8月10日から14日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 114―

(2020年8月10日 12:25)

こんにちは。SOLの余語です。
先週は上智大学の海外就学経験者入試の出願手続きの締め切りがあり、今年度の生徒のほとんどが受験する予定であるため、小論文の添削など、日々の授業に関わる仕事に加えて、志望理由書を作成したり必要な書類を揃えたりするサポートをしているうちに一週間があっという間に過ぎていきました。

出願手続きについては、周りの人から「出願手続きを早く終わらせた方が大学に熱意が伝わるため有利になる」(日本では、中学校から大学に至るまで受験に関するこのような信憑性のない話を信じている人が多いようです)、「早く出願した方が提出した書類に問題があった時に手続き期間内に修正できる」(ほとんどの大学では、このような場合、手続き期間が終了した後でも時間的な猶予を与えてくれます)といった話をされる生徒が多いようです。インターネットなどでもこのような話を掲載しているサイトも多く見られるため、SOLの生徒でも内容がしっかりと練られたものになっていない状態のまま(もしくは、自分なりに内容の深掘りすることがないまま)志望理由書を提出しようとする人が例年います。

しかし、上のような「よく見かける情報」は実態に合っていないことが多い上に、焦って志望理由書などを作り上げる方が受験をする上ではリスクが大きい(書類審査がある大学では志望理由書の出来が合否を決める場合がありますし、そうでない場合でも面接試験でその内容について厳しい質問を投げかけられる可能性が生じてしまいます。SOLの生徒についてはあまりそういうことがないようですが、友人がそういう目に会ったという話はよく聞きます)ので、僕らは手続き期間の締め切りが迫っていたとしても、志望理由書の作成にはできるだけ時間をかけるべきと生徒には話しています。そして、今年度の生徒も出願手続きを早期に終えることよりもしっかりとした内容の文章を書くことに意識を置いてくれたようですし、僕らもそのためのサポートが十分にできたと考えています。

さて、8月10日から14日までのグループ指導についてですが、現在教室に通っている生徒のほとんどが、教室に徒歩や自転車で来ることのできる範囲にアパートを借りたり、居候したりしていますし、公共交通機関で来ていた人も自動車で送ってもらうことが多くなりました。そのため、これまで通りの形で授業を行う予定ですが、9月になると日本の高校に通う人の学校での対面授業が始まりますので、そこからzoomなどを用いてよりライブ感のあるオンライン授業をどのように実施できるかを引き続き検討したいと考えています(実際に、最近ニュージーランドから本帰国した生徒を相手にいくつかのパターンで試験的なオンライン授業を実施しました)。

それでは、帰国生大学受験セミナーのグループ指導の内容や日程などに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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