現在の教室の状況について(2022年9月26日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 208―

(2022年9月26日 20:00)

こんにちは。SOLの余語です。
我々が帰国生の大学受験をサポートし始めて20年以上になりますが、これまでの生徒の受験した時の学力のあり方や筆記試験で出題される問題の傾向、面接試験での試験官とのやり取りの様子などから帰国生入試やAO入試の受験でよりよい成果を出すには何が必要かということに対する理解を深めてきました。グループ指導の定員が16名の教室ですのでサンプルサイズが小さいという問題はあるものの、受験生一人ひとりの状況を正確に把握していることで、帰国生が受験することの多い大学や学部・学科については的確な判断ができるようなものになっているようです。

生徒の進路相談にはそれを基に対応することにしていますが、受験生の中には試験会場の雰囲気などに精神的な面で耐えられなという人がいますし、大学や学部・学科で合否判断に関する方針の変更があることも珍しくありません。また、最近は我々から不合格になる可能性が高いことが伝えられても挑戦をしたいという人が増えており(学習意欲をできるだけ引き出したいので、他の入試の準備に問題が生じそうな場合を除いて、本人の意思を尊重することにしています)、合否の発表において自分が望んでいる結果を手にできないケースが生じることになります。前回の記事で取り上げたような合格発表までに味わう不安定さに加えて、実際の受験の結果によって挫折感が生じることは、多くの人の受験準備に対する意欲を損なうことにつながり、その後に行われる帰国生入試やAO入試の結果にも悪影響を及ぼすということが考えられます。

SOLでは、そのような事態を回避するために我々が一人ひとりの生徒に対する精神的なサポートを行うようにしていますが、受験準備の初期段階から授業における課題の取り組み方や、授業外での学習課題やその対策の進め方を個人別に確認する機会を設けることなどによって学習習慣を定着するようにしていることも上で述べたような問題の克服に貢献するのではないかと考えています。それが、「既卒生/2022年5月・6月卒業生コース」の1学期において、月の初めに教師と生徒が相談して学習プランを作成することの目的の一つになります。

なお、現在の教室の様子を写真で確認したい人は、SOLのFacebookやInstagramのページを定期的に更新していますので、そちらを見てもらえればと思います。よろしくお願いいたします。

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