2013年度4月入学者を対象とした入試の出願条件などについてvol.35 ―帰国生大学入試についてvol.128―

(2012年11月8日 20:45)

こんにちは。SOLの余語です。
前回は、駒澤大学や日本大学、専修大学、東洋大学、神奈川大学などの首都圏の有名私立大学でも帰国生入試が行われていることをお知らせしました。これらの大学はAO入試や自己推薦入試などの入試制度でも帰国生の受け入れを行なっており、その中には一定以上のTOEFLやTOEICのスコアの取得を出願条件としているものがあります。


例えば、専修大学経済学部国際経済学科の英語資格取得者推薦入学試験では、次に挙げる代表的な英語運用能力試験に関する条件のいずれか一つを満たすことが求められています。


・英検準1級以上
・TOEFL iBT 54点以上(PBTでは480点以上)
・TOEIC 550点以上
※この他にも、IELTSやケンブリッジ英検(一般英語)、GTEC for STUDENTSに関するものもあります。それらについては、以下にHPへのリンクを貼っておきますので、そちらを参照してください。



【専修大学英語資格取得者推薦入学試験】
https://www.senshu-u.info/shikenseido/v02.html


このような入試制度を設けている大学には、明治学院大学(自己推薦AO入試)や駒澤大学(一般推薦入試B方式)、日本大学(AO入試)、神奈川大学(公募制推薦入試)などがあります。合格者の選考は面接試験のみで行なわれるものもありますし、筆記試験がある場合でも日本語小論文試験の受験を求められているものがあったり、英語でエッセイを書かなければならないものがあったりと、大学や学部・学科によって試験の形態は様々です。その詳細については各大学のHPで確認してもらえればと思いますが、出願条件となっている英語運用能力試験のスコアはそれほど高くないものの、帰国生入試と同様に、競争はそれほど激しいものではありませんし、筆記試験で出題される問題も難関私立大学ほど難しくはありません。ただし、制限字数が多い志望理由書などを提出しなければならない場合がありますので、受験を考えている人は出願書類の準備作業にできるだけ早く取りかかるようにしてください。


それでは、今回の内容に関して、ご質問などがありましたら、以下のフォームよりご連絡ください。


【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/



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