。続きはこちら>>

2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について(1)―SOLからのお知らせvol.250―

(2022年4月6日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。現在、「SOLからのお知らせ」では、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)から実施するグループ指導の特徴を紹介していますが、同じ時期に2023年9月以降に日本の大学への入学を目指している人を対象とした少人数グループ指導や個別指導も行います。今回の記事では、TOEFL iBTやIELTSのReading対策を主な内容とする少人数グループ指導についてお知らせしたいと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年4月4日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 183―

(2022年4月4日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、学問的な関連性があまりないのにもかかわらず様々な学部・学科に出願することについて、小論文試験の対策が中途半端なものになるため望ましくないと述べました。帰国生入試やAO入試の受験性にこのような行動をする人が少なくないことの背景には、通常の塾や予備校では生徒が抱える不安を小さくするような形で進路指導をするのが難しいことがあるのではないかと考えられます。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(20) ―英語学習の勧めvol. 189―

(2022年4月1日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTやIELTSのReadingで出題される文章の中に見られる文の構造を正しく把握するために前後の文の内容や文章全体のテーマから推測する力が必要になる場合があることを説明しました。TOEFL iBTやIELTSのReadingでは様々な要素が入り組んだ長い文(このようなものが多いことが英語の学問的な文章の特徴の一つです)を読むことを求められることを考えると、そのような力を伸ばすことは重要な学習課題だと思われます。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(6)―SOLからのお知らせvol.249―

(2022年3月30日 18:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、最近、個人の使用を前提とした情報機器が発達したことなどにより、「自分の世界」と関わりのないと思われる他人とのコミュニケーションに消極的な姿勢を見せる人が増えているものの、対面でのグループ指導に参加する人の定員を16名としているSOLの帰国生大学受験セミナーでは、教師が生徒に様々な形での働きかけができると述べました。その結果、帰国生入試やAO入試の受験に必要なコミュニケーション能力を伸ばす機会を多くの人が確保できているようです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年3月28日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 182―

(2022年3月28日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試を受験する際に、分業制を採る一般的な予備校や塾では生徒が確信を持てる形で進路指導をすることが難しいためか、一人の受験生が専門とするものに関係性が見えない形で多くの学部・学科に出願することがよく見られると述べました。このような方向性で受験準備をすることの問題の一つが、志望理由書の作成といった出願手続きに関する作業に時間が取られてしまい、小論文や英語の対策にかける時間が削られてしまうことです。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(5) ―帰国生大学入試についてvol. 315―

(2022年3月25日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、外国語運用能力試験の対策に関して、それが必要になる人が共通して取り組まなければならないのが意味や用法が分かる単語や表現を増やしていくことだと述べた上で、TOEFL iBTやIELTSを受ける場合にお勧めの教材をいくつか挙げました。人によってどのような教材を使いやすく感じるかは異なりますが、その中でも代表的な3つのアプローチを取ったものを紹介していますので、これから単語や表現の学習を始める人に参考にしてもらえればと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(5)―SOLからのお知らせvol.248―

(2022年3月23日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。3月9日の記事では、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)から行うグループ指導に、対面で授業を受ける人の定員を16名とするだけでなく、教師と一緒に時間を過ごせる共有スペースを設けているなどといった特徴があることを述べました。これらは全て教師と対話する時間を十分に確保することで、帰国生入試やAO入試でより良い結果を出すために必要となる学問的なコミュニケーション能力を身に付けてもらうことを意図したものです。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年3月21日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 181―

(2022年3月21日 18:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試で最も多く見られる外国語運用能力試験の成績と小論文試験の出来を合わせて合否判断をするタイプのものについて、小論文試験では受験者の学力が様々な側面から試されるため、それに対応する能力が統計的な分析に馴染む形で評価することが難しく、分業制を採る一般的な予備校や塾では進路指導も生徒に確信を持たせるような形では行えない可能性があると述べました。そのような環境で学ぶ人が学部・学科の関連性が見えない形で多くの入試に出願することがよくあるようですが、それもこのような事情が関連しているのではないかと考えています。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(4) ―帰国生大学入試についてvol. 314―

(2022年3月18日 17:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、ここ10年くらい受験生の間で人気が高まっている首都圏の有名私立大学の商学部・経営学部を例として取り上げる形で、帰国生入試やAO入試で合格するのにはTOEFL iBTやIELTSといった外国語運用能力試験でどれくらいの成績を収めるべきなのかということを説明しました。そこで紹介した大学や学部・学科でどのようなものが求められるのかを詳しく確認したい人はこの記事の最後にあるフォームなどから連絡してもらえればと思いますが、上の記事で述べた水準に達していない人にとって外国語運用能力試験の対策をすることが今行うべき最も優先度の高いものになります。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の授業について(2)―SOLからのお知らせvol.247―

(2022年3月16日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLからのお知らせ」では、現在、6月下旬から始まる「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」のグループ指導の特徴を、カリキュラムなどを考える時に生徒の学問的なコミュニケーション能力を最大限伸ばすことを目標としているという観点から紹介しています。今回はそれを一旦お休みして、「日本の高校3年生コース」の1学期(2022年1月4日~7月2日)に行う授業の概要をお知らせします。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年3月14日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 180―

(2022年3月14日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。3月7日の記事では、例えば上智大学外国語学部英語学科の帰国生入試のように、一般的に英語運用能力の高低のみが重視されるというイメージを抱かれることが多いものでも、それだけではなく英文和訳問題などの回答の中で示される日本語運用能力も合否に強く関係している事例が見られると述べました。このようなことも、我々のように受験準備のあらゆる面をサポートしているから分かることだと思います。続きはこちら>>

2021年度の生徒の合格実績について(2022年3月11日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 179―

(2022年3月11日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。先日、今年度の生徒で4月入学者を対象とした入試を最後まで受験していた人が慶應義塾大学環境情報学部の一般入試に合格しました。彼は9月という比較的遅い時期からグループ指導に合流し、その頃のIELTSのスコアが5.5だったものの、日本語での学習能力が高く、英語試験や小論文試験の対策がスムーズに進んだことと、僕らが試験会場で実力を出し切るのに必要だと考える生活リズムを安定させることの重要性を(今年に入ってからではありますが)理解できたことにより、合格するのに値するパフォーマンスができたようです。これで、僕らも来年度に受験する人のサポートに専念することが可能になりました。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(4)―SOLからのお知らせvol.246―

(2022年3月9日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。2月23日の記事では、SOLの帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)から行うグループ指導において、対面で授業を受ける人の定員を16名としていることを述べました。帰国生入試やAO入試は学問的なコミュニケーション能力が測られる試験で構成されていますが、それを最大限伸ばすためには教師と生徒が自由に対話できるサイズに授業の規模を設定すべきと考えています。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年3月7日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 178―

(2022年3月7日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、通常、出願手続きの際に提出される書類の内容によって合否が判断されると言われる慶應義塾大学の帰国生入試において、試験会場で書くことが求められる小論文を「小論文試験」としている法学部だけでなく、言語に関わる学問を扱う文学部でも答案で見られる日本語運用能力の高低が合格者の選抜に大きく関係していると述べました。受験を考えている人はその準備の段階でこの点に注意してもらえればと思います。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(3) ―帰国生大学入試についてvol. 313―

(2022年3月4日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、今年の秋に帰国生入試やAO入試を受験する予定の人がこの時点で取り組んでおくべきものの中で最も優先順位が高いのはTOEFL iBTやIELTSといった外国語運用能力試験の対策であると述べました。これらの入試では、外国語運用能力試験の成績によって合格が期待できる大学や学部・学科が大きく異なってきますし、日本語小論文に向けた準備などを考えると、なるべく早い時期に一定の水準を超えておくべきということがこのように考える理由です。続きはこちら>>

「日本の高校3年生コース」の授業について(1)―SOLからのお知らせvol.245―

(2022年3月2日 17:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。現在、「SOLからのお知らせ」というシリーズでは、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)に行うグループ指導の特徴を紹介していますが、先日、HP上の「日本の高校3年生コース」の日程などを更新したのでお知らせします。このコースの特徴については後日掲載する記事で詳しく説明する予定ですが、高校の授業がある時期は「2022年11月卒業生コース」と、それ以外の時期は「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」とほぼ同じ形で授業を行います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年2月28日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 177―

(2022年2月28日 17:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試の多くで合否の判断材料の一つである小論文試験に対応する力の数値化が難しいということに関して、受験準備のサポートの現場で見られるいくつかの状況がその裏付けになる可能性があると述べました。特に、横浜国立大学や北海道大学の帰国生入試をその後の難関国立大学の模試として使うことは、通常の予備校や塾でこれらの入試の進路指導が正しく行われているのかに疑問を持たせるだけでなく、他の受験生から充実した環境で学ぶ機会を奪ってしまうという問題があると思います。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(2) ―帰国生大学入試についてvol. 312―

(2022年2月25日 17:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、海外の高校を卒業予定であるか否かに関わらず、この夏に日本の大学の帰国生入試やAO入試の受験を控えている人がこの時点で取り組むべきと考えられるものをいくつか挙げました。その中で多くの人にとって最も優先度が高いのがTOEFL iBTやIELTSといった外国語運用能力試験の対策です。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(3)―SOLからのお知らせvol.244―

(2022年2月23日 16:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。2月9日の記事では、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期以前(2022年1月4日~6月17日)に行う個別指導に関連して、すでにオーストラリアやニュージーランドの高校を卒業したがまだ進路が決まっていない人や、昨年の受験で期待した結果が出なかったので再度帰国生入試やAO入試に挑戦する人の受験サポートについて述べました。これらの試験に向けた準備は正しい形で行っていれば時間をかければかけるほどよりよい成果が出る可能性は高まります。関心のある人はまず個別面談を受け、今後の学習課題を明確にしてもらえればと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年2月21日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 176―

(2022年2月21日 16:30)

こんにちは。SOLの余語です。2月14日の記事では、帰国生入試やAO入試の多くで合否の判断材料の一つとなる小論文試験の出来について、文章読解力や日本語運用能力、思考力など学力の様々な側面を受験生が自分で書いた文章から測るものであるため、その評価を数値で表すことが難しいと述べました。大学や学部・学科によって重視するものが異なることや同じ人でも学問分野が異なると対応力にばらつきが出ることがその傾向を強めます。続きはこちら>>

2021年度の生徒の合格実績について(2022年2月9日時点) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 175―

(2022年2月18日 16:45)

こんにちは。SOLの余語です。先週、帰国生でも受験がしやすい形で実施しているICUの一般入試が終了し、今日は英語試験と小論文試験だけで受験ができる慶應義塾大学環境情報学部の一般入試がありました。今回、SOLからこれらの入試を受験した人は昨年の秋に行われた帰国生入試やAO入試を受けておらず、今回が初めての受験になるのに加えて、新型コロナウィルスの感染拡大もあったため、かなり緊張した感じで受験に臨むことになりました。これで今年度の生徒が受験する入試は終わりとなります。続きはこちら>>

メールや各種フォームの不具合について―SOLからのお知らせvol.243―

(2022年2月16日 16:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。SOLでは、2月10日からHPのサーバーに不具合が起きており、2月14日の午後までHPが閲覧できなくなるだけでなく、メールもしくは各種フォームを通じたご連絡がこちらに届かなくなっていました。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年2月14日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 174―

(2022年2月14日 14:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、少なくとも文系学部の帰国生入試やAO入試の多くでは、事前に提出された外国語運用能力試験の成績と小論文試験の出来によって合否が判断されることを説明しました。この結果、首都圏の有名私立大学では、例えばIELTSのスコアが6.5の人が不合格になっているのに、6.0の人は受かっているということが起こります。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(2)―SOLからのお知らせvol.242―

(2022年2月9日 17:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、2022年5・6月にカナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校を卒業する人を対象とした「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」のグループ指導が始まる前の時期(1月から6月下旬)に実施する個別指導についてお知らせしました。この時期はTOEFL iBTやIELTSの対策を行う人が多いですが、そのスコアアップのために必要なものが学習者によって大きく異なることはよくあることですし、準備に使える時間も同じです。SOLの個別指導では、そのような個人的な状況を踏まえた形で授業を行っていますので、関心のある方はこの記事の最後にあるフォームからご連絡いただければと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年2月7日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 173―

(2022年2月7日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの2つの記事では、日本の大学の帰国生入試やAO入試の中には、入試の実施のあり方や大学や学部・学科が合否の判断の際に重視するものから、受験生のサポートにおいて分業制を採る予備校や塾でも合格するのに必要なものを推測できるものがあるということを述べました。ただし、問題は、特に外国語運用能力試験の成績を事前に提出し、小論文試験や面接試験の受験を求められるものの場合、その数が多くないことにあります。続きはこちら>>

今から帰国生入試やAO入試に向けて準備すべきことについて(1)―帰国生大学入試についてvol. 311―

(2022年2月4日 15:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの記事では、日本の大学の帰国生入試やAO入試で出願資格を得るための条件について入試要項などで確認する際に注意すべき点を説明してきました。海外の高校に卒業までの3年間在籍した場合には問題がないと判断されることが多いのですが、TOEFL iBTやIELTSといった外国語運用能力試験の成績に関して一定の水準以上であるといった条件が付くことも少なくありません。これから受験する大学や学部・学科を検討する人に参考にしてもらえればと思います。続きはこちら>>

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(1)―SOLからのお知らせvol.241―

(2022年2月2日 18:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回までの4回の記事では、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校に在籍している人を対象とした「2022年11月卒業生コース」の概要をお知らせしました。これらの高校で学んでいる人は、高校の授業の日程や帰国生が多く受験する入試が実施される時期の関係で不利な立場に置かれることになります。すでに12月、1月にグループ指導を行う1学期は終了しましたが、日本の大学の帰国生入試やAO入試の受験準備を行う人には早めにご連絡いただければと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年1月31日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 172―

(2022年1月31日 16:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、入試の実施のあり方や日程の組まれ方などから、受験者の学力の数値化しやすい側面(例えば、TOEFL iBTやIELTSのスコア)を基にして合否の判断をしていると推測できる大学や学部・学科があることを述べました。これらの入試の合格に必要なものは統計的な分析で明らかになりやすいので、授業や答案の添削、進路指導などに関して分業制を採る予備校や塾でも把握できるのだと思いますが、問題はその数が少ないことです。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(19) ―英語学習の勧めvol. 188―

(2022年1月28日 17:30)

こんにちは。SOLの余語です。昨年7月22日の記事では、TOEFL iBTやIELTSのReadingで出題される文章を正しく読むためにはそこで使われている単語の意味を適切に把握する必要があるが、前後の文の内容や文章全体のテーマからその意味を推測する力がないと誤った方向に進んでしまう場合があることを説明しました。英語は様々な意味を持つ単語が多くあるので、上で述べたような力を伸ばす取り組みは重要なものと言えるでしょう。続きはこちら>>

2022年11月に南半球の高校を卒業する人を対象としたコースについて(4)―SOLからのお知らせvol.240―

(2022年1月26日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、「2022年11月卒業生コース」において、6月下旬から11月下旬に当たる3・4学期の概要をお知らせしました。これらの学期では、一人一人の生徒の状況によって、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」や「日本の高校3年生コース」の人と一緒に参加するグループ指導や同じ教材を用いて実施する個別指導など、授業の受け方が選択できるということを特徴の一つとしています。グループ指導には16名の定員がありますので、関心のある方には早めにご連絡いただければと思います。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年1月24日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 171―

(2022年1月24日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の大学の帰国生入試やAO入試では合否を判定する際に大学や学部・学科で重視されるものが異なるということを述べました。これが原因で、TOEFL iBTやIELTSのような英語運用能力試験でどれくらいのスコアを取ればよいのか、小論文試験や面接試験に対応するのにどのような能力を持っていればよいのかといった点に関して一般的な傾向を把握するのが難しくなっていますし、同じ大学や学部・学科についても様々な情報が出てくるということになります。続きはこちら>>

帰国生がAO入試の出願資格を確認する際の注意点について―帰国生大学入試についてvol. 310―

(2022年1月21日 20:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの記事では、日本の大学が帰国生入試で設けている出願資格を認めるための条件を入試要項などで確認する際に注意すべき点を説明してきました。今年も4月から様々な大学で入試要項が公表されていくはずですが、その内容を確認する際に一つ一つの記事で取り上げた点を意識してもらえればと思います。続きはこちら>>

2022年11月に南半球の高校を卒業する人を対象としたコースについて(3)―SOLからのお知らせvol.239―

(2022年1月19日 18:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、オーストラリアやニュージーランド、フィジーなどの南半球の国で新しい学年が始まる前の1月下旬から帰国生大学受験セミナーで夏から秋にかけてのグループ指導が始まる6月下旬までの時期に当たる「2022年11月卒業生コース」の2学期の概要をお知らせしました。こちらの学期は、1学期と違い個別指導が中心となり、特に定員を設けていませんので、関心のある方はこの記事の最後にあるお問い合わせフォームなどからご連絡ください。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年1月17日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 170―

(2022年1月17日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、OBOGが頻繁に顔を出してくれるというこの教室の特徴の一つに新型コロナウィルスの感染拡大がどのような影響を及ぼしたかということを述べました。そこでふれたこれから大学3年生になる人を対象にした就活セミナーについては、日程など詳細が決定しましたので、関心のある方はFacebookのSOLのページをご参照ください。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(12)―帰国生大学入試についてvol. 309―

