2015年度の大学受験セミナーの合格実績についてvol. 3 ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol.85―

(2016年4月20日 16:00)

こんにちは。SOLの余語です。
前回の記事では、SOLの帰国生大学受験セミナーに通う生徒一人一人が受験する大学の数が帰国生入試などを受験する人の一般的なものと比較して少ないものになっている理由について述べました。そこで取り上げたのは主に2つの理由で、SOLの教室には生徒が受験する大学や学部・学科についてイメージを深めることができる環境があることがそのうちの1つであり、そしてもう1つがある大学に合格した場合に僕ら講師陣がその後に行われるより志望順位の低い大学の受験を見合わせるよう指導しているということです。

さて、SOLでは以前から、講師2人が教育相談の対応から進路指導、帰国生入試やAO入試の出願に必要な書類作成のサポート、そして授業内外の指導や小論文・英語エッセイの添削まで、受験準備に関する指導として必要なものの全てを担当しています。これは、説明会や進路相談、授業、質問などへの対応、小論文などの添削を異なる人が担当する分業制で行われており、出願に必要な書類のチェックや面接練習を生徒が受験する大学一つ一つに関して実施することはない一般的な予備校とは異なる、SOLの帰国生大学受験セミナーの明確な特徴の一つと言えると思います。

そして、これは帰国生入試やAO入試の受験をうまくサポートするために重要なことであるとも考えます。これらの入試制度には小論文試験があることが多いのですが、一人一人の生徒がこのような形式の試験に対応する能力があるかを、数値化するなど客観的な形で示すことが難しく、授業や添削を担当する者が他の人に伝えることは容易であるとは言えません。受験者の小論文を書く場面発揮できる能力がいかなるものかを理解できていないと、小論文試験しかない大学において合格可能性がどれだけあるかという直接的な問題に対する判断ができないだけでなく、例えば、各大学の入試で英語の試験(もしくは、TOEFLやTOEICといった英語運用能力試験のスコア)がどの程度合否に影響するのかというようなことも正確に把握することが難しくなります。この点、僕らのような分業制を採らない体制では、各大学で合格するために必要なものの分析に関する問題に直面することはないと思います。

また、小論文の添削をしていたり日々多くの時間を一緒に過ごしたりしていると、各生徒の学問的な適性が分かるということがあります。例えば、これまでの生徒の中には、ち密な論理的思考を行うことには限界があるものの、文章を読んだり人の話を聞いたりしている時にそこに登場する人物の心理状態を想像することは周りと比べてうまくできるという人がいました。このような人は文学作品の内容の分析が向いていると評価できるかもしれません。それに人間は本当に関心が持てるものに出会った時に、自分に与えられた能力の全てを使って考え抜こうとするものです。どのようなトピックにそのような姿勢を見せているかは書かれた小論文を読めば判断ができます。

このように受験に向けた準備におけるサポートにおいて分業制を採らないことで、一人一人の生徒に対して、彼らの学問的な適性や、2~4か月のセミナーの授業を受ける期間、もしくはその後の大学生活において身に付けることが期待できる潜在的なものを含めた学力にマッチした進学先を案内することができます。それに加えて、ほとんどの帰国生入試やAO入試は定員が明確に定められておらず、各大学が求める能力が身に付いている人には合格を出す傾向があります(定員が「若干名」)と書かれているところでも、実際には10人以上の合格者が出ることは珍しくありません)。一つ一つの入試において求められるものについて正確な分析できることにより、生徒に明確な学習目標を提示することができていると思いますし、それによって多くの人が安心して学習に専念できるということがあるようです。これらのことも、SOLの帰国生大学受験セミナーに通う人が第一志望、そうでなくても志望順位が高い大学に合格することが多い背景にあると考えています。

それでは、今回の内容に関してご質問などがありましたら、以下のフォームよりご連絡ください。

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