「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (10)―SOLからのお知らせvol.296―

(2023年3月31日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」で1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導において、「人文科学系小論文」や「社会科学系小論文」のように入学を希望する学部・学科に応じて受講を選択するものや、「英語環境出身者のための日本語表現」のように高校が採用していたカリキュラムによって参加するかどうかが決まるものがあるものの、ほとんどの生徒がこれらの授業全てに参加しているという話をしました。その結果、最低限の授業しか受講しない人でも月曜日から金曜日まで9時半から12時25分、もしくは9時半から14時50分といった時間帯に授業があることになります。

さて、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の授業には、個人の学習状況や志望する学部・学科によって、前回までの記事で紹介したものに追加して受講するものが2種類あります。その1つが大学・学部別の対策を行うもので、「早稲田大学帰国生入試対策」、「早稲田大学政治経済学部入試対策」、「上智大学文学部哲学科対策」、「上智大学文学部日本文学科対策」、「上智大学英語系学科対策」、「上智大学法学部対策」がそれに当たります。これらの学部・学科の入試には、小論文試験がそれ以外のところでは見られない出題形式になっている(例えば、早稲田大学政治経済学部のグローバル入試は問題文がA4用紙5、6枚分あり、数学の基礎的な部分が理解できるかを試したり図表の分析を行うことを求めたりする問題も出題されます)、もしくは「共通小論文」で取り上げるトピックよりも専門的な観点や用語を理解していないと読解ができない文章を出題するという特徴があります。

また、上智大学文学部日本文学科では古文の問題が出題されますし、外国語学部英語学科や文学部英米文学科の受験に向けた準備においては英文和訳問題やEssay Writingに取り組まなければなりません。このように全ての生徒が受講する授業では取り扱わないものが試験問題になることの多い学部・学科に関して毎週それぞれ1コマ過去問を使った授業を行っており、生徒の学習の進み方によって各回の内容を決めています(ただし、基本的に授業時間内で問題を解かないという点は他のものと共通しています)。

僕らは、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験に関して6月下旬までに受験が終わっている(=6月下旬以降は小論文試験対策に専念できる)ことが望ましいと考えており、1学期に入る前に連絡をくれた人には、目標としている大学や学部・学科ではどの程度の成績が合格するのに必要かを伝えた上で、zoomを使ったオンラインでの個別指導を行っています。しかし、実際にはそのような情報にふれていなかったといった理由でTOEFL iBTやIELTSのスコアなどが十分なものになっていない人が例年数人おり(中には、受験したことがない人もいます)、その人たちを対象にこれらの試験の対策を「個人別TOEFL iBT・IELTS・TOEIC対策」という授業で週3コマ程度行っています(個人の学習状況などによって授業時間が増えたり減ったりすることもあります)。これがもう一つの追加授業です。

これらの追加授業に参加する人の数は年度によって異なりますが、それぞれ多くて4名というのが通常です。また、全ての生徒が参加する授業が終了してから実施することになるので、13時半から14時50分、15時10分から16時半、16時半から18時5分のいずれかの時間帯に行っています。

なお、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の日程や授業料などについては以下のページも参照してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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