(2022年1月14日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。2021年7月21日の記事では、いくつかの大学の帰国生入試の要項に見られる「大学入学資格を取得するための統一試験の成績を提出することが望ましい」という表現について、そのような大学では書類審査の段階で不合格者が出るため、実際には提出が必須であるのと同じ意味であると述べました。また、一般的にこのような帰国生入試の書類審査を通過するためには統一試験でよい成績を修めなければならないことに注意してください。続きはこちら>>

2022年11月に南半球の高校を卒業する人を対象としたコースについて(2)―SOLからのお知らせvol.238―

(2022年1月12日 17:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回のお知らせでは、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校に通う人を対象にした「2022年11月卒業生コース」に関して、最終学年に入る前の12月、1月にグループ指導を行う1学期の概要をお知らせしました。授業を録画したものを見てもらった上で週2、3回補講を行う形での受講形式であればまだ何人か生徒を受け入れられますので、関心のある方はこの記事の最後にあるフォームなどからご連絡ください。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年1月10日) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 169―

(2022年1月10日 17:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、PCのトラブルが理由でこのブログの更新ができなかった昨年の8月から今までの教室の状況について、帰国生大学受験セミナーのグループ指導という観点からお知らせしました。昨年の12月29日から1月3日までお正月休みで教室を閉めていましたが、個別指導は1月4日から、グループ指導は1月5日から再開しています。続きはこちら>>

2022年11月に南半球の高校を卒業する人を対象としたコースについて(1)―SOLからのお知らせvol.237―

(2022年1月8日 17:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。日本の大学の帰国生入試やAO入試の多くは例年9月から11月の間に実施されます。カナダやアメリカ、イギリスなどの北半球の高校を5月もしくは6月に卒業する人は日本に帰国した後、これらの入試に向けた準備に腰を据えて取り組むことができます(実際にそうなるかは学習者の意欲や学習環境のあり方次第になりますが)。続きはこちら>>

現在の教室の状況について(2022年1月5日) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 168―

(2022年1月5日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。昨年、8月の始めにこのブログに掲載している記事を保管していたPCが故障してから、5ヶ月ほどの期間が更新できないまま過ぎてしまいました。最近、CGなどを作成している企業でシステム管理をしているOBがデータを復元してくれましたし、新しい年にもなりましたので、ブログの定期更新を再開したいと考えています。続きはこちら>>

8月2日から8月6日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 167―

(2021年8月2日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、高校から単身留学などの形で海外に渡航することになった人の中には、年齢相応な水準まで運用能力が高まっていない言語を用いて、中学校を卒業するまでにふれていないものを学ぶことで大きな負荷がかかったと感じている人が少なくないと述べました。これが大学受験に向けた学習に積極的に取り組むことができないという問題につながるケースも見られますが、そのような心理的な状態に至った過程を生徒が僕らに打ち明けてくれるのは個人的にコミュニケーションを取っている時間です。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(11)―帰国生大学入試についてvol. 308―

(2021年7月31日 15:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の大学の帰国生入試で出願資格を得るための条件の一つになることがある、卒業した高校が採用する教育制度における大学入学資格を取得しているか(そのための統一試験の結果が提出できるか)というものを取り上げました。この条件はインターネット上で言われているほど多くの大学で見られるものではないですし、大学によっては海外の大学から入学を認められていることを示す書類が提出できれば出願資格を認めるところがあることを確認してもらえればと思います。続きはこちら>>

1年間を通じて実施している個別指導について(6) ―SOLからのお知らせvol.236―

(2021年7月29日 12:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。このブログに6月9日に掲載した記事では、SOLで1年間を通じて実施している個別指導を受講している人の中に、小学校や中学校に在籍している段階で日本に帰国した後の英語運用能力の維持・伸長を目的としている人がいると述べました。特にreadingやwritingに関する能力は学習を継続しないと母語でも精神年齢に相応な形で伸びないことがあるものですし、日本の大学を受験する場合に英語を得意科目にすることが有利に働きますので、上のような状況にある人に受講を検討してもらえればと思います。続きはこちら>>

7月26日から7月30日までのグループ指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 166―

(2021年7月26日 19:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、大学受験に向けた学習に積極的な姿勢を見せない人の中には、小学生高学年から中学受験の準備をする際に大きな負担やストレスに直面したことで、学びに対してネガティブな印象を持つようになった人がいるということを述べました。このような具体的な事情は、一人ひとりの生徒とコミュニケーションを取る時間があってこそ理解できるものです。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(10)―帰国生大学入試についてvol. 307―

(2021年7月24日 15:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、「繰り上げ卒業」を積極的に認めるカナダのブリティシュ・コロンビア州の高校に単身留学した人が青山学院大学の海外就学経験者入試に出願した際に直面した問題を取り上げました。日本の大学の入試担当者には融通が利かなかったり海外の教育制度に対する理解が不足していたりする人が少なくないため、その実情などについて説明しても判断が覆らないことがよくあります。青山学院大学のようなところを今年受験予定の人は卒業や在籍期間に関する証明書に書かれていることを確認した方がいいでしょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(18) ―英語学習の勧めvol. 187―

(2021年7月22日 12:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの記事では、TOEFL iBTやIELTSのReadingで高いスコアを取るには、そこで与えられた文章を速く正確に読める力が必要になるが、それを身に付けるために英文法に関する学習に取り組むべきであることを説明しました。そして、その学習における注意点や問題演習に用いた教材の隅々まで確認するような形で復習することの意味についても述べてあるので、TOEFL iBTやIELTSの受験準備をしようとしている人に読んでもらえればと思います。続きはこちら>>

7月19日から7月23日までのグループ指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 165―

(2021年7月19日 18:35)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、前島や僕の体験を踏まえて、自分が情熱を傾けられるものと学ばなければならないものの間につながりが生まれた時に強い学習意欲が引き出されるのが人間の特性の一つであるようだということを述べました。僕らが生徒一人ひとりと話をする時間を確保することは、彼らがそのようなものを持っているか、それはどのようなものかについての理解を深めることができるので、受験準備をサポートする中で重要なプロセスであると考えています。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(9)―帰国生大学入試についてvol. 306―

(2021年7月17日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、海外の教育制度で見られる「飛び級」や「繰り上げ卒業」を利用して高校を卒業していても日本の大学の帰国生入試で出願資格が認められるということを述べました。ただし、そのような場合でも、海外の高校に継続して2学年分の期間に在籍していなければ他の条件を満たせていないと判断されてしまうことに注意すべきだと思います。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(17) ―英語学習の勧めvol. 186―

(2021年7月15日 14:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、英語圏の教育機関で学んでいる人でも英文法を母語である日本語を用いながら体系的に学ぶ必要があるということを確認した上で、このところインターネット上などで見られる日本語での学習のサポートを受けるべきだということを述べました。ただし、教師はどのような人でもいい訳ではなく、帰国生入試を受験する人にとっても英文法の学習が重要なものであることを理解していて、学習すべき項目を適切に絞り込むことができる人なのかを確認すべきでしょう。続きはこちら>>

7月12日から7月16日までのグループ指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 164―

(2021年7月12日 16:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、人間は自分が身近に感じられる範囲にある「謎」を人に話を聞いたり何かを読んだりすることによって解決することを通じて学ぶことに対する意欲が引き出されるということを述べました。SOLの教室で僕らが一人ひとりの生徒と話す時間を確保することの利点の一つは、彼らが日々の生活で感じている疑問をその場で解消できたり、授業の解説の中でそれを取り上げられることが可能になったりすることにあると考えています。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(8)―帰国生大学入試についてvol. 305―

(2021年7月10日 15:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、帰国生入試のような特別入試において「1度しか受験することができない」という制限を設けている大学があることを紹介しました。このような大学を入学することを希望していて、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験のスコアなどが合格に必要な水準に到達していない場合には、高校を卒業してすぐ受験をするのではなく次年度に繰り越すことを考えた方がいいかもしれません。続きはこちら>>

来年度以降に大学受験をする人を対象にした個別面談について―SOLからのお知らせvol.235―

(2021年7月7日 19:10)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLからのお知らせvol. 233」では、TOEFL iBTやIELTSのReadingにおいて、日本の大学の帰国生入試やAO入試(9月入学プログラムのものを含む)で満足できる成果を出すために必要なスコアを出すには長期的な取り組みが必要になると述べました。2022年度に受験予定の人はこの長期休暇の期間に対策を始めるのが望ましいでしょう(SOLでの対面もしくはオンラインの個別指導については6月30日の記事を確認してください)。続きはこちら>>

7月5日から7月9日までのグループ指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 163―

(2021年7月5日 16:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、僕らが生徒とコミュニケーションを取る時間を確保することによって、帰国生入試やAO入試の小論文試験で出題されるトピックに関しての説明をどの程度抽象的に進めることができるかが確認できるということを述べました。また、個々人が置かれている状況についての理解が深められることは説明に具体性を与えるために重要な役割を果たすものであり、小論文試験に向けた準備を効果的にすることが期待できます。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(5)―SOLからのお知らせvol.234―

(2021年7月2日 10:40)

こんにちは。SOLからのお知らせです。1週間ほど前に、今年度の帰国生大学受験セミナーのグループ指導で全ての期間、対面で授業を受ける形での受講に関してお申込みが定員(16名)に達したというお知らせをしましたが、その後、海外の大学への進学を決めたり保護者の赴任期間が延長になったことで今年度の受験を見合わせることにしたりした人が出ました。そのため、上の形で授業を受ける人をあと3名受け入れることができます。続きはこちら>>

2022年4月以降に大学入学をする人を対象とした個別指導について(2) ―SOLからのお知らせvol.233―

(2021年6月30日 11:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。現在、このブログの「英語学習の勧め」というシリーズでは、TOEFL iBTやIELTSのReadingで高いスコアを取るために必要なものとそれを身に付けるための学習法について説明する記事を掲載していますが、それらの記事を読むと意味が理解できる語彙や表現を増やしたり文法の理解を深めたりするのに時間がかかることが分かると思います。そのため、例えば来年度、日本の大学の帰国生入試やAO入試を受験する予定の人の多くにとってこの夏から体系だった形で学習を始めることが重要です。続きはこちら>>

6月28日から7月2日までのグループ指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 162―

(2021年6月28日 16:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、一人ひとりの生徒と話す時間を確保することによって、彼らの学習における特性や傾向に関する理解を深めることができるということを述べました。その一つが、日本語や英語で書かれた文章を分析的な視点を持って読むことができるかについてのものであり、生徒との会話の中で高校卒業までにこのような力を養う機会があまりなかったことが分かれば、一人ひとりの生徒の状況に合わせて学習計画を立てることができます。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(7)―帰国生大学入試についてvol. 304―

(2021年6月25日 11:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の大学が帰国生入試で出願資格を与える条件の一つとすることがある「高校卒業から出願手続きもしくは大学入学までの期間」を取り上げました。このような条件を入れている大学の多くはそれを2年とすることが多いので、北半球の高校を卒業した場合では、その直後に受験をしなくても一定数の志望校を確保することが可能ですし、一部の大学のように「出願手続き期間まで1年」としているところでは南半球の高校に在籍している人が卒業の翌年にも受験できるということになります。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(4)―SOLからのお知らせvol.232―

(2021年6月23日 12:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。先週、今年度の帰国生大学受験セミナーのグループ指導で、全ての期間対面授業を受けることができる人が16名の定員まであと1人であることをお知らせしました。その後、1人のお申込みが確定しましたので、上の条件での受講に関してはお申し込みの受け付けを締め切ることになりました。来週からグループでの授業が対面もしくはオンラインという形で本格的に始まりますが、今年度も生徒と一緒に様々なことを学んでいければいいなと考えています。続きはこちら>>

6月21日から6月25日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 161―

(2021年6月21日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、僕が日本の大学の帰国生入試やAO入試を受験する人の学習をサポートする中で教師:生徒が1人:1人もしくは2人という形での授業を多く担当することによって、知らない間に身に付いたり重要性を認識するようになったりしたものがあるということを述べました。それらは全て生徒の学習を効率的なものにすることが期待できるものと僕は考えており、生徒一人ひとりと様々な話題に関してコミュニケーションを取るというのがその一つです。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(6)―帰国生大学入試についてvol. 303―

(2021年6月18日 16:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本で海外の教育制度を採用しているインターナショナルスクールを卒業したり、海外にあるものの日本のカリキュラムで運営されている高校(入試要項では「在外教育施設」と表現されます)を卒業したりした人は、一般的に日本の大学が実施する帰国生入試で出願資格を認められないということを説明しました。このようなケースではAO入試や一般入試を受験することになりますが、どのように準備を進めるべきかについてはこの記事の最後にリンクが張ってあるフォームなどからご相談ください。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(3)―SOLからのお知らせvol.231―

(2021年6月16日 14:20)

こんにちは。SOLからのお知らせです。今回は、帰国生大学受験セミナーの今年度に日本の大学の帰国生入試やAO入試を受験する人を対象としたグループ指導の残席数をお知らせします。2021年度の「5・6月卒業生/既卒生コース」の1学期は6月21日から始まる予定ですが、週単位でのお申込みという形を採っており、学期の途中からでも参加できます(今年は新型コロナウィルス対策の一環で海外から帰国した人は2週間の自宅待機期間があるので、ほとんどの生徒が7月中旬からの参加になります)ので、関心のある方にはこの記事の最後にあるフォームなどからご連絡いただければと思います。続きはこちら>>

6月14日から6月18日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 160―

(2021年6月14日 18:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、僕が海外の教育機関に在籍する人の学習のサポートの分野において、個別指導を多く行うことによってキャリアを形成してきたということを述べました。この教室のもう一人の教師である前島も同様で、今でもグループ指導がない3月から6月にかけては教師:生徒が1人:1人(同じ学習課題に取り組んでいて学力にも大きな違いがない場合は1人:2人になることもあります)という形で毎日授業をしていますし、その他の時期もまだ受験生ではない人を対象にした個別指導を組んでいます。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(5)―帰国生大学入試についてvol. 302―

(2021年6月11日 14:50)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の大学が帰国生入試で出願資格を認める際の条件の中で重要なものの一つである「海外の教育機関における在籍期間」について、そこで見られる「年」や「継続」、「通算」といった表現が何を意味しているかを説明しました。「年」は「学年」を意味しており、例えば「継続2年」という条件がある場合に、海外に滞在していたのは2年未満であっても高校に2学年最初から最後まで在籍していれば出願資格が認められることを確認してもらえればと思います。続きはこちら>>

1年間を通じて実施している個別指導について(5) ―SOLからのお知らせvol.230―

(2021年6月9日 15:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLからのお知らせvol. 226」では、海外に渡航する前の準備として英語の学習に取り組むことを目的にSOLの個別指導を受講する場合、辞書の使い方や単語の意味の覚え方など、その後の英語学習の方針を確認するが目的の一つとなっていると述べました。ただ海外で生活していても英語で学問的なコミュニケーションを(人によっては日常的なものも十分には)取れるようになりませんので、意識的な学習の望ましいあり方を身に付ける機会を持ってもらえればと思います。続きはこちら>>

6月7日から6月11日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 159―

(2021年6月7日 19:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、昨年の12月から今年の1月にかけて行ったオンラインでのグループ指導において、僕が生徒間のコミュニケーションを活発なものにできなかったこと以外の「何かをやり切っていない」という印象を持ったことを述べました。そして、ある大学の教授が「授業をオンラインに移行してから教員の満足度が上がった」、「それは今まで見ることのなかった学生の表情が確認できるようになったからだ」と話しているのを聞いて、何を十分にできなかったかということに気付くことになりました。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(4)―帰国生大学入試についてvol. 301―

(2021年6月4日 14:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の大学の帰国生入試で出願資格を得るための条件の中で重要なものの一つである「海外の教育機関における在籍期間」について説明しました。多くの大学では、海外の高校を卒業したかどうかで求められる年数が異なってきますので、自分がどこで中等教育を修了することになるのかを念頭に置きながら入試要項に記載されている条件を確認してもらえればと思います。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(2)―SOLからのお知らせvol.229―

(2021年6月2日 16:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(1)」という記事を掲載しましたが、その後もグループ指導の受講に関するお問い合わせを数件いただきました。今年も引き続き新型コロナウィルスの感染拡大が続いており、海外から日本に帰国した人には一定期間の外出自粛が求められる措置がこの夏も維持されそうですし、9月入学プログラムに出願していてその結果次第で授業を受講しない可能性がある人もいるため、どの週に何人くらいの人が教室での授業に参加するかがまだ明確になっていません。続きはこちら>>

5月31日から6月4日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 158―

(2021年5月31日 14:30)

こんにちは。SOLの余語です。3月に昨年度のグループ指導が終了した後、SOLの教室で対面での授業を受けている生徒は数名で、他の人はオンラインでの個別指導を受講しています(海外に滞在している人もいますし、新型コロナウィルスに感染する恐れから自宅で授業を受けたいという人もいます)。このような形で授業をしていると、昨年の終わりから今年の初めにかけてオーストラリアやニュージーランドの高校で学ぶ人を対象にzoomを用いてグループ指導を行っていた時に、「何かが十分にやり切れていない」という感じが付きまとっていたことを思い出します。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(3)―帰国生大学入試についてvol. 300―

(2021年5月28日 14:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、帰国生入試で出願資格を得るための条件に関して確認すべきポイントとして、入試要項で始めに挙げられていることの多い「日本国籍または永住権を有していること」、「保護者の転勤などにより海外に渡航したこと」の2つを取り上げました。後者の条件は、海外の高校に単身で留学する人が増えていることなどからほとんどの大学で見られなくなりましたが、一橋大学など一部の国立大学にはまだ存在することに注意しましょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(16) ―英語学習の勧めvol. 185―

