「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(2)―SOLからのお知らせvol.242―

(2022年2月9日 17:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、2022年5・6月にカナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校を卒業する人を対象とした「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」のグループ指導が始まる前の時期(1月から6月下旬)に実施する個別指導についてお知らせしました。

この時期はTOEFL iBTやIELTSの対策を行う人が多いですが、そのスコアアップのために必要なものが学習者によって大きく異なることはよくあることですし、準備に使える時間も同じです。SOLの個別指導では、そのような個人的な状況を踏まえた形で授業を行っていますので、関心のある方はこの記事の最後にあるフォームからご連絡いただければと思います。

さて、名前に「既卒生」という言葉が入っている通り、このコースでは2022年4月より前に高校を卒業した人の受験に向けたサポートも行っています。これまでに高校を卒業した翌年などにSOLで授業を受けた人の中で最も多かったのは、オーストラリアやニュージーランドやフィジーといった南半球の国に単身留学をしていた人です。

以前の記事でも何度かふれていますが、これらの国の高校では11月に1つの学年が終わるため、高校卒業後すぐに日本の大学に入学しようとすると、その準備や受験に関して様々な問題が生じます。また、TOEFL iBTやIELTSのスコアを2年半という期間で上げなくてはならないため、希望する大学に合格するのに必要な水準までスコアを伸ばせなかった人もおり、このようなケースでは日本に帰国してから時間をかけて受験準備をするという選択をすることがあるのです。そして、今までこのような形で授業を受けた人は、高校在学中に受験していた場合に合格できたところよりも社会的な評価が高い、もしくは自分が学習意欲を強く持てそうな大学や学部・学科に合格しています。

ここ2年間はオーストラリアやニュージーランドの政府が新型コロナウィルスの感染対策として事実上の国境封鎖をしてしまったため、まだ4月からの進路が決まっていない人がいると聞いています。「大学入学までに1年もあるのか」と嘆く人もいるかもしれませんが、受験準備をしっかりと進めることでよりよい環境で学ぶ機会が得られたと考えた方がいいでしょうし、多くの帰国生入試やAO入試が行われる時期までは7、8ヶ月しかありません。特に英語運用能力試験の成績が順調に伸びていない場合には、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の個別指導で早めに対策を始めた方がいいと思います。

また、ここ2年くらい、少なくともこの教室に通う人の中には、北半球の高校を卒業した直後の9月から11月の帰国生入試やAO入試で期待していたような結果が出なかったら翌年も受験をするつもりだという話をする人が増えたように思います(幸運なことに、今のところそのようなことになる人はいないのですが)。帰国生入試は多くの場合、高校を卒業して2年間は出願資格が与えられますし(AO入試にはこのような条件がないものも多くあります)、TOEFL iBTやIELTS、小論文試験などの対策は正しい方法で学習すれば、時間をかけた分だけよりよい成果を出せる可能性が高まりますので、もう一度挑戦するという選択をすることには一定の合理性があると考えられます。

「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」では、帰国生入試やAO入試をいわゆる「浪人」という立場で受験する人のサポートも行っていますが、まずは個別面談(対面でもオンラインでも実施可能です)で、前の年の受験では何が問題で期待していたような成果が出なかったのか、どのような形で学習を進めていけばどの大学や学部・学科で合格可能性が高まるのかといった点を確認してもらえればと思います。

〇個別面談お申込みフォーム
https://www.schoolofliteracy.com/consultation/form2.html

なお、この学期の詳細については、以下のページをご参照ください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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