動詞に関する知識でよく出題されるものについてvol.1 ―英語学習の勧めvol.42―

(2011年2月13日 15:00)


こんにちは。SOLの余語です。
前回は、動詞は動作を表すものだけではなく、状態を表すものもあり、その中には内容的に進行形にはできないと考えられているものがあることについて説明しました。これは、早稲田大学や立教大学の帰国生入試の英語試験のように、文法問題があるものではよく出題される知識ですが、動詞に関する知識で頻出のものは他にもあります。

○自動詞と他動詞の区別を間違いやすいものがあります
例えば、以下の例文には文法的に誤りが1箇所ありますが、それはどこでしょうか。

We are discussing about the matter that everyone thinks our first priority.

この文の誤りは、discussの後にaboutが置かれていることです。日本語で「話し合う」という言葉を使う時には、「~について」という言葉と一緒に使うことで、話し合われたテーマを表すことができます。この感覚を引きずったままで英文を読んだり書いたりすると、discuss aboutというのが正しい表現のように思えますが、discussは他動詞(動詞のすぐ後に目的語を置くもの。「英語学習の勧めvol.20」で説明してありますので、そちらを参照してください)ですので、aboutを抜いて、以下のようにするのが正しいということになります。

We are discussing the matter that everyone thinks our first priority.

このように、日本語的な理解を当てはめて考えると、誤った形で使ってしまう動詞は他に、mention、consider、marryなどがあります。この点について確認しておきましょう。

○動作動詞と状態動詞の区別の補足
帰国生や海外生の中には、「私は、一生懸命働いてとても疲れたので、昨晩はできるだけ早く寝ました」という意味の英文を書くように指示すると、次のような文を書く人がいます。

Because I worked hard and was very tired, I slept as early as possible.

この文は一見正しいように見えますが、間違いが1つあります。それはsleepという言葉の使い方です。前回述べたように、sleepは「寝ている」という状態を表す言葉で、「眠りにつく」という動作(「眠りにつく」ことは意識的に行えるものではないので、動作というのはおかしな気がしますが、英語圏では動作であると認識されています)を表すことには使えません。ここではfall asleepやgo to bedといった表現を使い、以下のような文を書くことが正しいということになります。この点も入試でよく出題されますので、確認しておいてください。

Because I worked hard and was very tired, I fell asleep as early as possible.

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