帰国生大学受験セミナー通信vol.37 ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol.67―

(2013年4月19日 19:20)

こんにちは。SOLの余語です。
4月も中旬に入り、暖かい日が増えてきました。昨年から今年にかけての冬は例年よりも冷え込みが厳しかったという印象があり、厚いコートを着込んで外出しなければならない毎日が続きましたが、今はそれから解放されて身も心も急に軽やかになったように感じています。


さて、先日配信したメールマガジンでお知らせしたように、SOLでは現在、NPO法人の設立認証に向けた申請の準備作業を行なっています。申請手続きにおいては提出が求められる何種類かの書類のうちの一つに設立趣意書というものがあり、ここではNPO法人として活動することの意義やそれが果たす社会的な役割などを説明しなければなりません。準備作業の中でこの書類を作成することは僕が担当しており、一昨日半分くらいまで出来上がったものを前島や井田、そして申請に向けた作業を中心になって進めてもらっている外部スタッフの鳥居さんに見せたところ、内容に関して考え直すべき点がいくつか浮上し、それについて1時間半ほど議論になりました。このようにまとまった時間を取って大人だけで話し込むというのは久しぶりのことでしたが、設立趣意書に記載する文章が強い説得力を伴ったものになるために足りなかったり整理が必要だったりする点が明確になったように思います。


また、この話し合いを経て改めて実感したのが、ある文章の内容に不十分な点や矛盾があることに書き手本人が気付くことはなかなか難しいということです。今回の文章を書き始める前の段階では自分なりに用意周到にプランを練ったつもりでいましたし、実際に書き進めていく間も慎重さを失わないように心がけていたことを考えると、問題点を指摘されたことには僕の能力不足が関係しているはずですが、それに加えて、自分が「当然のこと」と捉えている物事が他の人からも同じ評価を受けているように思い込んでしまうという人間一般に見られる傾向や、文章を書き始めるのに必要な自分の考えに対する一定の自負のようなものによって視野狭窄な状態に追い込まれていたということもあるのだと思います。


帰国生入試やAO入試の小論文試験に向けた準備の中でも、このような状況に直面することは珍しいことではありません。そのため、日々の学習の中で(今回の僕と同様に)他者のものの見方を取り込む機会を確保することが、小論文試験で充実した結果を残すために必要な思考力や論述力を習得するのに必要不可欠なことになりますが、そのような機会をどのような形で持つのかについては注意が必要です。次回の記事では、その点について説明したいと思います。


それでは、今回の内容に関してご質問などがありましたら、以下のフォームよりご連絡ください。


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