既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(14) ―SOLからのお知らせvol.347―

(2024年4月25日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、SOLの教室から徒歩1、2分のところに確保しているシェアハウス的な宿泊施設について、帰国生大学受験セミナーのグループ指導に参加することが、自宅が遠方にあったり海外に家族がいたりするため難しいという当初想定していた状況にはないものの、できるだけ多くの時間を学習に使いたい、生活リズムを整えたいといった理由でこの施設に泊まる人が例年1、2名いるという話をしました。これは、「精神的に安定した状態で学習できる環境を作る」というSOLの運営方針に合った利用の目的だと考えています。

さて、ここまで帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」で6月下旬から始まるグループ指導の特徴を、1つの授業に参加できる生徒の人数、帰国生入試や総合型選抜の受験準備に対するサポートのあり方、共有スペースやシェアハウス的な宿泊施設を設けた目的といった観点から紹介してきました。これらの点と同様に、受講のお申込みについても僕らなりに考えていることがありますので、今回はそれをお伝えできればと思います。

〇受講のお申込みは週単位で受け付けています
「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」には6月下旬から4つの学期がありますが、その全てにおいてグループ指導の受講のお申込みを週単位で受け付けています。このような形でお申込みができるようにしている理由には、一口に北半球の英語圏の国の高校と言っても、アメリカでは5月下旬もしくは6月初旬、カナダでは6月下旬または7月上旬というように卒業の時期が異なることがあります。

また、海外に保護者の転勤で渡航した場合には、高校卒業と同時に家族と一緒に日本に本帰国するということがありますが、どのような形で保護者が転勤の辞令を受け取ったかによってその時期が変わってきますし、カナダの高校に通っている人の中には、高校在学中に卒業に必要な単位を全て取得できず、その後サマースクールで授業を履修した結果、卒業が認められたという人もいます。さらに、最近では、(僕の世代ではあまり聞いたことのない話ですが)高校の友人と卒業旅行に行ったため、受講を開始する時期が7月中旬にずれ込んだというケースもあります。

このような状況を踏まえて、帰国生大学受験セミナーのグループ指導のお申込みを週単位で行えるようにしているのですが、他の人より数週間遅れて日本語小論文試験の対策を始めるということに、例えば他の人より取り組むことのできる課題が減ってしまったり、重要なポイントを聞き逃してしまったりといった点で不安を感じる人がいるかもしれません。(もういい加減「耳タコ」かもしれませんが)SOLの運営方針の一つは「精神的に安定した状態で学習できる環境を作る」ということにありますので、このようなケースでは受講を開始した時点までに授業で扱った教材を渡すだけでなく、作成した答案の添削も行いますし、希望があれば授業のない時間に補講を組むこともできます。周りの生徒よりも時間的な余裕が少しの間無くなってしまうかもしれませんが、このような取り組みによって全ての人が自分の目標に向けた学習に集中できるのではないかと考えています。

「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の概要は以下のウェブページにおいて確認できます。

【概要】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

【帰国生大学受験セミナーの授業の特徴や内容などについて】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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