受験学年以外の生徒の夏期授業の申し込み受付を開始しました - SOLからのお知らせ⑦ -

(2010年05月16日 07:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。

SOLでは、6月14日から7月23日までの期間で受験学年以外(10年生、11年生)の生徒の夏期授業(以下、大学受験準備コース)を実施します。実施する授業は英語読解(1日2時限)や個別指導(1日1時限、英文法、英語エッセイ、現代文、日本語小論文など)、小論文テストとなります。

日々の授業の理解度を高めるための英語読解

大学受験準備コースの中心となる英語読解の授業は、TOEFLで出題されるような、年齢に見合った学術的文章を和訳することを通じて、英文の構造に対する意識を高めることを目的としたものです。10年生、11年生になると、それまでより抽象的な内容を伴った複雑な文章に学校の授業などで出会うことが多くなると思いますが、そのような文章を十分に理解し(もしくは、そのような文章を自分で書けるようになり)、学校の授業を充実したものにするためには、語彙や表現、そこで扱われているトピックに関する知識が必要になります。また、文の構造をつかむための英文法に関する知識やその活用法を習得することが重要です。

この点、多くの海外生は日本語を母語にしており、これらの事項の理解や知識の習得はそれを用いる方が、英語のみを用いて行うよりも効率的で、内容に対する理解も細部まで行き届いたものとなります。以前のブログ記事でも書きましたが、高い英語運用能力を自分のものにすることは、将来の大学入試の英語試験対策となるだけでなく、高いレベルの日本語小論文を書くために必要な精神年齢を高めることにもつながります。これまで現地校やインター校の授業が十分に理解できなかった人はもちろんですが、難関大学の受験を目指す人にも受験学年以前に受講してもらえればと思います。

なお、今回の大学受験準備コースでは、日本語小論文の集団授業は設けていません。これは、北半球の人であれば高校を卒業してから、南半球の人であれば受験学年の年末年始あたりからの期間で対策授業を受講すれば、多くの人が内容のレベルはともかく、小論文を書き上げられるようになるからということが理由の一つです。小論文の内容を充実させるには、早く書く練習に取りかかることではなく、高校生らしい学習や生活体験を通して、現代社会や人間についての洞察を深めることが重要です。そのための基礎的な力である、英語運用能力を高めることにこの時期は専念してほしいと、SOLの教師陣は考えています。

授業の他にも、入試ガイダンスや個別面談などを行います

SOLの大学受験準備コースでは、授業の他にも、毎週土曜日に入試ガイダンスを実施する予定ですし、個別面談のお申し込みも受け付けています(また、個別面談を内容のあるものにするために、現段階での日本語運用能力を測る小論文テストも行います)。

自分が行きたい大学に入学するためにはどのようなことを学んだり、体験したりすべきなのか、もしくは、そもそも自分の学びたいことは何で、それはどのような学部・学科に行けば学べるのかということが分からないままでは、日本国内の情報を得る機会の少ない海外生の不安は時間を経るにしたがって大きくなる一方でしょうし、そのことは海外での生活に専念することに悪影響を及ぼしかねません。受験準備を始める前のこの時期に、自分の進路をある程度見定めることのできる機会を活用してもらえればと思います。

大学受験準備コース概要

大学受験コースの授業実施期間や受講料などは、以下の通りとなります。質問などがありましたら、お問い合せフォームから連絡してください。

○大学受験準備コース授業実施期間

6月14日~7月23日(その他の期間については、事前にお問合せください)

○大学受験準備コース受講料

・英語読解(1日2時限) ¥28,000/週
・個別指導(1日1時限) ¥22,000/週
・小論文テスト 土曜日に返却・解説を受講する場合 ¥2,800
        平日に個別指導として返却・解説を受講する場合 ¥4,400
・入試ガイダンス・個別面談 無料

※なお、授業を受講する場合には、これ以外に入会費¥5,000を別途いただきます。

【お問合せフォームURL】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

また、大学受験準備コースのお申し込みは、以下のフォームからお願いします。

【大学受験準備コースお申し込みフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/form/form4.html

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