現在の教室の状況について(2022年7月4日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 196―

(2022年7月4日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。
前回は、僕が持っている能力ではSOLのホームページに写真を掲載するのが難しいため、その代わりにFacebookやInstagramに授業や教室内で行われているイベントなどを写真に収めたものを投稿していると述べました。それに加えて、対面での個別面談も実施していますので、教室の雰囲気や我々の人となり、生徒の様子などを確認する機会として活用してもらえればと思います。

さて、FacebookやInstagramの記事を読むと、この教室には帰国生大学受験セミナーのグループ指導や個別指導を受講している人だけでなく、OBOGが頻繁に出入りしていることを確認できると思います。今年の3月から6月にかけての時期も、我々が授業に入っている時間帯が他の時期に比べると短く、新型コロナウィルスの感染拡大に関してもオミクロン株などの新たな変異株が感染力は強いものの毒性は弱まったと評価されていることもあり(Youtubeの動画などで確認する限り、欧米各国では人々が以前とほぼ同じような生活を送っているようです)、大学に通っている人が訪ねてくる回数が2年前と同等の水準に戻りました。

また、2年前に移ってきた新しい施設は僕の自宅を兼ねており(1、2階が教室で、3階が僕の自宅です)、平日の夜や週末でも誰かがいるようになったため、社会人になった人が来ることも大幅に増えたように思います。以前から、営業で外出したり長期休暇に入ったりした人が平日の昼間にフラッと教室に立ち寄ることがありましたが、今は仕事が終わった後に来て我々と一緒に夕食を食べる人もいますし、週末の夜に少人数で食事会を開くこともあります(4月や5月は全ての週末に予定が入っているという感じでした)。10年近く会ってなかった人が来ることも多いので、我々としては色々な話が聞きながら楽しい時間を過ごすことができています(昨日も10年前の生徒が3人昼食を買って来てくれて、4時間ほど色々な話をしました)。

僕が物事を考える際に大きな影響を受けている内田樹氏によれば、人は自分がどのような成長を遂げたのか、自分が立てた目標を実現するために適切なコースを歩んでいるかといったことを確認するための「基準点」が必要だそうです。そのような役割は多くの場合、中学校や高校、大学の教員が果たすようですが(僕にとっては高校の恩師がそれに当たり、先日教室に招待しました)、教室に訪ねてくるOBOGは、大学受験の準備をしている際に将来についてどのようなことを考えているのか、大学や職場でどのような経験を蓄積してきたのか、これからどのような方向に進もうとしているかというような話をよくしてくれますし、それに対する評価を聞きたいと言う人も多いので、我々が「基準点」としての機能を(少なくとも部分的に)担えているのではないかと考えています。

さて、今日で今年度のグループ指導も3週間目に入り、多くの生徒が順調に教室内での人間関係を形成できているようですし、教室に残って我々と一緒に夕食を食べたいという人が毎日10人を超え、教室全体でのコミュニケーションが活発なものになっています。東京23区やその近郊では、新型コロナウィルスに感染した人が再び増加しているようですが、この施設には十分な換気機能が備わっていることもあり、その症状の深刻さなどを踏まえた形で対策のあり方を検討していきたいと考えています。

それでは、帰国生の大学受験やSOLの帰国生大学受験セミナーなどに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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