7月27日から31日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 112―

(2020年7月27日 12:30)

こんにちは。SOLの余語です。
日本では、このところ世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大に対応するために取られた外国からの渡航者の入国を受け入れないとする措置の一部緩和が議論になっていますが、このような措置はその程度は様々であれ、多くの国や地域で見られます。日本の大学の帰国生入試やAO入試を今年度受験する人の中で、その影響を最も大きな形で受けているのがオーストラリアやニュージーランドといった南半球の国の高校で学んでいる人だと思います。

彼らは元々、帰国生入試やAO入試の多くが実施される時期にまだ高校の授業が続いているために、北半球の国々の高校を5・6月に卒業した人に比べて不利な立場に立たされることが多いのですが、新型コロナウィルス問題への対応としてオーストラリアでは国境を封鎖しているので、一度国外に出ると再入国ができない状況にあります。また、ニュージーランドでも入国の際に2週間の隔離が義務付けられており、受験やその準備を目的として日本に帰国してしまうと高校の授業に他の生徒の進度との差を実感することなく復帰することが例年以上難しくなってしまいました。

このため、SOLの帰国生大学受験セミナーの生徒の中には、高校卒業後に国立大学の帰国生入試や都内の私立大学の一般入試を受験することにした人がいますし、来年度の受験に切り替えたという人もいます。英語運用能力が順調に伸びており、高校の成績がよいものである場合には9月入学を目指すという手も考えられますが、自分の大学受験やその準備をどのようなもの形で進めるべきかという点について強い不安を感じている人が少なくないと思います。SOLではメールやスカイプ、zoomなどを用いた形でオンラインでの教育相談や個別指導を実施していますので(学校生活を送る中で時間に余裕がある場合には、グループ指導の授業の録画を見てもらい、その後にオンラインでの補講を受けてもらうという形での受講も可能です)、そのような人が問題を克服するためのサポートができればと考えています。

さて、東京では新型コロナウィルスへの感染が新たに判明した人の数が高止まりを続けており、若者が集まる繁華街やその近辺での市中感染が広がっているようですし、横浜市や川崎市といった近郊でも一日の感染者数が増加するという日も見られるようになりました。ただし、公共交通機関を使って教室に来る今年度の生徒の多くが住む東京都と接しているエリアでは、今のところ1週間の平均で見るとこれまでと状況が大きく変化したということはなさそうです。そのため、今日(7月27日)の時点では、今週のグループ指導をこれまでと変更のない形で実施することとし、公共交通機関の利用に不安を感じている生徒にはオンラインでの受講を勧めることにしたいと思います。

それでは、帰国生大学受験セミナーのグループ指導の内容や日程などに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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