2013年度4月入学者を対象とした入試の出願条件などについてvol.2 ―帰国生大学入試についてvol.95―

(2012年7月9日 09:55)

こんにちは。SOLの余語です。
前回の記事では、ICUの2013年度4月入学者を対象とした帰国生入試の出願条件などを取り上げましたが、同じように帰国生入試の受験者が多い早稲田大学でも帰国生入試の出願要項が公表されています。今回は、その概要についてお知らせしたいと思います。


早稲田大学の帰国生入試で出願資格を得るには、学部・学科に関係なく、以下のような条件を満たすことが求められます。


(1)日本国籍、または永住権を有していること
(2)国内外を問わず、通常の12年の初等・中等教育課程を修了している(または、修了見込みである)こと(ただし、飛び級や繰上げ卒業した場合は除く)
(3)日本国外にある外国の教育制度を採用する高校に2学年以上、継続して在籍し卒業した(または、卒業見込みである)こと
(4)出願時に高校卒業から1年以内であること
(5)以前にこの入試制度で出願していないこと



また、入試要項では明確に述べられていませんが、前回説明したICUと同様に、卒業した高校が採用している教育制度で大学入学資格を取得していることも、出願資格を得るための条件となっています。ただし、出願期間までに大学入学資格取得のための統一試験の結果を提出できないオーストラリアやニュージーランドの現地校に通う人や、中国国籍を持っていないと統一試験が受験できない中国の現地校を卒業する人、そして統一試験などが存在しない教育制度を採用している高校を卒業した人は、大学所定の理由書にその旨を記入して出願手続きに必要な書類とともに送付すれば、出願資格が認められます(これまで指導してきた生徒の受験結果を見る限り、これらの統一試験の結果を送付できない人がアメリカの統一試験であるSATやACTを受験していなくても、合否の判定に直接の影響はないようです)。


早稲田大学の帰国生入試は、AO入試で帰国生を受け入れている国際教養学部を除いた、全ての学部・学科で実施され、複数の学部を併願することが可能になっています(ただし、基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部の3学部間の併願や、同一学部内の異なる学科を併願することは認められていません)。また、文系学部の入試では、小論文試験、国語試験、外国語試験(英語、ドイツ語、フランス語から1科目)が試験科目となっていますが(政治経済学部、商学部、人間科学部では小論文試験の代わりに、数学試験を受験することも可能です。また、学部・学科によっては、小論文の課題を与えられる二次試験や面接試験があるところもあります)、どの試験を受験しなければならないのか、一つ一つの試験が合否判定にどのような影響を与えるのかといった点は、学部・学科によって異なります。以下に入試要項へのリンクを貼っておきますので、その3ページで自分の受験する学部・学科では何が必要とされているのかを確認するようにしてください。


【早稲田大学帰国生入試要項】
https://www.waseda-iao.jp/waseda/images/pdf/r_youkou2013.pdf


文系学部の入試では、小論文問題と国語問題の難易度に毎年偏りがあり、外国語試験の出来が非常に重要な意味を持っています。例年、英語試験で求められる英語運用能力については、以前の記事でTOEFL iBTのスコアの形で示してありますので、そちらを参照してください。


早稲田大学帰国生入試の出願期間は7月18日から25日までとなりますが、出願書類を提出する前にオンライン出願システムに登録をしておくこと(オンライン出願システムへの登録期間は6月18日から7月25日12:00までの間です)や、SATのReasoning TestやACT、IB試験の結果は大学に直送しなければならないことに注意してください。


早稲田大学には帰国生入試の他に、政治経済学部や国際教養学部のAO入試という帰国生が多く受験するものがありますが、それらの情報は8月中旬以降にお知らせすることにし、次回は慶應義塾大学の帰国生入試を取り上げる予定です。なお、今回の記事の内容についてご質問などがある場合には、以下のフォームよりご連絡ください。


【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/



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