(2021年5月26日 15:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本で出版されている英文法の教材の中に、「理解すること」よりも「覚えること」に重点を置くことが学習者に大きな負担をかけるという批判を踏まえたアプローチを取るものが増えているということを述べました。ただし、このような教材の内容は興味深いものである一方で、文量が多い上に、英文法の学習をした経験がある人の「学び直し」のためのものとされているものがほとんどですので、初学者が自学自習を進めるための教材として適当なものとは言えないかもしれません。続きはこちら>>

5月24日から5月28日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 157―

(2021年5月24日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。以前に、僕が教室の様子などを収めた写真をホームページにアップロードする技術を持っていないため、FacebookやInstagramといったSNSを利用しているという記事をこのブログに載せたかと思います。未だに新たな技術を習得する時間を確保することができないので、(4月、5月はサボってしまいましたが)大体週に3回これらの更新を行っています。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(2)―帰国生大学入試についてvol. 299―

(2021年5月22日 15:50)

こんにちは。SOLの余語です。今回の記事から、日本の大学の帰国生入試で出願資格を得るための条件に関して確認すべきポイントを説明していきます。実際の入試要項をいくつか見たことがある人なら出願資格に関する条件が説明されている箇所には決まった形があることに気付くかもしれませんが、そこで取り上げられる順番に従ってチェックすべき点を確認できればと思います。続きはこちら>>

1年間を通じて実施している個別指導について(4) ―SOLからのお知らせvol.228―

(2021年5月20日 17:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回のお知らせでは、SOLの個別指導を受講する目的の一つとして、海外に渡航する前の準備としての英語の学習があることを説明しました。日本の大学の一般入試で求められる水準までは行かないまでも、英語を正しく使うためには文法に対する一定の理解が必要になるので、それを単身留学する前などに習得しておくことは海外での学校生活をよりよい形で始めることにもつながります。続きはこちら>>

5月17日から5月21日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 156―

(2021年5月17日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、SOLの教室で授業を受けていた時期の違いに関係なくOBOGの交流が活発なものになるように、新型コロナウィルスの感染拡大という問題が解決した時点からOBOG会の活動として定期的な食事会などを開く予定だということを述べました。これからの社会で求められる様々な人で構成されたコミュニティーを作るために多くの人がそのような機会を活用してくれればよいなと考えています。続きはこちら>>

帰国生入試の出願資格を得るための条件について(1)―帰国生大学入試についてvol. 298―

(2021年5月14日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの8つの記事では、昨年掲載した「受験する大学や学部・学科の選び方」をテーマとしたものへのリンクに合わせて、自分の学問的な関心に合わせた選択をすることの重要性を確認したり、周囲の大人の求めに応じて理系の学部や英語圏の大学、日本の大学の9月入学プログラムを受験することは望ましいことなのかという問題について考察を深めたりしました。今年も5月に入り、そろそろ受験するところを決めなければならない(少なくとも、その準備を始めなければならない)と考えている人は多いはずですので、これらの記事を読んで自分の進路に関する検討を慎重にしてもらえればと思います。続きはこちら>>

2022年4月より後に大学入学を目指す人を対象にした夏期のグループ指導などについて(2) ―SOLからのお知らせvol.227―

(2021年5月12日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。3月31日にこのブログに掲載した「SOLからのお知らせvol. 222」では、2022年4月より後に大学入学を目指す人を対象とした夏期のグループ指導を取り上げました。このグループ指導では、海外の高校で学んでいる人がスコアの伸び悩みという問題に直面することの多い英語運用能力試験のreadingの対策を主に行う予定であると述べましたが、今回は変更点を一つお知らせしたいと思います。続きはこちら>>

5月10日から5月14日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 155―

(2021年5月10日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、SOLの教室では夏から秋にかけての1年で最も生徒が多い時期でもOBOGが集まって交流ができるように、キッチンの横や2階に多目的スペースを確保していると述べました。これは、将来の社会で安定した生活を送っていくにはコミュニティーを形成することが必要であり、そのために教室で授業を受けた時期に関係なくできるだけ多くの人とコミュニケーションを取る機会をOBOGに持ってほしいと考えているからです。昨年新しい施設に移転した直後からコロナ禍に直面していますが、早くこれらのスペースを目的に適う形で活用できる日が来ることを祈っています。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2021年版)(8)―帰国生大学入試についてvol. 297―

(2021年5月7日 17:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、首都圏の有名大学が次々と設置している英語を主な使用言語とする9月入学プログラムに関して、優秀な大学教員を獲得するための国際競争が激化する中で学生の知的な成長を促すような体制を長期の不況といった問題に直面する日本の大学が作り出すことができるのかという点について疑問を呈しました。実際に授業を受けた人からも良い評判を聞くことがあまりありませんので、このプログラムを受験することについて慎重に検討すべきだと思います。続きはこちら>>

1年間を通じて実施している個別指導について(3) ―SOLからのお知らせvol.226―

(2021年5月5日 16:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLのお知らせvol. 224」では、対面またはオンラインという形で1年間を通じて実施している個別指導を受講する目的の一つに、海外に滞在している間に日本語運用能力を維持・伸長することがあると述べました。多くの日本人にとって母語である日本語で年齢相応な情報にふれることは知的な成長を遂げるに当たって重要なことです。また、英語を含む外国語の運用能力は母語の運用能力の水準によって伸び幅が決まるケースが多いことも無視できないと思います。続きはこちら>>

5月3日から5月7日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 154―

(2021年5月3日 17:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、最近アメリカや韓国で製作された映像作品に、高い学歴を持っているにも関わらず、安定して生活に必要なものを手に入れることができない状況にいる人が多く出て来ることを踏まえて、帰国生入試やAO入試で第一志望の大学に合格した人がその後も受験を続けることを少なくとも黙認することによって”Winners take all.”という考え方が正しいというメッセージを送るべきではないと述べました。大手の予備校や塾では生徒の学力を序列化し上位に置かれた人に教師も含めて優れた学習環境を与えることもよく見られますが、それも同じような効果を持っていると思います。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2021年版)(7)―帰国生大学入試についてvol. 296―

(2021年4月30日 19:40)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本語を母語とする人が英語を主な使用言語とする大学に進学することは望ましいことかという問題に関連して、日本の(特に私立)大学の文系学部で学生の知的な成長を促すような体制の整備がなかなか進まないことを批判しました。その社会的な責務を果たすための取り組みがなされているところもあるので、自分の志望する学部・学科がそのような条件を満たしているのか確認したい人にはこの記事の最後にリンクが張ってあるフォームなどから連絡してもらえればと思いますが、時代の変化に合った高等教育を受ける機会が全ての人に与えられているとは言い難いのが日本社会の現状だと思います。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(15) ―英語学習の勧めvol. 184―

(2021年4月28日 19:10)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、TOEFL iBTやIELTSのReadingで出題される文章を速く正確に読むために必要な文法に対する理解を高めるために、多くの帰国生にとって母語である日本語で書かれたテキストを読むことが学習者に大きな負担をかける可能性があるということを述べました。このように考える理由は、日本で出版されている教材の多くが様々な文法事項について「理解させる」ことより「覚えさせる」ことに重点を置いていることにあります。続きはこちら>>

4月26日から4月30日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 153―

(2021年4月26日 18:40)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、僕が最近NETFLIXで見た韓国ドラマの一部に「どのような状況でも支え合うことができる仲間の存在が重要である」という共通したメッセージがあるのではないかということを述べました。これが経済的な状況などについて様々な問題に直面している韓国や日本の大人が求めているものだと僕は考えており、もしその推測が正しいのであればこれから社会に出る若者に”Winners take all.”という考え方が正しいと受け取られるようなことを伝えるべきではないと思います。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2021年版)(6)―帰国生大学入試についてvol. 295―

(2021年4月23日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。ここ3回の記事では、日本語を母語とする人が英語を主な使用言語とする大学で学ぶのが適当かどうかは慎重な判断を要する問題であるということを述べてきました。それには、専門的な学びをする中で大きな負担がかかることや、これから「知識基盤社会」化が進んでいく中で求められる能力を伸ばすことにつながるのか疑問が残ることが関係しています。自分の適性や将来像などを踏まえながら進路についての検討にしっかりと時間をかけるべきでしょう。続きはこちら>>

帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数について(1) ―SOLからのお知らせvol.225―

(2021年4月21日 19:40)

こんにちは。SOLからのお知らせです。現在、帰国生大学受験セミナーの6月中旬から始まるグループ指導(「5・6月卒業生/既卒生コース」の「1学期」、「11月卒業生コース」の「3学期」、「日本の高校3年生コース」の「2学期」)に関するお問い合わせを多くいただいています。そして、受講する授業の内容や期間についてこちらと相談の上決まった人もおり、受け入れることのできる生徒の数が少なくなった時期も出て来ましたので、今回はグループ指導の残席数についてお知らせしたいと思います。続きはこちら>>

4月19日から4月23日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 152―

(2021年4月19日 18:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、慶應義塾大学の付属の高校に通う人が「これまで多くの苦労をしてきたため大学では楽をしたい」ので学習意欲が強い学生からの評判がよくない法学部政治学科への進学を希望することが多いということを述べました。このような現象を見ると、学力が高い人でもその地位を維持しようとすることで大きなストレスを感じる可能性があることが分かりますし、”Winners take all.”という考えが正しいと受け取れるようなメッセージを彼らに送るべきではないと思います。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2021年版)(5)―帰国生大学入試についてvol. 294―

(2021年4月16日 18:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本語を母語とする人が英語圏の教育機関で学ぶ場合、そこでふれたものに対する理解が「フワッとした」ものになってしまう可能性があるということを述べました。それは日々自分の母語ではない言語で見聞きする新しい情報が膨大なものになることに起因していますが、それでは今後ますます「知識基盤社会」化する先進国では社会に貢献することが難しくなるかもしれません。そのようなことを考えると、英語を主な使用言語とする大学や日本の大学の英語プログラムへの進学は慎重に判断すべきでしょう。続きはこちら>>

1年間を通じて実施している個別指導について(2) ―SOLからのお知らせvol.224―

(2021年4月14日 19:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOLの帰国生大学受験セミナーで1年間を通じて実施している個別指導の概要をお知らせしました。個別指導は帰国生入試やAO入試の受験まで1年以上ある人を対象とすることが多いですが、その主な目的の一つがTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策です。これらの試験に向けた学習は海外の高校での生活を充実したものにすることにもつながりますので、単身で留学している人などにも受講してもらえればと思います。続きはこちら>>

4月12日から4月16日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 151―

(2021年4月12日 19:10)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試で第1志望の大学に合格した人がその後も受験を続けるのを少なくとも黙認している予備校や塾があることについて、そのような形で一部の受験生に”Winners take all.”という考え方が正しいというメッセージを送ることが「他者が置かれた状況を慮る」意識を低下させることにつながるということを述べました。これは現代日本社会が直面する様々な問題をより深刻なものにする可能性があることを考えると望ましいとは言えないでしょう。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2021年版)(4)―帰国生大学入試についてvol. 293―

(2021年4月9日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、大学で見られるような専門的な学びを日本語を母語とする人が英語で行うことには学習者に大きな負担がかかる可能性があるため、どのような言語が主に用いられる環境を選ぶかについて慎重に検討すべきということを述べました。実際にこのような負担が一つの要因になって英語圏の大学を退学するというケースはTOEFL iBTやIELTSのスコアが高い人でも見られますので、4年間の大学生活を充実したものにするには何が必要なのかを現実的に考える機会を持つようにしましょう。続きはこちら>>

1年間を通じて実施している個別指導について(1) ―SOLからのお知らせvol.223―

(2021年4月7日 18:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、6月中旬から8月中旬にかけての8週間に実施する、2022年7月以降に帰国生入試やAO入試を受験する予定の人や、日本の大学に9月入学をするための入試で提出するエッセイなどを作成する人を対象にしたグループ指導や個別指導の概要をお知らせしました。グループ指導では主にTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験のreading対策を行い、受講生の希望や現在の学力に合わせた内容を個別指導で扱う予定です。続きはこちら>>

4月5日から4月9日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 150―

(2021年4月5日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、帰国生入試やAO入試において第1志望の大学や学部・学科に合格した人がその後も受験を続けることを黙認することを通じて、”Winners take all.”という考え方が正しいとのメッセージを送ることが、グローバル化の進展やAIの導入などによって知的な水準が高い人でも「他者と支え合う」ことを生存戦略の一つとして考えなければならない状況の中に置かれる彼らにとって不利益となるということを述べました。そもそも”Winners take all.”と考えることに正統性があるとされたのは一部の地域や時代に限定された話であり、それがあらゆる状況に妥当するものとすることには無理があると思われます。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2021年版)(3)―帰国生大学入試についてvol. 292―

(2021年4月2日 19:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、近年、子供に大学で理系の学問を学んでほしいと望む大人が増える中で、帰国生入試やAO入試を受験する人がその要望に応える形で進学先を考えることも同様な傾向にあるようですが、このような判断は慎重に行うべきということを述べました。海外と日本の高校の理系科目の授業では扱う内容や問題の取り組み方に違いがあり、受験に向けた準備が学習者に大きな負担をかける可能性があるというのがその理由です。続きはこちら>>

2022年4月より後に大学入学を目指す人を対象にした夏期のグループ指導などについて ―SOLからのお知らせvol.222―

(2021年3月31日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLからのお知らせ」では前回まで、高校入学以前の段階まで海外の教育機関に在籍した経験を持つ、もしくは海外の高校から日本の高校に編入した人を対象とした帰国生大学受験セミナーの「高校3年生コース」の概要をお知らせしました。このような人が帰国生入試やAO入試を受験して2022年4月の大学入学を目指す場合、入試が実施される期間にも高校の授業があることなどから、受験準備をスムーズに進められる学習環境を選択することが重要になります。それがどのようなものかはこれまでの4回の記事を確認してもらえればと思います。続きはこちら>>

3月29日から4月2日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 149―

(2021年3月29日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、帰国生入試やAO入試を受験する人の中に第1志望の大学や学部・学科に合格しているにもかかわらず受験を続ける人が見られることについて、他の受験生に及ぼす影響だけでなく、そのような行動を取る人本人にとっても望ましいことではないということを述べました。彼らは自分の行動が黙認されることを通じて”Winners take all.”という言葉は正しいと考えるようになりますが、”winners”であり続けることは彼らの精神状態に大きな負担をかけますし、思考のあり方をこれからの社会を支えるのに好ましくない形にしてしまうというのがその理由です。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2021年版)(2)―帰国生大学入試についてvol. 291―

(2021年3月26日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、不条理と思われる物事が多く見られる社会で生活するには、自分が時間や手間を忘れて取り組むことのできるものがあることが重要であり、大学受験という段階で「自分が学問的な関心を抱けるものは何か」を検討することがそのようなものを見つけることにつながるということを述べました。大手の予備校の有名な師が「大学受験とは忍耐力を付けるための機会である」と述べていると聞いたことがありますが、夢中になれるものが一つもなくただ歯を食いしばって何かに耐えることは精神の健全性を害すことにつながる可能性がありますので、「学んでいて面白い」と感じるものは何かをじっくり考えた方がいいでしょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(14) ―英語学習の勧めvol. 183―

(2021年3月24日 17:40)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、TOEFL iBTやIELTSのReadingで出題される文章を速く正確に読むために必要な英文法の理解について、仮にそれを学習する場に英語以外の言語を母語とする人を教えるための専門的な知識を習得している英語圏のネイティブがいたとしても、彼らが日本語でコミュニケーションを取れないのであれば、効率よく学習を進めることが難しいと感じる人がいてもおかしくはないということを述べました。語順に対するこだわりの有無だけを考えてみても分かると思いますが、英語と日本語は言語学的に大きく異なる言語であり、日本語を母語とする人にとっては日本語を用いながら英文法を学んだ方が学習のプロセスが順調に進むというケースが多く見られます。続きはこちら>>

3月22日から3月26日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 148―

(2021年3月22日 18:40)

こんにちは。SOLの余語です。3月15日に掲載した記事では、帰国生入試やAO入試において第一志望の大学に合格した後も受験を続ける(これらの入試では社会的な評価の高い首都圏の私立大学のものが最も早い時期に行われますので、このようなことが起こります)ケースが見られることを大手の予備校や塾が黙認していることについて、日本では若い人の自己肯定感が低いものになっているという観点から問題であるということを述べました。自己肯定感や自尊心の低下によって新しい物事に取り組む積極的に取り組む姿勢が見られなくなるという傾向が様々な調査から確認できますが、そのような人が増えていくことは社会の持続可能性を考えても望ましいこととは言えないと思います。続きはこちら>>

2020年度帰国生大学受験セミナーの合格実績について(3)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 147―

(2021年3月19日 18:20)

こんにちは。SOLの余語です。先日、2月後半に実施された国立大学の帰国生入試の結果が発表され、そこで2020年度にSOLの帰国生大学受験セミナーに在籍した全ての生徒の受験が終了しました。続きはこちら>>

日本の高校を2022年3月に卒業する人を対象としたグループ指導などについて(4) ― SOLからのお知らせvol.221―

(2021年3月17日 18:05)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、帰国生大学受験セミナーの「日本の高校3年生コース」で、高校の夏休みが終わった後から冬休みまでの期間(「3学期」)に実施する個別指導についてお知らせしました。日本の高校に通う人は、帰国生入試やAO入試が多く行われる時期にも学校の授業や課外活動などがあることから受験準備のために割ける時間が少なくなることがあります。そのような状況でも入試対策や出願手続きに必要な書類の作成をスムーズに進められるように授業のあり方などを考えています。続きはこちら>>

