帰国生大学受験セミナー通信vol.30 ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol.56―

(2013年1月10日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。
SOLの教室では年末年始の個別授業が終了し、新年に入って2週目の今週から通常のスケジュールに従った授業が再開しました。今年は、志望する大学や受験する入試形態によって生徒を大きく3つのグループに分けることが可能で、それぞれのグループに属する人が共通した学習課題に取り組めるように授業を構成するようにしています。


さて、これまでにもSOLの教室にOBやOGが訪ねてきたことを述べる記事をこのブログに掲載してきましたが、最近は就職活動が始まった人が自分の適性に合った働き方やエントリーシートの書き方などについて相談に来ることが多くなりましたし、昨年度の生徒が年末に現役の受験生との親睦を深めようと教室内で鍋をふるまってくれたということもありました。例年、僕らが忙しくしていることの多い7・8月を除いて、毎週最低1人(もしくは1組)、以前に指導した生徒がこの空間で長い時間を過ごしてくれます。


このように多くのOBOGが頻繁に出入りしている状況が生じているのには、前回の記事までで紹介した教師と生徒が共有するスペースを中心に教室作りを進めていることで両者の間のコミュニケーションが充実したものになっていることが関係しているのだと思います。受験準備を行う生徒がすでに大学に入学したり社会人になったりした人と交流を持つことには様々な効用があると僕らは考えているので、この点でも上のような形で空間を構成したことに一定の意義があったように感じています。


なお、これから受験に臨む人が現役の大学生とコミュニケーションを取ることによって得られるものと言うと、大学のHPや情報誌などでは知ることのできない実際の大学生活のあり方に関する理解を深めたり、大学受験に伴うそれまでに体験したことのない強烈な緊張感をどのように克服したのかという体験を共有してもらえたりすることといったように、受験結果を充実したものにすることと直接的な関連性を持つものを想起しがちです。しかし、このような交流の機会を確保できることにはそれ以外の効用も望めると僕は考えています。


例えば、この教室に通う受験生には訪ねて来るOBOGの中で自分の「ロールモデル」になるべき人物を見つけたと言う人が少なからず存在します。これは、「その人と同じ様に充実した大学生活を送りたい」という強い気持ちを抱かせるという点で受験生の学習に対するモチベーションを向上させることにつながるようですし、年齢を重ねている人であれば誰でも経験的に了解できることだと思いますが、「ロールモデル」となる人物が存在することは(実際にはその人物が尊敬に値しない人であったり、客観的にはその人物に憧れている人の能力がすでにその憧れの人を凌駕していたりする場合であっても)、大学受験の時期を超えて継続的に一人の人間の精神的な成長を促すものです。SOLの教室に来ることで一人でも多くの人がこのような形で成長を遂げることを僕らは願っています。


それでは、今回の内容に関してご質問などがありましたら、以下のフォームよりご連絡ください。


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