東洋大学の海外帰国生入試について(2013年度版)―帰国生大学入試についてvol.214―

(2013年10月7日 16:35)

こんにちは。SOLの余語です。
「帰国生大学入試について」のvol. 212vol. 213では、首都圏の難関私立大学で最も遅い時期にある立教大学の帰国生入試の概要をお知らせしました。この入試制度を実施しているのは経営学部と文学部の2学部のみになり、共通の問題を試験で用いているものの、それぞれ異なる傾向がありますので、それに合わせた形で対策を進めるようにしてください。


さて、2014年度4月入学者を対象とした帰国生入試やAO入試に関する各記事では、首都圏の難関私立大学のものを中心に取り上げてきました。これらの大学の特別入試における競争は激しいもので、中には一般入試に引けをとらない倍率の入試も見られますが、社会的な評価として一つ下のランクに位置するとされている大学のものはそれほど倍率が高い訳ではありません。今回の記事では、その一つの例として、東洋大学の各学部で実施される海外帰国生入試に関して、文学部や経済学部、法学部などの文系学部の出願資格認定のための条件などを紹介したいと思います。


まず、この入試で出願資格を得るには、「日本国籍を有していること」の他に、外国の教育制度を採用する海外の高校での在籍期間や、日本の高校に編入した場合にそこでの在籍が何学年認められているかという点などに関して、次に示す2つの条件のいずれか1つを満たすことが求められます。


・海外の高校の2学年以上在籍し、2012年4月1日から2014年3月31日の間に卒業している(もしくは、卒業見込みである)こと
・海外の高校に2学年以上在籍した後に、日本の高校に編入し2014年3月31日までに卒業見込みであることに合わせて、日本の高校での在籍期間は2学年以内であること



また、この入試では、海外にある日本の高校を卒業見込みである人にも出願資格を認めており、この場合には「2学年以上在籍し、2014年3月31日までに卒業見込みであること」がそのための条件となります。


合否の判定は、基本的に書類審査や筆記試験(作文)、面接試験の結果を基に行なわれますが、どの段階にどれだけの配点があるかについては学部や学科によって様々です(詳細は以下に入試要項へのリンクを貼っておきますので、そちらで確認してください)。ただし、多くの学部・学科では面接試験が筆記試験と同等の得点が割り振られており、このような場合には面接試験でどのような受け答えができたかで合格が決まることが多くあります。そのため、受験を考えている人は面接試験に向けた準備を、志望理由などが面接官に明確に伝わるように進めるべきだと言えるでしょう。


【東洋大学海外帰国生入試要項】
https://www.toyo.ac.jp/nyushi/pdf/admission/examlitra/rec-spe_05.pdf


この入試の出願手続き期間は10月1日から8日までとなります。面接試験の際の資料となる志望理由などを説明する書類がありますので、そこに書く文章の内容が充実したものになるように(と言っても、200字程度のスペースしかありませんが)、出願手続きに向けた準備には力を入れるべきだと思います。


それでは、今回の内容に関して、ご質問などがありましたら、以下のフォームよりご連絡ください。
【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/


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