「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(16)―SOLからのお知らせvol.263―

(2022年7月6日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の2学期(2022年8月29日~11月25日)の特徴の一つとして、帰国生入試やAO入試のほとんどで見られる面接試験に向けた準備のサポートを生徒が受ける全てのものについて行うことを挙げました。面接試験で何を話したかが合否の判定に大きな影響を与えることはあまりありませんが、試験官の質問にうまく対応できるか不安を感じている人は少なくないので、生徒が自信を持って試験に臨めるようになるまで練習をするようにしています。

さて、このコースには、12月の始めから3学期(12月5日~12月23日)、4学期(2023年1月4日~2月22日)と2つの学期がありますが、これらの学期は正月休みを挟むため2つに分けているだけで、授業の特徴などは変わりませんので、今回の記事でまとめて紹介したいと思います。

〇「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」3学期(12月5日~12月23日)
〇同4学期(2023年1月4日~2月22日)

これらの学期の授業に参加する人が受験する大学は、2月後半に帰国生入試を実施している難関国立大学か、帰国生が受験しやすい形で行われる一般入試がある首都圏の私立大学になりますが、どのような科目や出題形式で筆記試験が行われるかについては大学によって異なります。例えば、東京大学の外国学校卒業学生特別選考(2種)や一橋大学の外国学校出身者選抜には小論文試験(東京大学は科類によって異なる問題が出題されます)に加えて一般入試と同じ形での外国語試験があるのに対し、京都大学の外国学校出身者のための選考では理系学部が一般入試で用いる国語試験だけを受けることになります。

また、慶應義塾大学の総合政策学部や環境情報学部の一般入試を受験する場合には、小論文試験に合わせて我々が見る限り日本の大学の入試の中では最も高い水準の語彙や表現に関する知識が求められる英語試験の対策をしなければなりませんし、国際基督教大学(ICU)の一般入試では、日本語の読解力を向上させるための取り組みをしたり、世界史もしくは政治経済に関する基礎的な知識の整理をしたりすることが求められます。このような状況を受けて、この時期に最も多く行う「大学・学部別対策」という授業では内容を一人ひとりの生徒の受験する入試に合わせて決定しています(同じ大学を志望している生徒を1つのグループにまとめて授業を進めることもあります)。

ただし、学問的なコミュニケーション能力を最大限伸ばすためには、同じ年代の人から知的な刺激を受けることが重要ですし、人間や社会が直面する問題に関して生徒全員が理解しておいた方がいいものもあるため、週に2回、「日本語読解・語彙」という時間を設けて、小論文試験などで取り上げられることの多いトピックに関する文章を読むという形で生徒全員が同じ内容の教材に取り組む授業も行っています。

なお、この学期の詳細については、以下のページをご参照ください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
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