【学生の声】坂井絵美(立教大学文学部2004年度入学)

私は最も多感であると中高時代を海外で過ごしました。そこでの多様な経験を大学受験に活かせる価値ある財産として表現できるよう導いて下さったのは前島、余語両先生に他なりません。

帰国してからの受験準備期間は、先生方はもちろん、様々な国から帰国してきた仲間たちの価値観に触れられた毎日でした。ディスカッションや授業での話に刺激され、自ら学び、考えるおもしろさを感じることができ、物事についてとことん追求する姿勢が身に付きました。真摯に物事に向き合う姿勢は、社会人となった現在も忘れることなく、多くの場面で役立っています。

もちろん、数ヶ月間に及ぶ受験期間中には、受験に対して不安でいっぱいになることもありました。私は非英語圏からの帰国子女であった為、語学力が乏しく、大学受験には不利であると痛感していました。しかし、先生方の親身なサポートは表面的に繕ったものではなく、説得力があり、対話を通じて少しずつ自信を持つことができました。日頃から生徒との関わりを1対1として捉え、個々に併せた対応をして下さっているからこそ信頼関係が生まれ、精神的なサポートも可能なのだと思います。

先生方とのお付き合いは8年経った今でも続いており、お話するたびに先生方の持つ知識や考察の幅広さ、多様さに驚かされ、良い刺激を受けています。何よりも先生方のもと学ぶことの面白さを発見し、生涯好奇心を持ち続ける喜びを知ることができたのは何よりの財産であると感じています。

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