2012年11月に南半球の高校を卒業する人を対象としたコースの申込み受付けを開始しました ―SOLからのお知らせvol.67―

(2011年11月7日 19:05)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
SOLでは、11月4日に帰国生大学受験セミナーの、2012年11月にオーストラリアやニュージーランド、南アフリカといった南半球の国々の現地の高校を卒業する人を対象としたコースに関して、申し込みの受付けを開始しました。

大学受験情報ブログでは、「帰国生大学入試について」vol. 48から、オーストラリアやニュージーランドの高校に通う単身留学生の大学受験について取り上げていますが、単身で留学している人に限らず、日本の大学の帰国生入試において、南半球の高校生が置かれた状況は厳しいものです。それは、帰国生入試の制度設計が北半球の国々の教育制度に合わせた形で設計されていることから、入試時期や出願資格などについて南半球の高校生にとって不利な点があることが一つの原因です。

北半球の国々の教育制度を採用する高校を卒業した人が6月から入試が実施される時期までの3~5ヶ月で集中的に受験準備ができるのに対し、南半球の高校生はその時期には2~3週間しかそれに取り組むことができません(もちろん、高校の授業や課題と並行して、受験準備ができる人なら話は別ですが)。また、受験時期には滞在国と日本の間を行ったり来たりするというケースも珍しくないということなどを考えても、南半球の高校生は大きなハンデを背負っていると言えるでしょう。

それに合わせて、受験に関する情報も、周りの人がどのような受験生活を送ったか、もしくはインターネットなどで受験情報を得る際に、始めにどのような情報を目にしたかによって、手元にあるものの正確さに大きな差があり、受験準備として無駄なこと(例えば、慶應義塾大学や上智大学の国際教養学部を受験しないのにSATを受けることがこれに当たります)をしている人も多くいるようです。時間的な余裕がないのに、対策として無駄なことをするのは、受験生活を充実したものにするのにマイナスにしか働きません。

上で述べたような問題を解決するには、12月、1月のまとまった休暇期間から受験対策を始めて、帰国生入試や受験対策の学習についてなるべく正しい情報を入手することと、学習習慣を身に付けておくことが必要になります。このため、SOLでは毎年12月をその翌年に高校を卒業する人を対象としたコースの開始時期にしています。具体的な日程や授業内容については、以下のリンク先を参考にしてください。

【2012年11月卒業生を対象としたコースの詳細】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course2/index.html

【帰国生大学受験セミナーの授業内容などについて】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01

なお、帰国生大学受験セミナーや日本の大学の帰国生入試に関してご質問などがありましたら、以下のフォームよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

【お問合せフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/



トップへ戻る