「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (18)―SOLからのお知らせvol.306―

(2023年5月31日 20:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の2学期(9月4日~11月24日)に、帰国生入試やAO入試の小論文試験のように時間制限を設けた形で答案を作成する「共通小論文テスト」という授業(週2回)があると述べました。この学期は、首都圏の有名私立大学の多くで帰国生入試やAO入試が実施されている期間であり、それに対応する力を実践を通して身に付けるのがそのような授業を設けている目的になります。

さて、帰国生入試やAO入試を受験する人の多くは、受けなければならない試験の中に小論文試験だけでなく面接試験があることに不安を感じているようです。確かに、以前と違い私立の中学校の入試で面接試験が実施されることは少なくなったようなので、これが人生で初めての体験になるという人が増えましたし、大学の教員には一般の人よりも高い思考能力があり、会話のどのような点に疑問を投げかけて来るのか分からないというイメージを持たれることが少なくないようです。それに加えて、例えば上智大学の一部の学科の教員がいわゆる「圧迫面接」を行うという噂が広がっていると聞いていますので、受験生が面接試験を受けることに大きなプレッシャーを感じることは仕方がないことだと思われます。

以前の記事でも述べた通り、帰国生入試やAO入試の多くではTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績と小論文試験の出来で合否が判断され、受験生が学びたいと考えていることと大学や学部・学科が提供するプログラムの間に大きな開きがあったり、試験官に大学入学後に授業にあまり出席しないのではないかという疑いを与えてしまったりといったことがなければ面接試験の結果が影響を与えることはありません。それでも、慶應義塾大学や国際基督教大学(ICU)、上智大学の一部の学科のように面接試験で試験官とどのようなコミュニケーションを取ったのかが一定の役割を果たしているところがあるのは事実ですし、大きな不安を抱えたままでは小論文試験のような多くの場合より重要なものの準備に支障が出ることも考えられます。

そのため、SOLの帰国生大学受験セミナーでは、出願手続きで提出する書類の作成に関するものに加えて、面接試験の準備に対するサポートも生徒が受験する一つひとつの入試について行っています。具体的には、まず生徒にこれまでの試験で質問されたことを基にメモを作成してもらい、それに教師が追加の質問を加えていくという形で内容を深めていきます。そして、メモが完成した時点から生徒が自信を持って面接試験に臨めると思えるまで本番と同様の形式で練習をしています。このような一連の取り組みを行うことが「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の2学期の授業が終わった後の自習時間での新たな課題となります。

なお、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の日程や授業料などについては以下のページも参照してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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