日本の高校を2022年3月に卒業する人を対象としたグループ指導などについて(1) ― SOLからのお知らせvol.218―

(2021年2月17日 15:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
この「SOLからのお知らせ」というシリーズでは、ここまでオーストラリアやニュージーランドといった南半球の国の高校に通う人を対象とした「2021年11月卒業生コース」や、すでに高校を卒業した人もしくは北半球の国のカリキュラムを採用する高校を卒業予定の人を対象とした「2021年5・6月卒業生/既卒生コース」の概要をお知らせしてきました。

SOLの帰国生大学受験セミナーには、2022年4月に日本の大学への入学を目指す人の受験準備をサポートするコースとして、上の2つのもの以外に、高校に入学する前に海外の教育機関で学んだ経験があったり、海外の高校から日本の高校に編入したりした人を対象とする「日本の高校3年生コース」があります。今回からはこのコースの授業日程や内容などについてお知らせしたいと思います。

現在、大学受験についてはインターネットを中心に情報が溢れかえっていますので、ご存じの方も多いかと思いますが、日本の私立大学のほとんどは主に海外の中等教育機関での在籍期間などに関する条件を満たすことができれば、日本の高校を卒業する予定の人に帰国生入試における出願資格を与えています(数は少ないのですが国立大学でも同様の出願資格に関する条件を設けているところがあります)。また、帰国生入試の出願資格が得られない場合でも、AO入試や自己推薦入試、公募推薦入試において、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験で高いスコアを取っている人は十分な数の選択肢を確保することが可能です(一般入試においてもICUや慶應義塾大学SFCの2学部のように有利になるところがあります)。

今年度からの大学入試改革によって一般入試のあり方が変わった大学が多くありますし、地方創生政策の一環で文部科学省による首都圏の私立大学の文系学部に対する合格者数を抑えるよう求める規制が維持されていることを踏まえて、様々な形式の入試を受験するよう指導している日本の高校が増えているようです。そのため、帰国生入試やその他の特別入試の受験を視野に入れている人は増えており、これらの入試会場に行ったSOLの生徒からは入試要項のデータなどを見て想像していたよりも多くの受験生が集まっており、中には会場の運営に四苦八苦している大学もあるという話をここ数年よく聞くようになりました。

帰国生大学受験セミナーの「日本の高校3年生コース」の日程は4学期に分かれており、2021年1月4日から7月2日までの「1学期」では、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験のスコアが帰国生入試などに合格するのに必要な水準に達していない場合、まずはその対策を中心に個別指導を行い、徐々に小論文試験に向けた準備に軸足を移していきます。これまでの生徒は週に2、3コマ(1コマ80分)受講する人が多く、その中でこれらの試験対策に合わせて、受験する大学や学部・学科を絞り込むために生徒が考えていることを聞いた上で読むべき本などの相談を受けたり、志望理由書の内容を高校3年生が書くものとしては自然なものであり、大学での学習に臨む意欲が十分にあることをよりよくアピールできるものにするために必要なボランティアなどの社会活動についてどのようなものに参加すべきかといったことについて話したりしています。

なお、現在東京23区やその近郊での新型コロナウィルスの感染拡大が続いており、今後も公共交通機関の利用が難しくなるほど感染者数が急増する事態が起こる可能性があると言われています。その状況次第で、電車やバスなどを利用して教室に来る人はzoomを用いたオンラインでの受講となる場合があることをご了承ください(どのような状況でも、徒歩や自転車での通塾ができるのであれば対面での受講が可能です)。

以下が「日本の高校3年生コース」の「1学期」の概要となります。

<「日本の高校3年生コース」「1学期」概要>
【期間】

2021年1月4日~7月2日(週単位でお申込みができます)
【内容】
TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験対策、日本語小論文試験対策
【授業料】
教師:生徒が1名:1名の場合は1コマ(80分)6,000円、1名:2名の場合は4,600円 (SOLの授業を初めて受講する場合には、授業料に合わせて入会費10,000円を、また進路相談や志望理由書作成のサポートのための費用として受験サポート費40,000円をご請求します)

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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