中国語の運用能力を活かして大学受験を考えている方へ ―SOLからのお知らせvol. 184―

(2019年4月15日 12:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
ご存知の方も多いと思いますが、日本の大学受験は現在、大きく形を変えようとしています。その中で見られる潮流の一つが英語運用能力を重視するというもので、帰国生入試だけでなくAO入試や一般入試でもTOEFL iBTやIELTS、TOEIC、英検などの結果の提出が求められるものが増えていますし、9月入学できるプログラムは英語で授業を行うものがほとんどです。

これは、日本社会の「グローバル化」を進めるためと言われますし、国際的なランキングでの順位を上げるために留学生を増やしたいという大学の意図があるとも指摘されています。少なくとも前者の目的については、世界のエリート層の多くは英語を使ってコミュニケーションを取っていることは確かですが、それ以外の言語の運用能力を軽視することが「グローバル化」を促進させることになるのか疑問が残ります。

このような考えから英語圏以外の国に高校から留学している人やそのような国の現地校で学んでいる人はいると思います。例えば、ここ二十年くらいで著しい経済発展を遂げ、2030年にはGDPで世界のトップに立つという人もいる中国の現地校で授業を受けているという人に、以前に上海の高校で進学相談会を実施した際に会いましたし、教育相談のメールも多く送られてきます。

中国語の運用能力試験を活かして日本の大学に受験する場合、帰国生入試やAO入試で合否が小論文試験の結果だけで決まる入試、もしくはHSKなどの中国運用能力試験の結果を提出した上で小論文試験を受けるものを受験するということが一般的です。また、数は以前と比べてずいぶん減りましたが、中国語試験がある入試もあります。

このような入試をまとめた資料をSOLで以前作成しましたが、他にそのようなものがないためか、これまで入手を希望されるメールをいただくことがありました。ここ数年は内容のアップデートができておらず、お断りすることも多かったため、先日から今年度の帰国生大学受験セミナーの生徒向けの資料を作成する中で、昨年度に実施された入試の情報を含めたものを作りました。

ご希望の方には無料でお送りしたいと思いますので、以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comにご連絡いただければと思います。よろしくお願いいたします。

【教育相談フォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/consultation/form.html

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