3月15日から3月19日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 146―

(2021年3月15日 18:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の大学の帰国生入試やAO入試において第1志望の大学に合格しているのにその後も受験を続ける人がいるという話を取り上げました。一般入試のような「繰り上げ合格」の制度がないこれらの入試では、このような行動は他の受験生の進路に対して大きな影響を及ぼしますので、少なくとも黙認するという姿勢を取る予備校や塾には教育機関としての責任感が欠如しているように思います。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2021年版)(1)―帰国生大学入試についてvol. 290―

(2021年3月12日 19:25)

こんにちは。SOLの余語です。昨年の4月から8月にかけて「受験する大学や学部・学科の選び方について」というタイトルで18本の記事を掲載しました。受験生の多くが直面するこの問題について、自分が強い学問的な関心を抱けるものは何かということをじっくりと時間をかけて検討していくべきだと僕らは考えています。また、その過程において様々な本を読むといった取り組みをした方がよいので、昨年掲載した記事を帰国生入試の受験が始まる半年前というこの時期にいくつかのグループに分けてリンクを張ろうと思います。続きはこちら>>

日本の高校を2022年3月に卒業する人を対象としたグループ指導などについて(3) ― SOLからのお知らせvol.220―

(2021年3月10日 18:35)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、高校入学前の段階で海外の教育機関に在籍した経験があったり、海外の高校から日本の高校に編入したりした人を対象にした帰国生大学受験セミナーの「日本の高校3年生コース」において、7月5日から8月27日まで実施するグループ指導の概要をお知らせしました。高校によって夏休みの長さが異なることに対応して、個別指導とグループ指導を柔軟に組み合わせることができるようにしていることがこの期間の特徴の一つです。続きはこちら>>

3月8日から3月12日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 144―

(2021年3月8日 15:35)

こんにちは。SOLの余語です。帰国生入試やAO入試が多く行われる時期に入ると、生徒から受験会場がどのような様子であったかという話を聞く機会が多くなります。その中で、特に早稲田大学や慶應義塾大学のような難関私立大学とされているところの帰国生入試などの合否に関する発表が出た後にある入試を受けに行った人から聞くのが、すでに第1志望の大学に受かっているのに関わらずその後も受験を続ける人がいるというものです(今年度も立教大学経営学部の帰国生入試に慶応義塾大学に合格しているという人が来ていて第2次審査の面接試験に進んでいたようです)。続きはこちら>>

首都圏にある国立大学の帰国生を対象とした入試について ―帰国生大学入試についてvol. 289―

(2021年3月5日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、東京大学の外国学校卒業学生特別選考(2種)の特徴をお知らせしました。この入試では、提出が求められている大学入学資格を取得するための統一試験や英語運用能力試験の成績が高い水準であることに加えて、海外の教育機関で学んでいる期間に他の人がしていないような活動をする中で学んだことがあるということを志望理由書でアピールする必要があります。また、小論文試験や外国語試験についても他の大学の入試では見られない形式の問題が出題されますので、受験を考えている人はそれに合わせた対策をするようにしましょう。続きはこちら>>

日本の高校を2022年3月に卒業する人を対象としたグループ指導などについて(2) ― SOLからのお知らせvol.219―

(2021年3月3日 15:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回は、SOL帰国生大学受験セミナーの、高校入学前に海外の教育機関に在籍した経験がある、もしくは海外の高校から日本の高校に編入した人を対象とする「日本の高校3年生コース」において、2021年1月4日から7月2日までの期間(「1学期」)に実施する個別指導の概要をお知らせしました。この学期ではTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策を行うことが多いですが、これらのテストのスコアを上げるのには時間がかかることもあるため、特にスコアが伸び悩んでいると感じている人には早めに連絡してもらえればと思います。続きはこちら>>

3月1日から3月5日までの個別指導などについて―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 144―

(2021年3月1日 15:45)

こんにちは。SOLの余語です。先週の金曜日で2020年度帰国生大学受験セミナーのグループ指導が全て終了しました。これから6月中旬までは対面もしくはオンラインでの個別指導が授業の中心になりますが、他の時期よりは僕らの予定の入っていない時間が多くありますし、個別面談はオンラインで実施することも可能ですので、帰国生の大学受験や日本語・英語の学習などに関してご相談のある方にはこの記事の最後にリンクが張ってあるフォームなどからご連絡いただければと思います。続きはこちら>>

2020年度帰国生大学受験セミナーの受験実績について(2)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 143―

(2021年2月26日 16:25)

こんにちは。SOLの余語です。今年も2月の最終週となり、海外の教育機関に在籍した経験がある人が受けやすい有名私立大学の一般入試や難関国立大学の帰国生入試が全て終了し、あとは国立大学の合格発表を待つだけです。今年は新型コロナウィルスの感染拡大によってオーストラリアやニュージーランドの高校に通う人が受験のために一時帰国できないというこれまでにない状況となり、入試をオンラインで実施した大学もその発表を出願手続き期間終了後にしたため、厳しい状況に直面した人が出ました。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(13) ―英語学習の勧めvol. 182―

(2021年2月24日 18:10)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験のReadingで出題される文章を速く正確に読んでいくために必要な文法の理解度を高める学習について、どのようなケースでそのような取り組みが必要になるかを確認しました。その上で、英語圏のネイティブの中には、教員の資格を持っていたとしても、英文法を英語を母語としない人が理解しやすい形で教えることができない人が多くいることに注意すべきだということを述べました。続きはこちら>>

2月22日から2月26日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 142―

(2021年2月22日 18:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、帰国生入試やAO入試で満足のいくような結果を出すには、小論文試験の対策などに積極的に取り組む姿勢が必要である一方、受験に臨む人の学習意欲のあり方は人によって大きな違いが見られ、学ぶことに消極的になっているという状況に至るのにも様々な要因が関係しているということを述べました。学習者から日々の学びに対する強い意欲を引き出すには、彼ら一人一人が直面する問題を教師が確認した上で対応を考えられるような環境が必要です。続きはこちら>>

東京大学の外国学校卒業学生特別選考(2種)について ―帰国生大学入試についてvol. 288―

(2021年2月19日 18:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、京都大学で実施される外国学校出身者のための選考の特徴をお知らせしました。この大学には独特な発想に基づいて研究を行う教員が多いという印象がありますが、学生にとっても個人的に関心を持ったテーマを自由に追究する環境があるようです。帰国生を対象とした入試では出願手続き時に提出した書類の内容とともに、日本語の読解・論述試験の出来が合否に大きな影響を与えます。過去問を「赤本」で入手することができますので、受験を考えている人はそれを用いるなどの形で受験に向けた準備を進めましょう。続きはこちら>>

日本の高校を2022年3月に卒業する人を対象としたグループ指導などについて(1) ― SOLからのお知らせvol.218―

(2021年2月17日 15:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。この「SOLからのお知らせ」というシリーズでは、ここまでオーストラリアやニュージーランドといった南半球の国の高校に通う人を対象とした「2021年11月卒業生コース」や、すでに高校を卒業した人もしくは北半球の国のカリキュラムを採用する高校を卒業予定の人を対象とした「2021年5・6月卒業生/既卒生コース」の概要をお知らせしてきました。続きはこちら>>

2月15日から2月19日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 141―

(2021年2月15日 18:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、生まれ育った家庭の経済状況やこれまでに築いてきた人間関係、中学校や高校において参加した社会的な活動などの違いによって、18、19歳といった年頃の人が見せる小論文試験で取り上げられるトピックの重要性に対する理解や、それを育むために周りの人が取るべきアプローチが異なるものになるということを述べました。このようなことを考えると、帰国生入試やAO入試を受験する人が学ぶ環境には教師が彼らの様々な側面を理解できるような条件が揃っていなければなりません。続きはこちら>>

京都大学の外国学校出身者のための選考について ―帰国生大学入試についてvol. 287―

(2021年2月12日 14:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、例年2月の一般入試と同じ時期に行われる一橋大学の外国学校出身者選抜の特徴をお知らせしました。この大学は首都圏に設置されている日本の中核的な大学の一つであり、社会科学系の学問を主に取り扱っていますが、この帰国生を対象とした入試では英語試験の出来が合否に大きな影響を及ぼします。難関国立大学の英語試験でよく見られる形式である様々な角度から英語運用能力を測るものになっていますので、英文和訳や文法・語彙問題の対策にしっかりと時間をかけた方がよいでしょう。続きはこちら>>

教室周辺の宿泊施設のご紹介について ― SOLからのお知らせvol.217―

(2021年2月10日 14:05)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回までの「SOLからのお知らせ」で、帰国生大学受験セミナーの「2021年5・6月卒業生/既卒生コース」の授業日程や特徴などについてお知らせしました。帰国生入試やAO入試では英語運用能力試験のスコアが重要な意味を持つことが多いですが、志望校に対して十分なスコアが獲得できていない場合、このコースでは1月から6月中旬までの時期にオンライン(zoomを使用します)もしくは対面という形で個別指導を行っています。学習がスムーズに進んでいないという人にはお問い合わせをしてもらえればと思います。続きはこちら>>

2月8日から2月12日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 140―

(2021年2月8日 17:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、定員が16名で教師と生徒がいつでもコミュニケーションを取ることができるといったSOLの帰国生大学受験セミナーの特徴は、生徒だけでなく、彼らの大学受験をサポートする僕らにとっても重要なものであるということを述べました。帰国生の学力のあり方には多くの要因が関係しており、人によって大きく異なる形を取る可能性があるということがそのように考える理由の一つです。続きはこちら>>

一橋大学の外国学校出身者選抜について ―帰国生大学入試についてvol. 286―

(2021年2月5日 18:50)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の外国語教育における中核的な大学である東京外国語大学の帰国生等特別推薦選抜を取り上げました。この大学は学ぶことのできる外国語が他大学の外国語学部では見られないほど多様であるにも関わらず、この入試においては大学が指定する英語運用能力試験の成績を提出しなければならないことに加えて、外国語教育を主な専門分野とする大学や学部では日本人にとって外国語を学ぶ際の基礎となる日本語運用能力が重視される傾向が見られるため、小論文試験の準備に力を入れなければならないことに注意しましょう。続きはこちら>>

北半球の高校を卒業し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(4) ― SOLからのお知らせvol.216―

(2021年2月3日 17:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回の「SOLからのお知らせ」では、「2021年5・6月卒業生/既卒生コース」の2021年8月31日から11月26日までの期間(「2学期」)に実施するグループ指導の概要をお知らせしました。この時期は首都圏の有名私立大学で帰国生入試やAO入試が多く行われますので、小論文試験対策で入試本番と同じ形で問題に取り組む授業がありますし、面接試験に向けた準備を生徒が満足いくまでサポートをするのが特徴になっています。続きはこちら>>

2月1日から2月5日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 139―

(2021年2月1日 14:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事は、SOLのホームページの更新作業の一環として、1月30日にTOPページに掲載した文章に関するものでした。その内容についてご質問やご意見があればinfo@schoolofliteracy.comまでお気軽にご連絡いただければと思いますが、SOLの帰国生大学受験セミナーでは生徒がそれぞれの学習課題にじっくりと取り組むことができる環境を整えることで帰国生入試やAO入試に対応する能力を最大限に高められるということが特徴の一つとなっていることがお伝えできていれば幸いです。続きはこちら>>

東京外国語大学の帰国生等特別推薦選抜について ―帰国生大学入試についてvol. 285―

(2021年1月29日 12:35)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、首都圏の国立大学の特別入試の中で最も早い時期に実施されるものの一つである横浜国立大学経営学部の帰国生徒選抜を紹介しました。この入試は小論文試験と面接試験の出来だけで合否が判定されますので、非英語圏の高校を卒業した人でも受験ができますし、今年から単身留学生にも出願資格を与えるようになった一方で、合格者の数を絞る傾向が見られますので、受験を考えている人は2つの試験に向けた準備を入念に行うようにしましょう。続きはこちら>>

北半球の高校を卒業し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(3) ― SOLからのお知らせvol.215―

(2021年1月27日 18:10)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回の「SOLからのお知らせ」では、帰国生大学受験セミナーの2021年5月から7月初旬にかけてカナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の教育制度を採用する高校を卒業する人を対象としたコース(「2021年5・6月卒業生/既卒生コース」)で、6月21日から8月27日までの期間(「1学期」)に実施するグループ指導の概要をお知らせしました。SOLのグループ指導は1週間単位でのお申し込みが可能で、学期途中から参加した人にはそこまでの授業で扱った内容に関するサポートもしていますので、例年、7月初旬に卒業となるカナダの高校に通っている人にも安心して授業を受けてもらえると思います。続きはこちら>>

1月25日から1月29日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 138―

(2021年1月25日 14:05)

こんにちは。SOLの余語です。SOLでは、先週の金曜日にオーストラリアやニュージーランドの高校生を対象としたオンラインでのグループ指導帰国生大学受験セミナー「2021年11月卒業生コース」の「1学期」)が終了しました。zoomのようなアプリケーションを使用して授業を行う際には、生徒間で関係を築くのが難しいという問題があるということは今回のグループ指導の前から認識しており、それをどのように克服するかについて試行錯誤をしていたのですが、一部の生徒が授業の前後に話をするようになった一方で、それに全員を巻き込むことができなかったように思います。今後どのような形で受講環境のこのような側面を改善していけばいいのかという点について検討を重ねていきたいと考えています。続きはこちら>>

横浜国立大学経営学部の帰国生徒選抜について ―帰国生大学入試についてvol. 284―

(2021年1月22日 17:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、首都圏の国立大学の中では最も早い時期に実施される横浜国立大学経済学部の外国学校出身者選抜の特徴をお知らせしました。この入試は主に書類審査と小論文試験で合否の判定がなされますが、例年大手の予備校が2月に実施される難関国立大学の「模試」として受験することを奨励しているために書類審査で高い水準のものが求められる傾向があります。受験を考えている人は、まずは大学入学資格を取得するための統一試験などの成績を高めることに注力しましょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(12) ―英語学習の勧めvol. 181―

(2021年1月20日 11:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、英語の文法に関する理解が十分でない場合に文の内容を誤って捉えてしまう可能性があるということをIELTS対策のテキストから例文を一つ抜粋して確認してみました。そこで取り上げた動詞の形の変化に関するルールが分かっていないと学問的な文章がいかに読みづらくなるかということを実感できた人もいるかと思います。続きはこちら>>

1月18日から1月22日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 137―

(2021年1月18日 17:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、SOLの教室で玄関を入ってすぐの所にある教師と生徒が授業外の時間を一緒に過ごすことが多い共有スペースを設置したことで、一人ひとりの生徒がこれまでの体験によって作られた「枠」を乗り越え、様々な人と人間関係を築くことが可能になっていると述べました。これは、授業に参加している人の数が多い上に人が集まることのできる場所が複数あるような学習環境では得ることのできない、帰国生入試やAO入試の受験に向けた学習環境であるSOLの教室の重要な特徴の一つだと考えています。続きはこちら>>

横浜国立大学経済学部の外国学校出身者選抜について ―帰国生大学入試についてvol. 283―

(2021年1月15日 18:10)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、法政大学の様々な学部で実施されている特別入試について、海外の高校で学んだ人が受験することの多いGIS(グローバル教養学部)の自己推薦12月入試や経済学部の英語外部試験利用自己推薦入試の特徴を説明しました。この2つの入試では、大学が指定する英語運用能力試験の成績が高い人ほど合格可能性が高まります。また、GISのようにリベラルアーツ的なカリキュラムを採用しているところでは、志望理由書で1つの社会的なテーマについて複数の視点から考察を深めたいということを説明するのが大学から好意的に受け止められるようです。受験を考えている人はこれらの点に注意して準備を進めていきましょう。続きはこちら>>

北半球の高校を卒業し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(2) ― SOLからのお知らせvol.213―

(2021年1月13日 18:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回の「SOLからのお知らせ」では、アメリカやカナダ、イギリスといった北半球の国の教育制度を採用した高校を2021年5、6月に卒業予定である人、もしくはすでに高校を卒業した人を対象とした「2021年5・6月卒業生/既卒生コース」の2021年1月4日から6月18日までの期間(HP上では「1学期以前」)に実施する授業の概要をお知らせしました。続きはこちら>>

1月11日から1月15日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 136―

(2021年1月11日 18:10)

こんにちは。SOLの余語です。昨年の12月14日に掲載した記事では、SOLの教室にある教師と生徒の共有スペースが、一人ひとりの生徒にとって「これまでの自分があまり関係を持ってこなかったタイプ」の人とのコミュニケーションを生み、それが「できるだけ客観的」な内容の文章を書くことが求められる小論文試験の準備によい影響を及ぼすということを述べました。また、相手にしっかりと向き合うことで築いた良好な人間関係が大学受験というプレッシャーのかかる場面で一人ひとりの精神状態を大きく支えてくれているものになったというのも生徒からよく聞く話です。続きはこちら>>

法政大学の自己推薦入試などについて ―帰国生大学入試についてvol. 282―

(2021年1月8日 19:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、立教大学で実施されている自由選抜入試(他の大学のAO入試に当たるものです)について、異文化コミュニケーション学部を中心にその特徴を紹介しました。海外の高校を卒業した人がこの入試を受験するには、例年8月の終わりから9月の初めに締め切り日が設定されている出願資格審査を受けなければならないこと、そして多くの学部では高校の成績を基に出願資格が得られるかが決まることに注意しましょう。続きはこちら>>

