日本の高校を2022年3月に卒業する人を対象としたグループ指導などについて(4) ― SOLからのお知らせvol.221―

(2021年3月17日 18:05)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、帰国生大学受験セミナーの「日本の高校3年生コース」で、高校の夏休みが終わった後から冬休みまでの期間(「3学期」)に実施する個別指導についてお知らせしました。日本の高校に通う人は、帰国生入試やAO入試が多く行われる時期にも学校の授業や課外活動などがあることから受験準備のために割ける時間が少なくなることがあります。そのような状況でも入試対策や出願手続きに必要な書類の作成をスムーズに進められるように授業のあり方などを考えています。

さて、このコースでは、多くの高校で授業が終了している1月初旬から2月の終わりまで「5・6月卒業生/既卒生コース」や「11月卒業生コース」の授業に合流する形でグループ指導を行っています。この時期には日本の高校を卒業する人が受験できる帰国生入試はないのですが、一般入試の中にここまで伸ばしてきた英語運用能力や小論文試験の対策の中で学んできたものを活かして受験することができるものがあります(今年度は日本の高校3年生で以下の入試を受験した人がいなかったのですが、例年、2、3名の生徒がこの時期のグループ指導を受講しています)。

例えば慶應義塾大学の総合政策学部や環境情報学部の入試は小論文試験と英語試験のみで構成されていますし、国際基督教大学(ICU)では日本の政治システムや世界史について一定の知識があれば日本語や英語の文章読解能力を発揮することで合格できる形で入試が実施されています。また、青山学院大学の個別日程では、文学部英米文学科に英語による試験のみの入試が見られますし、国際政治経済学部国際政治学科のように今年度から始まった大学入試共通テストの英語と国語の得点と学部で独自に作成した試験で合否の判定が決まるところもあります。

これらの入試で求められているものは日本語もしくは英語の読解能力であるという共通点がある一方で異なっている部分もあります。そのため、この時期のグループ指導には、同じような出題傾向を持つ入試を受ける人で小グループを作り授業をする時間を設けており、過去問での演習を重ねていくことをその中心的な内容としています。また、日本語もしくは英語の一方だけの試験対策をすればよい人のための受講型も用意していますし、他の学期と同様に、自分の取り組んでいる問題や準備の進め方などに関して質問があれば、授業がない時間に教師に自由に質問することができます(この時期は1日中教室にいることが可能なので、このような時間を十分に確保できるはずです)。ここでも生徒一人ひとりの受験する大学や学部・学科に合わせた対策をスムーズに行っていけるという特徴が見られると思います。

以下が「日本の高校3年生コース」「4学期」の概要です。

<「日本の高校3年生コース」「4学期」概要>
【期間】
2022年1月10日~2月26日(週単位でお申込みができます)
【内容】
〇「標準型」
学部・学科別小論文、日本語読解・語彙・論述、学部・学科別英語(詳しい内容はこちらをご確認ください)
〇「1科目型」
学部・学科別小論文もしくは英語、日本語読解・語彙・論述(詳しい内容はこちらをご確認ください) 【授業料】
〇「標準型」…週当たり39,360円
〇「1科目型」…週当たり26,240円
(SOLの授業を初めて受講する場合には、授業料に合わせて入会費10,000円を、また進路相談や志望理由書作成のサポートのための費用として受験サポート費40,000円をご請求します)

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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