現在の教室の状況について(2022年6月13日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 193―

(2022年6月13日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。
前回は、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」などのグループ指導を実施する6月下旬から2月下旬にかけての時期は、2名の教師が小論文や英語の授業を担当するだけでなく、空き時間も全て生徒からの質問の対応に合わせて、進路指導、志望理由書の作成や面接試験の準備のサポートなどに充てる形で一日が過ぎていくと述べました。このような体制を取っている目的の一つは、帰国生入試やAO入試に合格するのに必要なものを正確に把握することにあり、それによって生徒が安心して毎日の学習に臨むことが可能になると考えています。

上のような形で教室の運営をしているのに合わせて、授業に参加している人全員に同じような形で知的な成長を遂げる機会を持ってほしい、受験準備を行う際にはなるべく精神的に安定した状態になってもらうのが望ましいといったことをSOLで受験生のサポートを行う際の基本的な方針としているため、我々に本当の意味での空き時間があるということはグループ指導を実施している期間にほとんどありません。特に、北半球の国や地域の高校が夏休みに入っていて個別指導も行っている7、8月や、面接試験の準備をしている人が多い9月から11月の間は週末も小論文の答案を添削したり新しい問題を作ったりして過ごしています。

以前に掲載した他の記事では、我々や他の生徒とコミュニケーションを取る時間を増やすことで帰国生入試やAO入試に対応する力が合格に必要な水準まで伸びると考えているため、グループ指導を対面で受けることのできる人の上限を16名としていると述べましたが、2名の教師で上で述べたような形で受験準備のサポートをしっかりと行うにはそれよりも多い人を相手にすることは難しいと考えているのも定員を16名に定めていることの理由の一つになっています。

教室の空間設計のあり方を生徒が教師にアクセスしやすいものにしていること、授業時間外にコミュニケーションを取る機会が十分に確保できない(特に、偶発的なものはほとんど起こりません)ことからグループ指導をできるだけオンラインで行うのは避けたいと考えていることなどについても同じことが言えます。今年もこのような環境で生徒の受験に向けた学習が充実したものになるように力を尽くしたいと思っています。

さて、東京23区やその近郊では、新型コロナウィルスの感染拡大が収束する段階に向かっていることを示唆する情報が多く流れており、社会的に長く続いてきた緊張が緩やかなものになっているように感じます。それでも、感染した際やその後に後遺症と見られる症状に苦しむ人も少なくないと聞いていますので、対面での個別指導を中心にマスクの着用は続けていこうと考えています。

それでは、帰国生の大学受験やSOLの帰国生大学受験セミナーなどに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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