北半球の高校を卒業し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(1) ― SOLからのお知らせvol.212―

(2021年1月6日 11:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。昨年の12月の初めからオーストラリアやニュージーランド、フィジーなど南半球の国の高校に在籍し2022年4月に日本の大学への入学を目指す人を対象としたグループ指導(「2021年11月卒業生コース」)をオンラインで実施していますが、今回から数回の記事で2021年5・6月、またはそれ以前に北半球の国の教育制度を採用する高校を卒業する予定の人を対象とした「2021年5・6月卒業生/既卒生コース」の授業日程や内容などをお知らせします。続きはこちら>>

2021年1月4日から1月8日までのグループ指導について ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 135―

(2021年1月4日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。新しい年になり4日目となりますが、例年、この時期は国立大学の帰国生入試や一般入試で帰国生が受験しやすいものを受ける生徒が前の年から引き続き受験に向けた準備をしていますし、オーストラリアやニュージーランドの高校に通う人のグループ指導が12月から始まっていますので、1月1日を迎えても年が変わったという感じがしません。それでも、新型コロナウィルスの感染の拡大が進む中で、2021年の年明けも他の年と同じように迎えられたことを嬉しく思っています。続きはこちら>>

年末年始のお電話への対応などについて― SOLからのお知らせvol.211―

(2020年12月30日 16:20)

こんにちは。SOLからのお知らせです。今年も早いものであと2日を残すのみとなりました。3月にOBOGの助けを借りて新しい教室に移転した直後から東京23区やその近郊で新型コロナウィルスの感染が拡大し、夏のグループ指導に授業を録画したものを教室に来ることが難しい生徒に見てもらいその後オンラインで補講するという受講パターンを組み込むなど僕らにとっては対応に追われる一年で、あっという間に過ぎ去っていった印象があります。そのような状況の中で帰国生大学受験セミナーの授業を受けた人が落ち着いて受験準備に取り組むことをサポートできたのはよかったと思っています。続きはこちら>>

立教大学の自由選抜入試について ―帰国生大学入試についてvol. 281―

(2020年12月28日 16:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、首都圏の有名私立大学の帰国生が多く受験する入試としては最も遅い時期に実施される立教大学経営学部の帰国生入試の特徴を説明しました。この入試は以前、英語試験もしくは出願手続き時に提出した英語運用能力試験の成績で合否がほとんど決まってしまうという傾向が見られましたが、小論文試験の出来も考慮するようになった可能性があります。受験を考えている人は、英語運用能力試験の対策だけでなく小論文の学習もしっかりとやるようにした方がいいでしょう。続きはこちら>>

立教大学経営学部の帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 280―

(2020年12月25日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、早稲田大学で受験生からの人気を集めている学部の一つである国際教養学部のAO入試を取り上げました。この入試の国外選考では高校での成績や出願手続き時に提出するエッセイの内容が合否の判定において重視されますし、国内選考では筆記試験の英語論述読解問題の対策が重要になります。受験を考えている人はそれぞれの選考の傾向に合わせた準備を進めるようにしましょう。続きはこちら>>

南半球の高校に在籍し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(8)― SOLからのお知らせvol.210―

(2020年12月23日 12:10)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回の「SOLからのお知らせ」では、帰国生大学受験セミナーのオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校で学んでいる人を対象とした「11月卒業生コース」の2021年8月30日から11月26日までの授業の概要をお知らせしました。この時期には首都圏の有名私立大学で帰国生入試やAO入試が多く実施されますが、新型コロナウィルスの感染拡大の状況などによって受験に向けた準備を柔軟な形でサポートできるようにしてあるのが特徴となります。続きはこちら>>

12月21日から12月25日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 134―

(2020年12月21日 17:40)

こんにちは。SOLの余語です。SOLのホームページは僕らが自分達で教室を開いた2010年3月に作成したものですが、当時IT業界への就職を考えていたOBにその作業をお願いしており、その後は高校でプログラミングの授業を取っていたOGに更新をしてもらうという時期が4年くらい続きました。今は皆社会人になってしまい、大学に通っているOBOGの中にホームページの作成や更新に詳しい人がいないため、僕が最低限のことを以前担当していた人に教えてもらいブログの記事を掲載したり帰国生大学受験セミナーのページの更新をしたりしていますが、限定された範囲のものしか手を付けることができません。続きはこちら>>

2020年度帰国生大学受験セミナーの受験実績について(1)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 133―

(2020年12月18日 18:40)

こんにちは。SOLの余語です。今年も早いもので12月中旬に入りました。すでに首都圏の有名私立大学や一部の国立大学では、帰国生が受験できる特別入試が終了し、SOLの帰国生大学受験セミナーではほとんどの生徒が進学先を決め入学手続きを進めています。今年度は世界各地における新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、出願手続きに必要な書類や提出期限だけでなく、入試日直前になって試験の実施方法を変更する大学が見られました。それを含めた(一部の国や地域ではワクチンの接種が始まっていますが、それがどのようなペースで社会全体に広がっていくかについては様々な見解があるようです)今年度に見られた新しい傾向についてはいつか別の記事でまとめたいと考えています。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(11) ―英語学習の勧めvol. 180―

(2020年12月16日 12:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTやIELTSのReadingで出題される文章を速く正確に読んでいくには文法に対する理解を身につけておくことが必要であることを、IELTS対策のための教材からいくつか文を引用することによって確認してみることを提案しました。現在、自分の文法に関する理解がどの程度必要なものをカバーできており、これから何をすべきかということを考えたい人は、前回の例文を日本語訳したものをinfo@schoolofliteracy.comまで送ってもらえればと思います。続きはこちら>>

12月14日から12月18日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 132―

(2020年12月14日 17:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、教室の中心に教師と生徒の共有スペースを置くことで生徒が学習を進める中で抱く疑問や不安を授業外の時間に解消できることがSOLの帰国生大学受験セミナーの特徴の一つになっていることを説明しました。来年の11月にオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校を卒業する予定の人を対象とした12月7日から始まるオンラインでのグループ指導では、日本時間の9時から17時まで授業外の時間でも利用可能なzoomのミーティングを立ち上げておくことでその代わりにしたいと考えています。続きはこちら>>

早稲田大学国際教養学部のAO入試について ―帰国生大学入試についてvol. 279―

(2020年12月11日 18:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、最近受験生の間で人気が高まっていると言われる早稲田大学社会科学部のグローバル入試の特徴を紹介しました。この入試が始まってまだ3年しか経っていませんし、今年から書類審査と筆記試験の2段階で合否が判定されるようになりましたので、合格に必要なものが今後も変化していく可能性がありますが、大学が指定する英語運用能力試験の成績が高ければ合格可能性が高まることは間違いありません。受験を考えている人はまずはTOEFL iBTで95、IELTSで7.0というラインを越えられるように準備を進めていきましょう。続きはこちら>>

南半球の高校に在籍し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(7)― SOLからのお知らせvol.209―

(2020年12月9日 11:55)

こんにちは。SOLからのお知らせです。11月25日に掲載した「SOLからのお知らせvol. 208」では、オーストラリアやニュージーランド、フィジーのといった南半球の国の高校に通う人を対象とした帰国生大学受験セミナーの「11月卒業生コース」の「3学期」(6月21日から8月27日)に実施する授業の概要をお知らせしました。この学期では、高校が休暇期間に入っていればグループ指導(新型コロナウィルスの感染拡大の状況によって対面もしくはオンラインで行うかを決める予定です)に参加し、それ以外の時期にはオンラインで個別指導を受講するというのを基本的な方針としたいと思います。続きはこちら>>

12月7日から12月11日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 131―

(2020年12月7日 17:55)

こんにちは。SOLの余語です。9月23日に掲載した「SOLからのお知らせvol. 200」などでお知らせしていますが、12月7日から6週間に渡って実施する、2021年11月にオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校を卒業し2022年4月に日本の大学に入学することを目指している人を対象としたグループ指導は全てオンラインで行うことになりました。新型コロナウィルスの感染拡大への対応としてオーストラリアやニュージーランドの政府が外国人渡航者に対して国境を封鎖していることがそのような形で授業をする理由です。続きはこちら>>

早稲田大学社会科学部のグローバル入試について ―帰国生大学入試についてvol. 278―

(2020年12月4日 12:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、国公立大学の中で最も早い時期に実施される横浜市立大学の海外帰国生特別選抜を紹介しました。この入試では各学部が指定する英語運用能力試験の成績の水準を超えると加点があり合格可能性が高まりますので、受験を考えている人はその水準を目指して学習を進めるようにしましょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(10) ―英語学習の勧めvol. 179―

(2020年12月2日 11:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTやIELTSなどのReadingで出題される文章を速く正確に読むこと(そして、問題の正答率を上げること)を支えるものの一つとして文法に対する理解があるということを、日本で最近見られる英語学習におけるトレンドを紹介しながら説明しました。そこでは文法学習の必要性に関して抽象的に説明することに終始してしまったので、今回は具体的に例文を挙げることでそれを確認できればと思います。続きはこちら>>

11月30日から12月4日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 130―

(2020年11月30日 11:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、帰国生入試やAO入試では合否の判定において重視されるものについて、大学や入試制度が異なる場合にはもちろんのことですが、同一の大学で実施される同じ名前が付いたものでも学部・学科によって様々なパターンが見られるということを述べました。出願資格を得るための条件と同様に、このような事情が「帰国生入試やAO入試は複雑なものだ」という印象を与えるのだと思います。入試要項やインターネットで閲覧できる情報を見て分からないことがある人はこの記事の下の方にあるフォームなどから連絡してもらえればと思います。続きはこちら>>

横浜市立大学の海外帰国生特別選抜について ―帰国生大学入試についてvol. 277―

(2020年11月27日 12:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、青山学院大学の文学部英米文学科や地球社会共生学部の自己推薦入試の特徴をお知らせしました。どちらの入試も大学が指定する英語運用能力試験の成績が合否を判定する際に重要な役割を果たしますので(特に前者はそれでほとんど決まってしまいます)、受験を考えている人はTOEFL iBTやIELTSなどのスコアを出願手続きの期間に間に合うように上げていくという方向性で準備を進めましょう。続きはこちら>>

南半球の高校に在籍し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(6)― SOLからのお知らせvol.208―

(2020年11月25日 16:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。11月11日に掲載した「SOLからのお知らせvol. 207」では、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校を2021年11月に卒業する予定で、2022年4月に日本の大学に入学することを目指している人を対象とした授業(SOL帰国生大学受験セミナーの「11月卒業生コース」)の2021年1月25日から6月18日まで(「2学期」と呼んでいる期間です)の日程などをお知らせしました。この時期は個別指導が中心になりますが、高校の休暇期間や一人ひとりの学習上の課題などに合わせて授業の数や内容に関して柔軟な対応ができます。続きはこちら>>

11月23日から11月27日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 129―

(2020年11月23日 14:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、同じ大学でも学部・学科によって帰国生が受験することの多いものだけでも様々な入試制度があるだけでなく、同じ名前がついているものでも出願資格を得るための条件や試験の内容が大きく異なるというケースがあるということを述べました。自分がどのような大学のどのような入試を受けることができるのかがよく分からないという場合にはメールでの教育相談やオンラインでの個別面談を利用してもらえればと思います。続きはこちら>>

青山学院大学の自己推薦入試について ―帰国生大学入試についてvol. 276―

(2020年11月20日 12:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、中央大学の文学部や国際経営学部の自己推薦入試の特徴をお知らせしました。国際経営学部のものは昨年から、文学部のものは今年から始まったものですし、今年度から大学入試改革が実施されており、日本の高校生でも英語運用能力試験の対策に本格的に取り組んでいる人が増えていますので、合否判定の傾向はしばらく変動するかもしれません(実際に、国際経営学部では今年志願者が増加しているようです)。インターネット上にある情報に惑わされず、英語運用能力試験や筆記試験の対策をしっかりとやっておいた方がいいでしょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(9) ―英語学習の勧めvol. 178―

(2020年11月18日 17:05)

こんにちは。SOLの余語です。「英語学習の勧め」のvol. 174からvol. 177では、TOEFL iBTやIELTS、TOEICのReadingで出題されるような文章を速く(問題に答えられる程度で)正確に読解するには意味や用法の理解できる単語の量を増やすことが重要であるということを説明してきました。(特に日常的な)口頭でのコミュニケーションでは使われるものが学問的な文章に比べると数が相当に限定されますので、日本で多く出版されている単語帳で自分に合ったものを選んで毎日コツコツと学習することが大事ですし、問題演習に使った教材に出てくるものの中に意味の分からないものがあった場合には辞書で調べておくべきです。続きはこちら>>

11月16日から11月20日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 128―

(2020年11月16日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。このところ、「帰国生大学入試について」というシリーズで、首都圏の有名私立大学の学部・学科や帰国生が受験することの多い特別入試の特徴をお知らせしています(今後は国公立大学に関する記事も掲載していく予定です)。そこで同じ大学でも学部や学科ごとに異なる試験を実施していることや、同じ入試制度でも出願資格を得るための条件が様々であることを見て、「帰国生が受験する特別入試は複雑だな」という印象を持った人もいるかと思います。続きはこちら>>

中央大学の特別入試について(2) ―帰国生大学入試についてvol. 275―

(2020年11月13日 17:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、中央大学で以前から実施されていた経済学部や法学部、商学部の特別入試を取り上げました。そこで紹介した経済学部の海外帰国生等特別入試以外の入試を受験するにはTOEFL iBTやIELTSなどの外国語運用能力試験のスコアや成績の提出が求められていますが、合格するには出願資格を得るための条件となっている水準を超えるだけでは十分とは言えないことに注意しましょう。続きはこちら>>

南半球の高校に在籍し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(5)― SOLからのお知らせvol.207―

(2020年11月11日 11:05)

こんにちは。SOLからのお知らせです。9月23日から4回のお知らせで、2021年11月にオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校を卒業し2022年4月に日本の大学への入学を目指す人を対象にした、この12月から2ヶ月間実施するオンラインでのグループ指導(帰国生大学受験セミナーの「11月卒業生コース」の「1学期」)の日程や授業料、授業の内容などについてお知らせしました。今年は例年と違いオンラインで授業を行うことになりますが、例年と同じように大学受験に向けた第1歩をよりよい形で踏み出してもらえるように学習などのサポートができればと考えています。続きはこちら>>

11月9日から11月13日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 127―

(2020年11月9日 10:00)

こんにちは。SOLの余語です。ここ4週に渡って掲載した記事で、母語と異なる言語が主な使用言語になっている大学への進学については慎重に判断するべきということを述べてきました。大学は、専門的な知識を身につけるだけでなく、論理的な思考力や批判的な分析能力を養うための場ですし、学生生活の中で自分の存在をその後も支えてくれるような人間関係を形成できる場でもあります。日本語と英語は言語学的な距離が大きく一方を母語とする人が(それが仮に知的なエリートであっても)他方を学習するのに大変な労力を要するとされていることを踏まえると、大学で学ぶという貴重な時間を無駄にしないために、「日本の大学は教育機関として十分な機能を果たしていないので、どのような人でも日本ではなく英語圏の大学に行った方がよい」という乱暴な議論に煽られる形で進路選択をすべきではないと言えると思います。続きはこちら>>

中央大学の特別入試について(1) ―帰国生大学入試についてvol. 274―

(2020年11月6日 17:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、慶應義塾大学法学部のFIT入試を取り上げました。この入試では志望理由を考えるにあたって社会的な体験が重要な役割を果たします。そのため、受験での大きな成果を上げるには、自分の滞在している地域でどのような活動が行われているかを確認し、それに参加する経験を蓄積していくようにするのが望ましいでしょう。続きはこちら>>

南半球の高校に在籍し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(4)― SOLからのお知らせvol.206―

(2020年11月4日 11:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。9月23日から3回の記事で、この12月から2ヶ月間実施するオーストラリアやニュージーランド、フィジーなどの高校を2021年11月に卒業する予定で2022年4月の日本の大学への入学を目指す人を対象とした授業(ホームページ上では「11月卒業生コース」の「1学期」という表現になっています)の日程や授業料についてお知らせしてきました。今回の記事では、一つ一つの授業における学習上の目標や内容などについてお伝えしたいと思います。続きはこちら>>

11月2日から11月6日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 126―

(2020年11月2日 10:40)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、自分の母語ではない言語が主に使われる大学への進学は、その言語の運用能力が高い水準まで伸びている場合でも、学習者一人ひとりの状況に合わせて慎重に検討されるべきものであるということについて大学卒業後の就職という観点から考えてみました。今年は、世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、現地の大学への進学を視野に入れているオーストラリアやニュージーランド、フィジーなどの高校を11月に卒業予定の人がいるはずですが、キャリア形成という視点からもそのような方向性に進んでよいのかをじっくりと考える時間を確保すべきだと思います。続きはこちら>>

慶応義塾大学法学部のFIT入試について ―帰国生大学入試についてvol. 273―

(2020年10月30日 12:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、高校を卒業するまでに海外の教育機関で学んだ経験のある人が受験することの多い慶應義塾大学の総合政策学部や環境情報学部のAO入試を取り上げました。この入試では、海外での学習成果が大学入学資格取得のための統一試験や英語運用能力試験の成績に反映されている場合、何らかの社会的な活動を積極的に行い、そこから大学で学びたいことを考え、それがこれら2つの学部のカリキュラムに合っていることが重要になります。受験を考えている人にはこれらの条件が揃えられるような形で準備を進めてもらえればと思います。続きはこちら>>

