2022年11月に南半球の高校を卒業する人を対象としたコースについて(1)―SOLからのお知らせvol.237―

(2022年1月8日 17:15)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
日本の大学の帰国生入試やAO入試の多くは例年9月から11月の間に実施されます。カナダやアメリカ、イギリスなどの北半球の高校を5月もしくは6月に卒業する人は日本に帰国した後、これらの入試に向けた準備に腰を据えて取り組むことができます(実際にそうなるかは学習者の意欲や学習環境のあり方次第になりますが)。

一方で、一つの学年が2月に始まり11月に終わるオーストラリアやニュージーランド、フィジーといった南半球の高校に通う人にとって、上で述べたような入試のスケジュールは不利なものとなります。入試が実施される時期はまだ高校の授業があったり最終試験が迫っていたりするということや、長い期間の休暇がオーストラリアでは12年生、ニュージーランドでは13年生になる前の2ヶ月間からないことがその理由です(ただし、最近、ニュージーランドの高校で学んでいる人で、高校卒業に必要な単位を早めに取得して7月後半に本帰国するというケースが増えています)。

オーストラリアやニュージーランドで学んでいる人が直面するこれらの問題に対応するために、SOLの帰国生大学受験セミナーでは「2022年11月卒業生コース」というカリキュラムを組んで、最終学年に入る前の長期休暇から受験準備のサポートを行っています。今回のお知らせでは、このコースの1学期の概要をお知らせします。

※新型コロナウィルスの感染拡大が大きな問題となる中で、オーストラリアやニュージーランドの政府が事実上の国境封鎖をしたため、2021年11月に高校を卒業したものの帰国生入試やAO入試の受験ができず進路がまだ決まっていない人がいるという話を聞いています。このような人の受験サポートは「既卒生/5・6月卒業生コース」で行います(今の時期は個別指導になります)ので、関心のある方はこの記事の最後にあるお問い合わせフォームなどからご連絡ください。

〇1学期(2021年12月6日~12月24日、2022年1月5日~1月25日)
多くの人が受験準備に専念できる時期に当たる1学期では、IELTSやTOEFL iBTのreading対策を1コマ(80分)、小論文試験対策を2コマ、計3コマのグループ指導を月曜日から金曜日まで毎日実施しています。前者では、アカデミックな英語の文章を正しく理解するために必要な語彙の蓄積や文法事項の確認などに、そして後者では小論文試験で出題される問題文を読解する際に重要なものとなる人間の生活や社会で生じる問題についての理解を高め、文章の構造などから内容を正しく理解することに意識を向けることに重点を置いています。

今年は、昨年と同様、オーストラリアやニュージーランドから日本に一時帰国できた人がいなかったため、全ての授業をzoomを用いたオンライン指導という形で実施しています。昨年、この形式で授業を行ったところ、参加人数が多くなると授業に参加する姿勢が受け身になってしまったり、他の生徒を意識して発言を控えてしまったりする人が出ることが分かったため、リアルタイムでグループ指導を受講できる人の定員を4名とし、定員が一杯になった後にお申し込みがあった人については授業を録画したものを見てもらった上で週2、3回補講を行うことにしました。

現在、リアルタイムの授業の参加者は定員の4名で、動画を視聴している人が2名いますが、後者の形式であればあと数名生徒を受け入れられるかと思います。

なお、この学期の授業料などについては、以下のページをご参照ください。 https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course2/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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