現在の教室の状況について(2022年1月5日) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 168―

(2022年1月5日 18:45)

こんにちは。SOLの余語です。
昨年、8月の始めにこのブログに掲載している記事を保管していたPCが故障してから、5ヶ月ほどの期間が更新できないまま過ぎてしまいました。最近、CGなどを作成している企業でシステム管理をしているOBがデータを復元してくれましたし、新しい年にもなりましたので、ブログの定期更新を再開したいと考えています。

2022年6月後半から行っていた大学受験セミナーのグループ指導は、例年通り教室での集団授業という形式で実施することができました。9月に他の塾から移ってきた人がいたこともあり、2年前に新しい施設に移ってから初めて16名の定員が一杯になる時期が続きましたが、昼食を取る際の場所を分散するといった対策を取ることによって新型コロナウィルスに感染する人も出ず、無事に年末まで授業を行うことができました。

グループ指導に参加した生徒のほとんどは、授業の内外で周りの人とコミュニケーションを取る機会を活用することによって、受験準備期間にお互いに支え合うことができる人間関係を新たに構築できたようですし、日常生活を送るにあたって多くの気付きがあったようです。また、この教室に来る人の多くは高校からカナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった国々に単身留学をした人が多いのですが、母語である日本語で年齢相応のトピックにふれることによってよりよい形で学習体験が蓄積できたという実感があったという感想を耳にすることも多かったように思います。

昨年度は、日本に帰国した人が新型コロナウィルスの感染対策のために2週間の自宅待機を義務付けられていたため、授業を録画したものを見てもらった後に1時間ほどの補講を行うという形でも受講できるようにしました。僕らとしては、対面で授業を受けてもらう方が学習効果が高いのではと思っていましたが、生徒からの評判も悪いものではなく(補講が少人数で行えたのがよかったのでしょうか)、秋までこのような形で授業に参加した人もいました。今年も何らかの理由で授業を欠席した人の学習が遅れないようにすることを主な目的として、このような受講形式も維持する予定です(後で述べる南半球の高校に通う人の中にはすでに利用している人もいます)。

現在、教室では2月の一般入試を受験する2人の生徒の授業に並行して、zoomを用いてオーストラリアやニュージーランドといった南半球の高校を2022年11月に卒業する予定の人を対象にしたグループ指導を実施しています(リアルタイムで受講する人が定員の4名で、その他に動画を見る形で参加している人が2名います)。今年も上に挙げた2つの国が事実上の国境封鎖をしているため、全ての生徒が日本に一時帰国できず、オンラインでグループ指導をすることになりましたが、今年は定員を少なくした上に物怖じすることなく質問する生徒がいるので、昨年よりもスムーズに授業が進んでいる印象があります。

なお、このブログには今後、「2022年11月卒業生コース」(1学期の半分が終了してしまいましたが…)、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」、「日本の高校3年生コース」といった帰国生大学受験セミナーの各コースの詳細や、2021年度にグループ指導を受けた生徒の受験実績、帰国生の大学受験に関する記事を掲載する予定です。

それでは、帰国生の大学受験やSOLの帰国生大学受験セミナーなどに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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