南半球の高校に在籍し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(3)― SOLからのお知らせvol.205―

(2020年10月28日 11:05)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回の記事では、2021年の11月にオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校を卒業し、2022年4月に日本の大学に入学することを目指している人を対象としたこの12月の初めから2ヶ月間実施するオンラインでのグループ指導(帰国生大学受験セミナーのHP上の区分に従うと「2021年11月卒業生コース」の「1学期」)の授業料の見直しについてお知らせしました。帰国生大学受験セミナーの授業外の時間で例年行っていることを授業時間内で行うことを反映した変更ですが、受講を検討されている方にはその趣旨などを前回の記事でご確認いただければと思います。続きはこちら>>

10月26日から10月30日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 125―

(2020年10月26日 10:35)

こんにちは。SOLの余語です。先週のグループ指導についてお知らせした10月19日の記事では、自分の母語ではない言語が主に使用されている大学への進学を考える際には、学習者が持つその言語の運用能力の高低や中学校や高校における生活でそれを用いている時に抱いた心象、大学で学ぶことに対する強いモチベーションの有無などについての一人ひとりの状況を踏まえて慎重に判断すべきということを述べました。続きはこちら>>

慶応義塾大学SFCのAO入試について ―帰国生大学入試についてvol. 272―

(2020年10月23日 12:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回は、9月終わりから10月初めという時期に実施される入試の一つである学習院大学の海外帰国入試を取り上げました。この入試では、学部によって提出すべき書類や試験の形式が異なりますし、合格するのに必要なものも特に文学部において各学科で違いが見られます。また、文学部や経済学部を受験する場合には最近珍しくなった英語試験に向けた準備もしなければならないということにも注意した方がいいでしょう。続きはこちら>>

南半球の高校に在籍し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(2)― SOLからのお知らせvol.204―

(2020年10月21日 11:35)

こんにちは。SOLからのお知らせです。9月23日に掲載した記事で、今年の12月の初めから2ヶ月間実施する、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校を来年度に卒業し2022年4月に日本の大学への入学を目指す人を対象とした授業の日程や内容などをお知らせしました。その後、授業料などについて保護者の方のご相談を受けて見直したことがあり、今回の記事ではその点をお伝えしようと思います。続きはこちら>>

10月19日から10月23日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 124―

(2020年10月19日 10:25)

こんにちは。SOLの余語です。先週のグループ指導の実施のあり方についてお知らせした記事において、英語を主な使用言語とする学習環境で長年学んでいて英語運用能力で順調に伸びている人の中にも、英語で何かを学んでいる時に自分の母語である日本語を使う場合に比べて考えが深まらないと感じている人がいるということを述べました。このようなことは大学の志望理由書を作成する段階などでこれまでの自分の学習のあり方をじっくりと振り返る機会がないと実感することが難しいかもしれませんが、僕らの今まで生徒に接してきた経験からしても同じような状況に陥っている人は少なくないのではないかと思います。続きはこちら>>

学習院大学の海外帰国入試について ―帰国生大学入試についてvol. 271―

(2020年10月16日 12:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、明治大学の2つの学部で実施される帰国生が受験することの多い特別入試を紹介しました。どちらの学部でも充実した学生生活を送るために高い日本語運用能力が必要となるため、小論文試験や論述読解試験の出来が重視されますが、ここ数年英語教育を重視する姿勢を打ち出しているので、英語運用能力試験の成績についても出願資格を得るのに必要な基準となっているものより高いものを取っておいた方がいいと思います。続きはこちら>>

南半球の高校をこの11月に卒業する人を対象とした受験サポートについて(2)― SOLからのお知らせvol.203―

(2020年10月14日 11:10)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回の記事では、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校をこの11月に卒業し、海外に滞在している期間に英語運用能力を順調に伸ばしたことがTOEFL iBTやIELTSなどの成績に表れている人が日本に本帰国した後に準備を始めたとしても間に合う入試があることをお知らせしました。そこで取り上げた入試を受験する人のサポートをSOLでは行っていますので、関心のある方にはご連絡いただければと思います。続きはこちら>>

10月12日から10月16日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 123―

(2020年10月12日 10:45)

こんにちは。SOLの余語です。7月の中旬からここまで毎日の授業を担当するのに合わせて、面接試験の準備や志望理由書の作成のサポートを行ってきました。そのような日々の中で、ある大学の英語・英米文学系の学部に出願する生徒が志望理由書を書くのを手伝う機会がありましたが、その際「自分の母語ではない英語でディスカッションに参加すると、相手の言っていることを理解することに意識が向いてしまい、その内容の一貫性や論理性などを批判的に検討することが難しく感じられる」という一文に目が留まりました。続きはこちら>>

明治大学法学部の海外就学者特別入試と政治経済学部のグローバル型特別入試について ―帰国生大学入試についてvol. 270―

(2020年10月09日 18:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、例年9月下旬に実施される法政大学の帰国生入試を紹介しました。この入試においては、スコアを提出できる英語運用能力試験がTOEFL iBTに限定されていることと、文学部と経営学部では合格するのに必要な水準が異なることです。どちらを志望するか決まっていない段階では高い方を目標とする形で準備を進めるのがよいと思います。続きはこちら>>

南半球の高校をこの11月に卒業する人を対象とした受験サポートについて(1)― SOLからのお知らせvol.202―

(2020年10月07日 17:35)

こんにちは。SOLからのお知らせです。このところ掲載してきたいくつかの記事で、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校に通う人が新型コロナウィルスの感染拡大によって直面することになった問題を取り上げました。2021年4月に日本の大学への進学を目指していた人の中には、高校を卒業するまで日本へ一時帰国することが難しいので今年度の受験を諦めたという人も少なくないと思います。続きはこちら>>

10月5日から10月9日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 122―

(2020年10月05日 10:15)

こんにちは。SOLの余語です。先日、インターネットを見ていたところ、慶應義塾大学のSFCにある2つの学部について「付属高校からの進学者倍増にどよめく」という記事が目に留まりました。この記事によると、総合政策学部や環境情報学部の教員が慶應義塾高校や慶應義塾女子高校などの生徒を対象に模擬授業を行ったところ、90年代から減少傾向にあった塾内でこの2つの学部に進学することに決めた人の数が多くの付属校で急増したそうです。このような現象の背景には、模擬授業を実施したことによってSFCには学生が学びたいことが何でも学べる環境があることが伝わったことがあるとされています。続きはこちら>>

法政大学の帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 269―

(2020年10月02日 12:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、青山学院大学の海外就学経験者入試の特徴について説明しました。この入試では、上智大学の海外就学経験者(帰国生)入試と同じように、学部によって合格に必要なものが異なっています。その中でも、国際経済学部では一次審査を通過するのにTOEFL iBTやIELTSなどの成績が高いことが求められますし、小論文試験に対応するのに一定の知識の蓄積が必要になりますので、それを踏まえて着実に準備を進めていくようにしましょう。続きはこちら>>

カナダやアメリカなどの北半球の高校で学んでいて来年受験予定の人を対象とした冬季の授業について ― SOLからのお知らせvol.201―

(2020年9月30日 16:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「SOLからのお知らせvol. 200」という記事で、今年の12月から2ヶ月間実施するオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校に在籍し、2022年度の4月に日本の大学への入学を目指す人を対象としたオンラインでのグループ指導の日程や授業料などについてお知らせしました。この授業はSOLの帰国生大学受験セミナーの「11月卒業生コース」の1学期に当たるものであり、その後の学期の詳細については今後このブログに記事を掲載する予定です。続きはこちら>>

9月28日から10月2日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 121―

(2020年9月28日 10:05)

こんにちは。SOLの余語です。先日、「帰国生大学受験セミナーについてvol. 118」という記事で、今年度の帰国生入試やAO入試の受験を予定していたオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校で学んでいる人が新型コロナウィルスの感染拡大という状況の中で受けた影響について取り上げました。日本への一時帰国が難しいため高校卒業後に受験するということにした人も少なくないと思いますが、そのようなケースに関する受験に向けたサポートのあり方について後日お知らせする予定です。続きはこちら>>

青山学院大学の海外就学経験者入試について ―帰国生大学入試についてvol. 268―

(2020年9月25日 11:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、上智大学の海外就学経験者(帰国生)入試の特徴について述べました。この入試では、出願資格を得るのに必要とされる外国語運用能力試験の成績だけでなく筆記試験の形式、合否判定の際に重視されるものなどが学科によって大きく異なります。そのため、遅くとも7月中旬までには志望する学科を決め、そこで合格するのに必要とされるものをそろえていくという形で受験準備を進めていきましょう。続きはこちら>>

南半球の高校に在籍し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(1) ― SOLからのお知らせvol.200―

(2020年9月23日 11:35)

こんにちは。SOLからのお知らせです。「帰国生大学受験セミナーについてvol.118」という記事で、今年の12月から2か月間実施する予定のオーストラリアやニュージーランドの高校に通い2022年4月に日本の大学に入学予定の人を対象としたグループ指導についてzoomを用いたオンライン授業という形で行うことを述べました。その日程や授業料などが決まりましたので、以下でお知らせします。続きはこちら>>

9月21日から9月25日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 120―

(2020年9月21日 10:15)

こんにちは。SOLの余語です。9月も下旬に入り、帰国生入試やAO入試の筆記試験や面接試験が次々に実施される時期に入ってきました。今年は7月の初めから東京23区を中心に新型コロナウィルスの感染が再び拡大し、症状の出ない若年層がその中心で、東京都などでPCR検査を行う能力が向上してきたということがあるものの、3月下旬から4月にかけての厳しい状況とされていた時期よりも多くの新規感染者が出たため、無事に受験できるのか不安に思った人も多いと思いますが、今のところ(ICUが実施方法を変更したものの)キャンセルされた入試はないようです。続きはこちら>>

上智大学の海外就学経験者(帰国生)入試について ―帰国生大学入試についてvol. 267―

(2020年9月19日 15:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、国際基督教大学(ICU)のユニヴァーサル・アドミッションズ4月入学帰国生入試の特徴について述べました。この入試の合否判定では受験生の様々な側面が評価の対象となるため、その基準については明確なことが言えないのですが、様々な学問的な問題に積極的な姿勢で考察を深められる人が好まれるのは確かです。日々の生活や受験準備の中で自分の知的な好奇心を「開いた」ものにすることが重要だと言えるでしょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(8) ―英語学習の勧めvol. 177―

(2020年9月17日 12:35)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、英単語についての学習を進める際には、その意味だけを覚えるのではなく、一つ一つのものが持つ「品詞」のような「属性」も確認することが重要であるということを述べました。このようなものまで学習の対象にするとその分だけ手間がかかってしまいますが、単語に関する知識を英文を読むという場面で活用できるものにするためには意味を知っているだけでは十分と言えない場合があります。学習の初期の段階では意味のみを確認し、その後徐々に学習範囲を広げていくというのでも問題はありませんので、単語の持つ様々な側面にまで視野を広げていきましょう。続きはこちら>>

9月14日から9月18日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 119―

(2020年9月14日 11:45)

こんにちは。SOLの余語です。先日、新しい小論文の教材を作ろうと思い、アマゾンのような本の通販サイトで適当なものを探していたところ、ここ数ヶ月で今回の新型コロナウィルスの感染拡大によって社会がどのように変容したか、またこれからどのような変化が待ち構えているかというテーマを扱うものが多く出版されているのを目にしました。新たな病原菌が世界中に拡散し多くの犠牲者を出すという事態は僕にとっても全く経験したことがないもので、SOLの教室運営についても考え直さなければならない点がありましたが、上で述べたようなテーマを扱っているものを読んでいると、その影響は日常生活の送り方や働き方といった身近な問題にだけでなく、政治や経済、メディアなど社会の広い範囲に様々な形で及ぶことが分かります。続きはこちら>>

ICUのユニヴァーサル・アドミッションズ4月入学帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 266―

(2020年9月11日 10:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、慶應義塾大学の帰国生入試の特徴を紹介しました。この入試は出願手続き期間に提出する大学入学資格取得のための統一試験の成績やTOEFL iBTもしくはIELTSのスコアなどで合否が決まることが多いですが、法学部では小論文試験の出来が大きな影響力を持ちますし、文学部では参考小論文において日本語運用能力が見られます。これらの学部を受験する際には事前の準備をしっかりとした方がよいでしょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(7) ―英語学習の勧めvol. 176―

(2020年9月9日 10:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、英語の単語には一つのイメージから派生した複数の意味を持つものがあることや、語源が異なるために形や発音は同じではあるものの全く異なる意味で使われるものがあることを述べました。語源が異なるものは当たり前ですが、中核的なイメージがあるものでも(例えばfastが「速い」というすぐに思いつく人が多いもの以外に「固定して動かない」という意味があるように)そこから想像することが難しい意味があり、そのようなものに出会った時には辞書で細かく確認することが必要になります。続きはこちら>>

9月7日から9月11日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 118―

(2020年9月7日 11:15)

こんにちは。SOLの余語です。東京23区やその近郊では、7月からの新型コロナウィルスの感染拡大のペースが鈍化してきたと言われており、早稲田大学の帰国生入試や政治経済学部のグローバル入試も例年通りに実施されました。一方で、世界各地ではアメリカ合衆国のいくつかの州のように未だに事態収束の糸口が見つからなかったり、経済活動を再開した途端に感染者が急増したりする地域が見られますし、感染が広がることを予防するために国境を封鎖するなどの厳しい措置を取っている国もあります。続きはこちら>>

慶応義塾大学の帰国生入試について ―帰国生大学入試についてvol. 265―

(2020年9月4日 11:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、帰国生が多く受験する入試の中では実施される日程が最も早いものである早稲田大学の帰国生入試や政治経済学部のグローバル入試の特徴や受験準備を進める際の注意点を説明しました。それぞれの入試で求められていることが異なりますので、それに合わせた対策を取ることが重要です。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(6) ―英語学習の勧めvol. 175―

(2020年9月2日 12:35)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験のリーディングテストで出題されるような文章を速く正確に読むためには、意味が理解できる語彙の数を増やすことが重要であるということを述べました。単語の意味を覚えていく際にかかる負担を軽減するには、一つ一つのものを語頭、語幹、語尾に分けてそれぞれの意味を確認するというものがありますが、それでも学習の対象になるものはかなり多くなります。続きはこちら>>

8月31日から9月3日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 117―

(2020年8月31日 11:35)

こんにちは。SOLの余語です。先週の金曜日で、帰国生大学受験セミナーの海外の高校を5・6月に卒業した人を対象とした1学期が終了しました。今年度は東京23区やその近郊での新型コロナウィルスの感染拡大という問題があり、公共交通機関を使って教室に来る生徒のグループ指導への参加が難しいと思われる時期がありましたが、教室から徒歩圏内に一時的に滞在する場所を確保したり、自動車で送り迎えしたりという保護者の方のご協力のおかげで生徒の中に感染者を出すことなく授業を続けることができました。ありがとうございました(僕らが忙しい日に生徒の夕食を作ることを買って出てくれたOBの中野君にも感謝です)。続きはこちら>>

早稲田大学の帰国生入試と政治経済学部のグローバル入試について ―帰国生大学入試についてvol. 264―

(2020年8月28日 12:15)

こんにちは。SOLの余語です。4月の終わりから4か月弱の間、「受験する大学や学部・学科の決め方について」というタイトルの記事を連載してきました。そこでは、一人ひとりの受験生が大学受験を「他人事」のように扱ってしまうことなどがないよう、自分なりに「大学で何を学びたいのか」ということについてしっかりと検討する時間を確保するべきと述べた上で、それをどのように進めていくべきかということを確認しました。来年度以降に受験を予定している人に参考にしてもらえればと思います(今年度に受験するものの学習意欲が湧いてこないといった問題に直面している人にとっても何か得るものがあるかもしれません)。続きはこちら>>

HP上のフォームからのご連絡について ― SOLからのお知らせvol.199―

(2020年8月26日 10:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。SOLのホームページ上には、SOLが提供している帰国生大学受験セミナーやIB Japanese A通信指導、zoomやスカイプを用いたオンライン個別指導などのプログラムに関するお問い合わせや、日本の大学の帰国生入試やAO入試、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力の受験準備などに関するご相談をお送りいただくためのフォームを掲載しています。続きはこちら>>

8月24日から28日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 116―

(2020年8月24日 12:05)

こんにちは。SOLの余語です。今年も早いもので8月下旬となり、早稲田大学や慶應義塾大学の帰国生入試などが実施される日が迫ってきました。今年、SOLの帰国生大学受験セミナーでこれらの大学の入試を受験する人は少ないのですが、受験予定の人は緊張感が高まってきているようで、それが例年と同じように他の生徒にも良い影響を及ぼしてくれるのではないかと期待しています。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(18) ―帰国生大学入試についてvol. 263―

(2020年8月21日 16:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、現時点で帰国生入試やAO入試の受験のために行っている対策などについて高いモチベーションを持っている人でも「大学で何を学びたいのか」ということをしっかりと考えておくべきことを説明しました。入試を実際に受けていく中では様々なことが起こることがあるため、必ず最善の結果が出るということが保証されている訳ではないことを踏まえると、できるだけ長い期間持続する強い学習意欲を持っていることが望ましいはずですが、そのためには自分の学問的な関心が向かう先を真剣に検討しておくことが必要です。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(5) ―英語学習の勧めvol. 174―

