9月28日から10月2日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 121―

(2020年9月28日 10:05)

こんにちは。SOLの余語です。
先日、「帰国生大学受験セミナーについてvol. 118」という記事で、今年度の帰国生入試やAO入試の受験を予定していたオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校で学んでいる人が新型コロナウィルスの感染拡大という状況の中で受けた影響について取り上げました。日本への一時帰国が難しいため高校卒業後に受験するということにした人も少なくないと思いますが、そのようなケースに関する受験に向けたサポートのあり方について後日お知らせする予定です。

さて、今回の世界各地で少なくともここ数十年では見られなかったような対応を迫られた問題では、特に受験準備をどのように進めていくかという点において、日本の高校3年生も大きな影響を受けました。海外から帰国し日本の高校に編入した人や小学生、もしくは中学生の時期に海外に長期滞在した経験のある人の中には、大学受験をする段階で出願資格を得ることができれば帰国生入試を、そうでない場合はAO入試や自己推薦入試などを選択する人が多くいます。SOLの帰国生大学受験セミナーでは、受験する年の2月くらいから英語運用能力試験の成績や日本語運用能力を上げるために個別指導を取り(早い人だと前の年の10月から始めることもあります)、高校が夏休みに入る7月中旬からグループ指導に参加し小論文試験に向けた準備を行うという形で、日本の高校に在籍している人の受験サポートを行うというのが例年の流れです。

しかし、今年は2月の末から5月中旬まで多くの教育機関が一斉休校し、その後も以前のように授業が行えるようになるまで時間がかかった学校も少なくなかったため、夏休みの期間を短くするという対応を取るところがありました。また、多くの人が密集する状況を避けなければならない状況で、TOEFL iBTやIELTS、TOEIC、英検などの英語運用能力試験の会場での受験ができなくなり(TOEFL iBTやIELTSは自宅での受験ができるようになりましたが、IELTSについてはスコアを正式なものとして受け入れる大学は限られています)、それによってこれらの試験の成績を十分に伸ばすことができなかった人もいると思います。

新型コロナウィルスについては来年の春ごろまでにワクチンの接種が広く受けられるようになるという観測もあるものの、新たな感染症に関する予測が(よい意味でも悪い意味でも)外れることは珍しくありません。日本の高校に在籍していて(もしくは編入する予定で)来年の入試を受験する予定の人はなるべく早い時期から受験準備を始めるのが望ましいのではないかと思います。SOLでは、対面またはオンラインという形で個別面談を実施していますので、帰国生入試やAO入試、自己推薦入試などの受験に関する情報を入手したい、または今後の学習の進め方について相談したいという人は以下のフォームからご連絡ください。

【個別面談お申し込みフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/consultation/form2.html

今週のグループ指導の実施についてですが、東京23区やその近郊で新たに新型コロナウィルスへの感染が判明した人が減少するペースが鈍化しており、再度増加に転じる可能性もあると言われています。そのため、ここ1ヶ月と同様に、公共交通機関を使って教室に来る場合には、新宿や渋谷といったターミナル駅を使わない人は対面で授業を受けてもらい、このような条件を満たすことができないケースではzoomを使ってオンラインで授業を行います(上でお知らせした個別面談も同じ方針で対応することになります)。また、受験のために都心に行く生徒が増えてきたため、そのような人には教室内で常時マスクを着用してもらうことにしています。

それでは、帰国生大学受験セミナーのグループ指導の内容や日程などに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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