単語の使い方も一緒に覚えていきましょうvol.2 - 英語学習の勧めvol.21 -

(2010年09月01日 09:50)

こんにちは。SOLの余語です。
前回のブログ記事でも述べましたが、6月後半より大学受験セミナーの授業が本格的に始まり、僕も英語授業や英文読解の教材作成を担当してきましたが、その中で気付くことが多くありました。「英語学習の勧め」シリーズの今後の記事で、それを活かしていければいいなと考えています。

さて、2ヶ月前に掲載した記事では、日々の英語学習の中で意味の分からない単語を調べたり、それを記憶したりする時に、その使い方を一緒に覚えるべきだということを、自動詞・他動詞の区別を例に挙げて説明しましたが、この点を他の例を挙げて引き続き説明したいと思います。

動詞や形容詞と一緒に用いられる語も覚えるようにしましょう

前回解説した自動詞を主語と他の人やものと関係を表すのに使う場合や、人やものと他の人などの関係を表すのに他動詞を使う場合には、方向性や位置を表す語である前置詞(on、in、at、from、to、withなどがこの分類の語です)を一緒に使わなければなりません。例えば、「翻訳する」と意味で使われるtranslateという語がありますが、次の例文で示すように、intoと一緒に使われることが多くあります。

It is impossible to translate the Japanese word wabi into one English word.
(日本語の「わび」を一語で英訳することは不可能だ。)

ここでintoが使われるのはわりとイメージしやすいように思いますが、「告発する、責める」という意味で用いられるchargeやaccuseといった語と同時に使われる前置詞は覚えておかないと思いつかないものでしょう。

The prosecuting attorney charged him with obstruction of a policeman in the performance of his duty.
(検察官は、彼を警官への公務執行妨害で告発した。)

He accused them of being responsible for the error, and that’s not the half of the story.
(彼は彼らにその誤りの責任があると非難したわけだが、実はそれだけではない。)

このような知識は、TOEICやTOEFL、大学入試の英語試験で空欄補充問題の形で問われることが多くありますし、長文を読解する際にその構造などを把握するときにも大いに役立ちます。大修館のジーニアス英和大辞典や英和活用大辞典に詳しい記述がありますので、単語帳などを作成する時に、一緒に記録するようにしましょう。

動詞と人・もの、そしてその状態や様子を表す語を同時に使う場合があります

これまでに説明したことに加えて、「動詞+人・もの+人・ものの状態や様子を表す形容詞や名詞」といった形で使われる語があることを一緒に覚えておくと、長文読解やエッセイを書く時に、構造が複雑な文を読めたり書いたりすることができるようになります。このように使われる語の代表格としては、considerやthink、findなどを挙げることができます。

We consider it necessary to study German when you want to fully understand how to use English.
(私たちは、英語の使い方を理解するためにはドイツ語を学ぶことが必要だと考える。)

We thought it wrong for you to punish him.
(我々は、君が彼を罰したのは筋違いだと判断した。)

このような動詞の使い方と、itがその後に来るto doを受けることができるということを知っていれば、一見複雑に見える例文の構造も容易に把握することができるでしょう。ここで説明したようなことも、上で挙げた辞書では解説されていますので、該当ページにしっかりと目を通して、どの語がこの形で使われることがあるのかを頭に入れておくようにしましょう。

それでは、次回も単語を覚える際に注意すべき点について説明したいと思います。なお、今回の内容に関して、質問などありましたら、お問合せフォームよりご連絡ください。

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