(2020年8月19日 10:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回までの3つの記事では、TOEFL iBTやIELTS、TOEICといった海外の高校で学ぶ人が受験することの多い英語運用能力試験のリーディングテストで出題される文章や問題の特徴を説明しました。文章などの難易度には違いが見られるものの、いずれのテストでも語数の多い文章を速く正確に読んでいく能力が求められますので、対策学習においてもそれを身につけることを目標とすべきです。続きはこちら>>

8月17日から21日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 115―

(2020年8月17日 11:35)

こんにちは。SOLの余語です。8月も中旬になりましたが、東京23区やその近郊では新型コロナウィルスの感染拡大が続いており、横浜市や川崎市では新規感染者数が過去最高の数値を記録することがあります。一日の検査数が不十分である、または症状が見られても検査をなかなか受けられないという指摘が依然としてインターネット上を中心に見られ、相変わらず気を抜くことが難しい状況の中にあることを実感させられる毎日です。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(17) ―帰国生大学入試についてvol. 262―

(2020年8月14日 12:05)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、「大学で何を学びたいのか」を考える際に、ボランティア活動などに参加することによって自分と異なる生活の状況の中で生きている人と交流する体験を蓄積することが果たす役割について説明しました。海外の高校でも生徒が社会的な活動に参加するのに消極的なところは多くありますので、そのような場合には新型コロナウィルスの感染拡大が収束した段階で、生徒本人だけでなく保護者や留学エージェントから何らかの働きかけをすべきだと思います。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(4) ―英語学習の勧めvol. 173―

(2020年8月12日 10:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTと同様に、受験者の英語運用能力が英語圏の大学で学ぶのに必要な水準に達しているかを確認するためのテストであるIELTSのReadingで出題される問題がどのようなものかを説明しました。このテストのReadingでは、受験者が比較的取り組みやすいと思われる問題が見られる一方で、学問的な知識がないと正しく内容が理解できない文章や、文章全体の内容を把握してないと正しい答えを導き出すのが難しい問題もあるので、高いスコアを取るには準備をしっかりと行うことが必要になります。続きはこちら>>

8月10日から14日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 114―

(2020年8月10日 12:25)

こんにちは。SOLの余語です。先週は上智大学の海外就学経験者入試の出願手続きの締め切りがあり、今年度の生徒のほとんどが受験する予定であるため、小論文の添削など、日々の授業に関わる仕事に加えて、志望理由書を作成したり必要な書類を揃えたりするサポートをしているうちに一週間があっという間に過ぎていきました。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(16) ―帰国生大学入試についてvol. 261―

(2020年8月7日 11:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、「大学で何を学びたいのか」について時間をかけて検討した結果、答えがある程度明確になってきたら、受験候補としている大学で実際にそれを学ぶことができるのかを確認した方がよいということを述べました。自分の学びたいことと大学が提供しているものがミスマッチな状態になっていると面接試験などで問題が生じる場合がありますので、大学がインターネットで公表している授業の概要をまとめたシラバスなどを受験する大学を決定するための材料として用いるべきだと思います。続きはこちら>>

帰国生大学受験メールマガジンの配信を再開しました ― SOLからのお知らせvol.198―

(2020年8月5日 11:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。ここ数年間、帰国生大学受験セミナーのグループ指導や個別指導で学習状況や目的といった点で多様な背景を持つ生徒に対応したり、教室の移転をしたりしている中で休止してきた、帰国生の大学受験に関わる様々な情報を取り扱うメールマガジンの配信を先月末より月1回のペースで再開しました。続きはこちら>>

8月3日から7日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 113―

(2020年8月3日 11:45)

こんにちは。SOLの余語です。先週の後半にかけて、全国各地で新型コロナウィルスへの感染が新たに判明した人が過去最高の数値を記録し、この問題については相変わらず先行きが不透明な状態が続いています。最近、今年度、大学に入学したOBOGから連絡をもらうことが多いのですが、彼らが在籍しているところを含めた東京23区及びその近郊にある大学の多くが後期の授業も原則オンラインで実施されるという話を聞きました。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(15) ―帰国生大学入試についてvol. 260―

(2020年7月31日 12:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、「大学で何を学びたいのか」を考えるなど、帰国生入試やAO入試の受験準備を行う上で必須なものである読書について、学問的な文章を読み始めた時に時間がかかったり理解できないものが多かったりすることに戸惑いを感じる人がいるということを述べました。読んだ本から吸収できるものが少なくてはあまり意味がないでしょうから、このような問題に直面しても目の前にあるものにじっくり取り組むべきですが、読み進めることに過度な負担を感じる場合には周りにいる大人に助けを求めるようにしましょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(3) ―英語学習の勧めvol. 172―

(2020年7月29日 09:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の準備を進める際にそこで用いた一つ一つの教材について時間をかけて復習をすることの重要性についての説明をする前提として、海外の高校で学ぶ受験者の多くがスコアの伸び悩みに直面することの多いTOEFL iBTのReading Sectionで出題される問題がどのようなものかを確認しました。このテストで取り上げられる文章は初歩的なものであるとはいえ学問的なものですので、与えられた時間内に正しく読みこなすためには語彙や表現の知識や文法に対する理解について一定の蓄積が必要になります。続きはこちら>>

7月27日から31日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 112―

(2020年7月27日 12:30)

こんにちは。SOLの余語です。日本では、このところ世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大に対応するために取られた外国からの渡航者の入国を受け入れないとする措置の一部緩和が議論になっていますが、このような措置はその程度は様々であれ、多くの国や地域で見られます。日本の大学の帰国生入試やAO入試を今年度受験する人の中で、その影響を最も大きな形で受けているのがオーストラリアやニュージーランドといった南半球の国の高校で学んでいる人だと思います。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(14) ―帰国生大学入試についてvol. 259―

(2020年7月24日 11:55)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、大学の各学部・学科で研究されている学問がどのような視点、もしくはプロセスで現代社会において生きる人間が直面する様々な問題に対する考察を深めていくのかについての理解を深めるために、大竹文雄氏の『経済学的思考のセンス』(中公新書)のように研究者が自分の専門領域で行われている研究のあり方を説明した本を読んでみるのがよいということを述べました。自分の学問的な関心の向かう先が不明確な場合には、複数の分野のものにふれてみるのが役に立つと思います。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(2) ―英語学習の勧めvol. 171―

(2020年7月22日 11:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、英語圏の高校で学んでいる人の中には、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験を何回受験しても一定のところからスコアがなかなか伸びないという問題に直面しているケースがあるということを述べました。そのような人の間で広く見られる学習を進める際の特徴的な点は、一つ一つの教材を解いてしまった後に時間をかけて見直しなどを行わない(もしくは、その「詰めが甘い」)ということです。続きはこちら>>

7月20日から24日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 111―

(2020年7月20日 12:05)

こんにちは。SOLの余語です。東京やその近郊では毎日、新型コロナウィルスへの感染が新たに判明した人の数が高い水準を維持しており、新宿などの一部の地域では感染の拡大が特定の業種に関わる人に限定されず、ウィルスが蔓延している可能性があるという専門家の意見が目立つようになってきました。鉄道などによって他の地域とのつながりが強い場所での新型コロナウィルス問題の深刻化は大きな意味を持っているはずで、国や東京都には迅速な対応が求められていると思いますが、ニュース番組では双方で責任を擦り付け合う姿が見られ、その姿勢が政治に対するさらなる不信を招くのではないかを危惧しています。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(13) ―帰国生大学入試についてvol. 258―

(2020年7月18日 14:35)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、「大学で何を学びたいのか」ということを判断する際にその材料を得るための手段として、新聞や本、ラジオなどで大学の研究者が現代社会において人間が生きていく際に直面する問題の中でどのようなものに関心を寄せているかを見聞きすることが考えられるということを述べました。この取り組みによって、実際にどのような問題が学問的な探求の対象となりうるのかについて具体的なイメージが得られると思います。続きはこちら>>

7月13日から17日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 110―

(2020年7月15日 11:45)

こんにちは。SOLの余語です。東京都内では、先週の後半から新型コロナウィルスへの感染が判明した人の数が増加傾向にあり、200人を超える状況が連日見られました。都知事は「このような問題が生じているのは以前と比較してPCR検査を受けた人が増えたためである」という立場を取っているようですが、一昨日僕が聞いたラジオのニュース番組では、現時点で医療体制には余裕があるものの、東京やその近郊で爆発的な感染の拡大が見られた初期の段階である3月下旬と同様の雰囲気があるという医療関係者の声が紹介されていました。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(12) ―帰国生大学入試についてvol. 257―

(2020年7月12日 16:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、「大学で何を学びたいのか」ということを考える際には、すでに大学で学んだ経験のある、もしくは今も大学で研究を進めている周りの大人に「大学で何を学んだのか」、「なぜそれを学ぼうと思ったのか」ということなどを訊いてみるのがよいということを述べました。何かを悔いのない形で判断するには十分なインプットが必要になりますが、18、19歳くらいの人にはそれに当たる社会体験や社会で見られる様々な問題に対する知識、大学での研究活動のあり方に関する理解などが少ないのが一般的です。それを踏まえると、このような点についての蓄積がある大人(その中でも「反省的実践家としての教師」をいう姿勢を持った人)の話を聞くというのは自然なことのように思われます。続きはこちら>>

SOLのHPの修正に関して(2020年7月9日) ― SOLからのお知らせvol.197―

(2020年7月9日 16:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。SOLでは現在、HPの見にくい部分などの修正作業を行っており(HPの作成に関しては知識がほとんどないため、やれることがかなり限られていますが…)、6月から以下の2点について修正を加えました。続きはこちら>>

7月6日から7月10日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 109―

(2020年7月7日 16:25)

こんにちは。SOLの余語です。帰国生大学受験セミナーのグループ指導が始まって2週間が経ちました。海外から帰国することが難しかったり、帰国した直後で2週間の自己隔離をしなければならなかったりするといった理由で、授業を録画した映像を見た後にzoomで補講を受けるという形で授業を受講している人がいますが、補講の中で、自分で問題を解いている時に抱いた疑問を解消するための時間を十分に確保できていますし、教室に来ている人と同様に提出した小論文の答案(書き直したものも含みます)を遅くても2、3日中には返却していることもあり、受験に向けた準備のスタートを順調に切れたという感触があるようです。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(11) ―帰国生大学入試についてvol. 256―

(2020年7月5日 17:45)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の大学の帰国生入試やAO入試を受験する場合、提出した小論文の答案が2、3日で返却され、授業での解説や答案につけられたコメントを踏まえて満足のいく答案ができるまで書き直すことができる環境で学んでいるのであれば、進学先として希望する大学や学部・学科の選択は受験する年の7月中旬頃までかかっても問題はないということを述べました。今年度に受験予定の人もあと2週間くらいの間しっかり考えてもらえればと思います。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSを受験するための学習の進め方について(1) ―英語学習の勧めvol. 170―

(2020年7月2日 17:05)

こんにちは。SOLの余語です。今年も早いもので7月に入りましたが、帰国生入試やAO入試の出願手続きが早く始まる大学では、TOEFL iBTやIELTSなどのスコアが有効とされる期限が迫ってきています(早稲田大学の帰国生入試ではすでに過ぎてしまいました)。短期間で英文の読み方や書き方を劇的に改善するのは難しいことですので、英語運用能力試験のスコアの提出について時間的余裕がないのに各大学の入試で合格するのに必要とされるような結果がまだ出ていない場合には、意味の理解できる単語の量を増やすことに時間を使うのがいいと思います。続きはこちら>>

6月29日から7月3日までのグループ指導について(2) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 108―

(2020年6月30日 20:30)

こんにちは。SOLの余語です。東京ではここ数日、新たに新型コロナウィルスの感染が判明した人の数が増加している上に、感染経路が不明な人が占める割合も上昇傾向が見られ、しっかりとした報道のないままに緩和されていた「東京アラート」を再び出す基準を上回るという状況にあります。このような問題に対して、東京都がどのような対応を示すのかということについて引き続き注目しなければならないと考えていますが、その点に関しては新型コロナウィルス感染者の治療で中心的な役割を果たしてきたとされる国立国際医療研究センターのtwitterのような悲観的な見方もあるようです。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(10) ―帰国生大学入試についてvol. 255―

(2020年6月26日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、受験する大学や学部・学科で「何を学びたいのか」ということを判断する時に、学問的な関心の向かう先は大学での4年間を通して維持できそうなものである必要はなく、じっくりと調べたり考えたりした段階で「今、学びたい」と思えるもので問題ないということを述べました。最近読んだ英文の中で、人間の強みは自分が体験したことなどによって考え方を変えられることにあるという一節がありましたが、人にはこのような特性がある上に、18、19歳の人にとってはまだ経験したことがないことが多くあることを考えると、大学で学びたいことを考える際には「現在の自分が考えていること」に重きを置かざるを得ません。続きはこちら>>

6月29日から7月3日までのグループ指導について ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 107―

(2020年6月24日 19:35)

こんにちは。SOLの余語です。今週の月曜日から帰国生大学受験セミナーのグループ指導が始まりました。今年は東京やその近郊での新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、対面での授業だけでなく、それを録画したものをGoogle Driveにアップロードしたり夕方に補習をしたりと例年と異なるスケジュールで我々教師陣も動いており、zoomの操作などに戸惑うこともありますが、生徒の受験に向けたサポートの質を下げないように心がけたいと考えています。続きはこちら>>

6月からのグループ指導について(7) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 106―

(2020年6月22日 14:15)

こんにちは。SOLの余語です。これまでに帰国生大学受験情報ブログに掲載した記事で、世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大に伴い日本に帰国できない人や、日本国内にいるものの公共交通機関を使って教室に来ることが難しい状況にある(もしくは、公共交通機関の使用に不安を感じる)人を対象に、帰国生大学受験セミナーのグループ指導をzoomなどを用いてオンラインで行うことをお知らせしてきました。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(9) ―帰国生大学入試についてvol. 254―

(2020年6月19日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、ICUや慶應義塾SFCの2つの学部のようなリベラルアーツ的なカリキュラムを採る大学や学部の中には、履修する授業や学問的に追究するテーマの選択について全てを学生任せにしてしまうところがあるため、大学入学前に「何を大学で学びたいか」ということをしっかりと考えておくべきだということを述べました。同じ問題に関して、帰国生入試やAO入試での合格可能性という観点から考察したその前の記事と合わせて読んでもらえればと思います。続きはこちら>>

6月からのグループ指導について(6) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 105―

(2020年6月17日 16:15)

こんにちは。SOLの余語です。6月10日にこのブログに掲載してきた記事の中で、6月15日から公共交通機関を使って教室に来る人の受け入れを始めるかどうかを、東京で新たに新型コロナウィルスの感染が判明した人の数の週末にかけての推移を見て判断したいと考えていることをお知らせしました。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(8) ―帰国生大学入試についてvol. 253―

(2020年6月15日 11:35)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、ICUや慶應義塾大学の総合政策学部・環境情報学部のようなリベラルアーツ的なカリキュラムを採る大学や学部への入学を目指す場合に、志望理由が「大学で学びたいことがわからないから」ということではまずいということを述べました。ここ数年、日本では国や経済界からの「グローバル人材の育成」という強い要請を受けて「大学は何のためにあるのか」ということについての議論が起こりましたが、そこでは「世の中で当然とされていることを疑いその正しさを様々な角度から検証すること」が社会的使命であるという主張が一定の支持を集めました。そのような場に集まる研究者に自分のこれからの4年間の生活のあり方について考える姿勢がないことを見せるのは望ましいこととは言えないでしょう。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSの受験について(5) ―英語学習の勧めvol. 169―

(2020年6月12日 10:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、新型コロナウィルスの世界各地での感染拡大に対応するために在宅で受験できる形態を提供し始めた2つの英語運用能力試験のうち、IELTS Indicatorでは不正行為を防ぐことを目的とした措置が取られていないことが問題視されていることが原因になっているのか、その時点で入試要項などを公表している帰国生入試では公式のテストとして認められていないということを述べました。続きはこちら>>

6月からのグループ指導について(5) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 104―

(2020年6月10日 16:00)

こんにちは。SOLの余語です。このブログに5月29日に掲載した記事で、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う国の緊急事態の解除や東京都の休業要請の緩和を受けて、来週6月15日から公共交通機関で教室に来る人の受け入れを開始することを検討しており、その後に新たに判明した感染者の数の推移によって最終的な判断するつもりであるということを述べました。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(7) ―帰国生大学入試についてvol. 252―

(2020年6月8日 15:20)

こんにちは。SOLの余語です。最近の2つの記事では、経団連や大学が公表しているデータを用いて、大学のどの学部・学科で学んだかということが就職活動に与える影響は(少なくとも、多くの人が考えているほどには)大きくないのではないかということを述べました。僕の友人でも、専門性があることが昇進の足かせになっているケースは少なくないですし、日本の企業は伝統的に雇用調整を社員の配置転換や出向で行うことが多いという話をよく聞きます。このようなことを考えても、受験する学部・学科を選ぶ時に将来の就職活動に有利かどうかに重点を置く必要はあまりないように思います。続きはこちら>>

6月からのグループ指導について(4) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 103―

(2020年6月5日 15:45)

