「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (2)―SOLからのお知らせvol.285―

(2023年1月25日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、帰国生大学受験セミナーの3つのコースの中で例年最も生徒の数が多い「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の日程をお知らせしました。このコースはカナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校を2023年5月・6月に卒業する人や、国や地域に関係なくそれ以前の時点ですでに高校を卒業している人(別の記事でも述べますが、オーストラリアやニュージーランドの高校を卒業した翌年に帰国生入試やAO入試を受験するという人が通常2、3人います)を対象にしたものです。

さて、今回はこのコースの1学期以前(2023年1月4日~6月23日)の概要をお知らせします。

〇「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」1学期以前(2023年1月4日~6月23日)
この時期の授業は基本的に個別指導で行います。すでに高校を卒業して日本に本帰国をしている人は対面で、まだ海外の高校に在籍している人はオンラインという形になりますが、後者については2022年度にカナダやアメリカ、中国に住んでいる人が週に2コマ(オンラインでの個別指導は1コマ60分です)受講していましたし、現在はカナダやスイスに単身留学している人が日本時間の夕方に授業を受けています。

個別指導の内容は、生徒の学習状況や受験する予定の帰国生入試やAO入試の特徴に合わせて決めていますが、多くの場合、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策が中心になります。以前の記事でも述べましたが、帰国生入試やAO入試を受験するに当たってはこれらの試験の成績によって合格が期待できるものが大きく変わります。首都圏の有名私立大学への入学を希望する場合にはTOEFL iBTで最低でも80、IELTSであれば6.0を取っておかなければ選択肢が限定的なものになってしまいますし、競争が激しいものであればより高いスコア(例えば、慶應義塾大学の帰国生入試を受験するのであればTOEFL iBTで100、IELTSで7.0という水準を超えるもの)を取っておかなければなりません。

また、帰国生入試やAO入試の多くは英語運用能力試験の成績と小論文試験の出来を合わせた形で合否の判定を行いますので、6月後半から後の時期は小論文試験の対策に専念できた方が満足のいく成果を出せる可能性が高まります。このようなことを考えると、5月もしくは6月といった段階までに目標とする大学や学部・学科で求められるレベルまでTOEFL iBTやIELTSなどの成績を伸ばしておくのが望ましいと言えるでしょう。

これまでの生徒が個別指導でTOEFL iBTやIELTSの対策を行う場合、海外の教育機関で学んでいる人の多くにとってスコアを上げることが困難に感じられるReadingの問題に対応できるような能力を身に付けるためのサポートを主に行ってきており、「英語学習の勧め」シリーズの記事で述べたように一つひとつの問題についてしっかりと復習し、単語や表現、文法事項の定着を目指すことをその基本的な方針としています(単語や表現の学習についてはSOLのInstagramに掲載している教材も用います)。WritingやListeningについても同様の方向性で学習指導を行っていますので、ただ単純に問題演習ばかりをする中でスコアが頭打ちになっていると感じている人には受講を検討してもらえればと思います。

なお、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の日程や授業料などについては以下のページも参照してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

トップへ戻る