こんにちは。SOLの余語です。先日このブログに掲載した記事で、東京23区やその近郊での新型コロナウィルスの感染拡大や、オーストラリアやニュージーランドの高校に通う人が少なくともこの夏に日本へ一時帰国することがほとんど不可能になってしまった状況に対応するために、6月22日からのグループ指導をzoomのような通信サービスを用いてどのように実施できるかを検証しているということをお知らせしました。続きはこちら>>

2021年9月以降の大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について― SOLからのお知らせvol.197―

(2020年6月3日 15:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。SOLでは6月22日から今年度に大学受験をする人を対象にしたグループ指導が始まりますが、それと並行して2021年9月以降に大学入学を予定していて、英語運用能力試験のスコアを、例えばIELTSであれば6.5~7.0まで伸ばすことを目標にしている人のための授業を、教師1人に対して生徒6人の規模で行います。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(6) ―帰国生大学入試についてvol. 251―

(2020年6月1日 17:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、2018年に経団連が公表した「高等教育に関するアンケート」の結果を踏まえて、現在の日本の企業が大学新卒者の採用活動においてどのような学部・学科で専門性を磨いてきたかということを(控えめに言って)多くの人が考えているほど重視している訳ではないようだということを述べました。このような状況に大きな変化がない限り、大学受験において志望する学部・学科は自分の学問的な関心に沿う形で選んでもよいと言えるかと思います。続きはこちら>>

6月からのグループ指導について(3) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 102―

(2020年5月29日 11:00)

こんにちは。SOLの余語です。6月22日から始まる今年度のグループ指導で用いる通信サービスとしてzoomが有力な候補となっていることをお知らせした前回の記事をこのブログに掲載した5月25日、東京やその近郊で新型コロナウィルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言が解除されました。これを受けて東京都の多くの人が集まる施設に対する休業要請も段階的に緩和され、SOLでも都が策定したロードマップの「ステップ2」の段階に達した時点で教室に生徒を迎え入れても問題ないということになるようです。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(5) ―帰国生大学入試についてvol. 250―

(2020年5月27日 14:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、受験する大学や学部・学科を決める際に、「社会科学系の学部・学科で学んだ方が将来の就職活動で有利な立場に立てる」という現代の日本社会で広く受け入れられている考えに縛られることなく、「大学で何を学びたいのか」をしっかりと検討すべきということを述べました。自分の学問的関心を自由に検討する機会が与えられないことによって、大学受験が「自分自身の問題」ではなくなり、受験準備の様々な過程に支障を来すケースが多く見られるということがその理由です。続きはこちら>>

6月からのグループ指導について(2) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 101―

(2020年5月25日 19:45)

こんにちは。SOLの余語です。このところ、東京などの大都市圏でも新たに判明した新型コロナウィルスの感染者の数が大きく減少しているというニュースが連日報じられ、関西地方では国の緊急事態宣言が解除されるという動きが見られます。このまま感染の拡大が収束するということになれば、帰国生大学受験セミナーのグループ指導を例年通りの形で実施できますし、一部の受験生だけが不利益を被るという可能性も低くなりますので、事態がそのような方向性で推移することを我々も願っています。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSの受験について(4) ―英語学習の勧めvol. 168―

(2020年5月21日 18:20)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大を受けてIELTSの実施団体が提供しているIELTS Indicatorを実際に受験した生徒の声を基に、その問題点を紹介しました。2つの問題点のうち、受験時の不正行為を防止するための措置が取られていないことは特に重要で、日本の大学の帰国生入試やAO入試で正式な英語運用能力試験のスコアとして認められる可能性は低いように思われます。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(4) ―帰国生大学入試についてvol. 249―

(2020年5月19日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、日本の大学の帰国生入試やAO入試においてより良い成果を上げるためには、「どの学部・学科で何を学びたいか」ということをしっかりと考えるべきだということを述べました。これらの入試は志望理由書の提出や小論文試験、面接試験の受験を求めることを特徴としており、特に受験生が多く集まる首都圏の大学や学部・学科を受験する場合には、自分の学問的な関心や興味を深めることが合格可能性を高めるには必要不可欠です。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSの受験について(3) ―英語学習の勧めvol. 167―

(2020年5月14日 18:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大によって会場に多くの人を集めて試験を実施することができなくなった状況(日本でも5月の試験はキャンセルになりました)を受けて、IELTSの実施団体が通常のテストの代替手段として提供し始めたIELTS Indicatorを紹介しました。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(3) ―帰国生大学入試についてvol. 248―

(2020年5月12日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。先日、早稲田大学の帰国生入試などとほぼ同じ時期に上智大学が海外就学経験者入試の日程などが公表されました。ただし、こちらは世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大という状況を踏まえて、高校から発行される書類の原本の提出が難しい場合にどのように対処すべきかが示されていますし、入試日程などについても変更の可能性を残した形になっています。今後、どのような対応をしていくのかを注目したいと思います。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(2) ―帰国生大学入試についてvol. 247―

(2020年5月7日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。先週、早稲田大学の法学部や商学部、教育学部、人間科学部で実施される帰国生入試や政治経済学部のグローバル入試の入試要項が公開されました(社会科学部のグローバル入試のものは4月の初めに閲覧が可能になっています)。詳しい内容については今後の記事で取り上げたいと考えていますが、TOEFL iBTやIELTSのスコアの有効期間が伸びたものの、入試日程は例年通りということのようです。このまま変更がないようだと、少なくともオーストラリアやニュージーランドといった南半球の国の高校に通う人の受験に悪影響が出るのではないかと憂慮しています。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSの受験について(2) ―英語学習の勧めvol. 166―

(2020年5月1日 17:25)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大に対応する形でETSが始めたTOEFL iBT Special Home Editionを紹介しました。現状では多くの人を会場に集めて試験を実施することが難しいですし、感染拡大が(特に日本では)早期に収束する可能性が高いものではないと考えられるため、帰国生入試やAO入試などを受験する人はこのテストを受けてみることを検討してもいいのではないかと思います。続きはこちら>>

受験する大学や学部・学科の選び方について(1) ―帰国生大学入試についてvol. 246―

(2020年4月29日 19:00)

こんにちは。SOLの余語です。日本では、新型コロナウィルスの感染拡大に対する政府の不十分な対応が大きな問題となっており、治療薬の開発に時間がかかることなども相まって、今後の見通しが不透明な状況のままである中、緊急事態宣言が解除される予定の5月6日以降も当分の間キャンパスを閉鎖すると慶應義塾大学が決定したようです。このような動きが帰国生入試やAO入試の実施時期などにどのような影響を持つのかについて現時点で確かなことは分かりませんが、全ての受験生にとって公平な形で入試が行われるように大学に対する働きかけを我々も行っていきたいと考えています。続きはこちら>>

TOEFL iBTやIELTSの受験について(1) ―英語学習の勧めvol. 165―

(2020年4月23日 15:15)

こんにちは。SOLの余語です。世界各地で新型コロナウィルスの感染拡大が大きな問題となってから3か月近くが経とうしています。我々とスカイプで授業をしている生徒が滞在している地域では、外出に厳しい制限が設けられ、高校の授業もオンライン上で実施されていますが、長期間ホームステイをしている家に籠ることでストレスを感じている人も多いようで、同居している家族などに関する愚痴を聞くことが増えました(そのような場合には、授業時間を延長しています)。続きはこちら>>

6月後半からのグループ指導について ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 100―

(2020年4月21日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、東京やその近郊での新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、帰国生大学受験セミナーの全てのプログラムをオンライン上で行うことをお知らせしました。現在、日本の高校3年生や南半球の国の高校に通う人、滞在先での新型コロナウィルスの流行によって日本に帰国した人を中心にスカイプでの個別授業などを9時半から実施しています。続きはこちら>>

新型コロナウィルスの感染拡大への対応について ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 99―

(2020年4月12日 16:45)

こんにちは。SOLの余語です。Facebook上のSOLのコミュニティーページではすでにお知らせしていますが、3月中旬に東京やその近郊における新型コロナウィルスの感染が拡大していることを受けて、個別授業や集団授業、個別面談など、SOLが提供している帰国生の大学受験に関わる全てのプログラムをオンライン上で行うことにしました。続きはこちら>>

2020年5・6月に高校を卒業する人を対象としたコースの日程などをお知らせします(2) ―SOLからのお知らせvol.196―

(2020年3月9日 11:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。一昨日、新しい施設の中を見てきました。できるだけ現在の教室の雰囲気を維持できるように設計を考えたつもりでしたが、その目的は達成できたと思われます。また、木材を多く使ったり、耐震性を十分に確保したりしたことによって、生徒が安心して学習に取り組む条件がより揃ったように感じられました。来年度以降も多くの人が我々が用意した新しい環境で長い期間持続する高い学習意欲を持てるようになってもらえればと思います(新しい施設の様子は3月12日以降、FacebookのSchool of Literacyのコミュニティーに掲載する予定です)。続きはこちら>>

2019年度のSOL帰国生大学受験セミナーの生徒の受験実績について(4) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 98―

(2020年3月5日 10:45)

こんにちは。SOLの余語です。先週の記事でお知らせしましたが、SOLの教室は3月中旬に新しい施設に移転します。今年度の生徒の受験が先週で終わったこともあり、教室を訪ねてくるOBやOGが増え、移転に向けた作業(今のところ、本の梱包作業や机の解体などが中心になっています)を手伝ってくれているので、連日教室が賑やかな雰囲気になっています。続きはこちら>>

2020年5・6月に高校を卒業する人を対象としたコースの日程などをお知らせします(1) ―SOLからのお知らせvol.195―

(2020年3月3日 20:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。今年度の入試が終了したこの時期は、生徒が保護者の方と一緒に合格の挨拶に来てくれることが多いのですが、先日、ある保護者の方に、我々2人の教師が生徒にとって近親者に打ち明けることのできない様々な悩みを聞いてくれる「親戚や近所のオジサン」のような存在になっているというお話をしていただきました。続きはこちら>>

教室の移転に関しまして ―SOLからのお知らせvol.194―

(2020年2月27日 14:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。早いもので、三軒茶屋にSOLの教室を開いてから10年が経ちます。建てられてからずいぶん年月が経ったビルの中にある、一度に30人くらいの人しか入ることのできない小さな部屋ではあるものの、生徒にとって居心地がよく、自分に必要な学習をしっかり進めていくのに最適な環境であったようで、教室に来た時点で想定されたよりも大きな成果を大学受験において収めることができた人が多くいますし、大学に入学したり社会人になったりした後も訪ねてくるということも珍しくありません。続きはこちら>>

2019年度のSOL帰国生大学受験セミナーの生徒の受験実績について(3) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 97―

(2020年2月20日 15:00)

こんにちは。SOLの余語です。SOLの帰国生大学受験セミナーは、今週の月曜日に慶応義塾大学総合政策学部の一般入試が実施され、2020年4月の大学入学を目指す人を対象とした集団授業が終了しました。今年の生徒も、SOLの教室に中で自分の居場所を見つけ、他の生徒やOBOGと和気あいあいと話す時間と、自分の学習に集中して取り組む時間を自分なりのバランスで両立させた人が多かったという印象があります(特に、女子生徒にこのような傾向が強く見られました)。続きはこちら>>

12月・1月のお電話の対応について ―SOLからのお知らせvol.193―

(2019年12月9日 18:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。今年も12月に入り、年末という雰囲気が強まってきましたが、SOLの帰国生大学受験セミナーでは、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校に通っていて来年度に日本の大学の帰国生入試やAO入試を受験する予定の人を対象とした集団授業などが始まりました。続きはこちら>>

2019年度のSOL帰国生大学受験セミナーの生徒の受験実績について(2) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 96―

(2019年11月29日 20:15)

こんにちは。SOLの余語です。今年も11月の終わりとなり、東京も冬らしくなってきました。SOLの帰国生大学受験セミナーでは、12月の第2週からオーストラリアやニュージーランド、フィジーなどの南半球の国の高校に通う人を対象とした授業が始まります。今年の6月から通っている生徒は新しい人たちが教室に入ってくるのを楽しみにしているようで、例えば教室の周りの飲食店でどこをまずは紹介すべきかということなどを相談しています。続きはこちら>>

2020年11月に南半球の国の高校を卒業する予定の人を対象とした授業の詳細について(3)―SOLからのお知らせvol.192―

(2019年11月12日 19:05)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回、前々回の「SOLからのお知らせ」では、オーストラリアやニュージーランド、フィージーなど南半球の国の高校を2020年11月に卒業予定の人を対象とした授業の2019年12月から2020年7月までの日程や授業料をお知らせしました。今回は、2020年8月終わりから2021年2月の2020年度帰国生大学受験セミナーの終了までのものです。続きはこちら>>

2020年11月に南半球の国の高校を卒業する予定の人を対象とした授業の詳細について(2)―SOLからのお知らせvol.191―

(2019年11月8日 12:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。前回のお知らせでは、オーストラリアやニュージーランド、フィジーなど、南半球の国の高校を2020年11月に卒業予定の人を対象とした帰国生大学受験セミナーのコースの2019年12月、2020年1月の授業日程や授業料などをお知らせしました。今回は、2020年2月から7月初めにかけてのものをお知らせします。続きはこちら>>

南半球の国の現地の高校に通う人の大学受験について(2019年版)(2)―帰国生大学入試についてvol. 245―

(2019年11月6日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。前回の記事では、オーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校に通う人が日本の大学を受験する場合、その準備について考えるべき点の一つとして、日本の大学が帰国生入試やAO入試の制度設計をする際に、5、6月に高校を卒業する北半球の国で学んでいる人を主な受験生として想定していることを挙げました。受験準備を進めるスケジュールに関して検討する際にはこのような状況を踏まえる必要があります。続きはこちら>>

2020年11月に南半球の国の高校を卒業する予定の人を対象とした授業の詳細について(1)―SOLからのお知らせvol.190―

(2019年10月31日 14:55)

こんにちは。SOLからのお知らせです。先日、2020年11月にオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の国の高校を卒業する予定の人を対象とした帰国生大学受験セミナーのコースの授業日程に関する記事を掲載しましたが、今回は12月始めから来年1月末までに実施する授業の内容や授業料についてお知らせします。詳細は以下の通りです。続きはこちら>>

英語運用能力を活かして受験できる一般入試の指導について ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 95―

(2019年10月29日 17:35)

こんにちは。SOLの余語です。今年も10月の下旬になり、以前の記事でも述べた通り、首都圏にある有名私立大学の帰国生入試やAO入試の多くが受験終了となりました。SOLの帰国生大学受験セミナーでは、例年、この時期から国公立大学の帰国生入試を受験する人がその準備を始めますが、ここ数年、2月に実施される私立大学の一般入試に向けた対策をする人も増えています。続きはこちら>>

南半球の国の現地の高校に通う人の大学受験について(2019年版)(1)―帰国生大学入試についてvol. 244―

(2019年10月23日 18:10)

こんにちは。SOLの余語です。先日、オーストラリアやニュージーランド、フィジーなどといった南半球の国の高校の最終学年に来年の2月から在籍する予定の人を対象とした帰国生大学受験セミナーの授業についてお知らせしました。そこでも簡単に述べましたが、南半球の国の高校に通う人が日本の大学を受験する場合には、その準備の進め方について注意すべきことがあります。今回の記事では、まず我々がそのように考える背景にある事情を確認しておきたいと思います。続きはこちら>>

受験学年前の人を対象とした冬期の授業について ―SOLからのお知らせvol.189―

(2019年10月21日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。先日、北半球や南半球の国の現地の高校の最終学年に在籍する(もしくは、その予定の)人を対象とした帰国生大学受験セミナーの授業についてお知らせしましたが、アメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの高校に単身留学し、再来年度以降に大学を受験する予定する人の中には、12月、1月に日本に一時帰国する人がいると思います。SOLでは、そのような人を対象に少人数グループ指導などを行います。続きはこちら>>

2019年度のSOL帰国生大学受験セミナーの生徒の受験実績について(1) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 94―

(2019年10月16日 18:40)

こんにちは。SOLの余語です。今年も10月の中旬に入り、立教大学の帰国生入試などを除く帰国生が受験する首都圏の私立大学の特別入試の多くが終了しました。今のところ、人文科学系の学部・学科で求められているものには例年と大きな変化が見られませんが、実学志向が強まる中で人気が高まっている社会科学系の学部・学科の中には、早稲田大学政治経済学部のグローバル入試のように出題される問題の内容や難易度に大きく変わっていたり、同じ大学の社会科学部のグローバル入試のように今まで見たことのない水準まで競争が激化したりしたところが見られました。続きはこちら>>

北半球の国の高校の最終学年に在籍する人を対象とした冬期の授業などについて ―SOLからのお知らせvol.188―

(2019年10月11日 18:20)

こんにちは。SOLからのお知らせです。昨日、南半球の国の現地の高校に通う人を対象とした帰国生大学受験セミナーの日程についてお知らせしましたが、カナダやアメリカといった北半球の国の高校で学んでいて12月に日本に一時帰国する人がいると思います。SOLでは、そのような人の中で最終学年に在籍している人を対象に授業を行います。続きはこちら>>

2020年11月に南半球の高校を卒業予定の人を対象とした帰国生大学受験セミナーの授業について ―SOLからのお知らせvol.187―

(2019年10月10日 16:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。SOLの帰国生大学受験セミナーには、11月にオーストラリアやニュージーランドといった南半球の国の高校を卒業する人のためのコースがあります。その授業日程は例年、受験の前の年の12月から始まりますが、今回の記事では2020年11月に卒業予定の人を対象としたものをお知らせします。続きはこちら>>

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