「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (20)―SOLからのお知らせvol.311―

(2023年6月28日 19:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
6月21日の記事では、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の3学期(12月4日~12月22日)と4学期(2024年1月8日~3月1日)に実施するグループ指導の申し込みについての説明をしました。これらの学期の授業を受けている人は、例年2月に実施される難関国立大学の帰国生入試や帰国生が受験しやすい形で実施される有名私立大学の一般入試を受験することが多く、準備すべき試験科目の数が入試によって異なります。そのため、この学期では「標準型」もしくは「1教科型」のいずれかを受講者が選択することになります。

授業は、英語のみが試験科目になっている入試を受けるために「1教科型」を選択した人以外全ての生徒が受講する「日本語読解・語彙・論述」(週に2コマ、小論文試験の答案で具体例として使える、もしくは国語試験などの問題文を読解する際に参考にできるトピックを取り上げた文章を読み、説明問題などに取り組むものです)を除いて、「大学・学部別」という名称で一人ひとりの生徒が受験する入試に合わせて内容を決めていきます。ただし、この時期に授業を受ける生徒が受験するものは、例年、慶應義塾大学の総合政策学部や環境情報学部、国際基督教大学(ICU)、青山学院大学文学部英米文学科、法政大学の一般入試というようにある程度限定されています。そのため、出題傾向が似たものを受験予定の人をグループにして過去問の演習を自習時間に行い、授業でその解説をするという形にすることもあります。

それに加えて、過去問を解いた時などに明らかになった問題を克服するための取り組みを個人別に設定し、授業内外で行っていくのもこれらの学期の特徴の一つです。例えば、上で挙げた入試にはTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績を提出するもいくつかありますが、大学が作成した英語試験の受験を求められるものがほとんどです。その中には英語で書かれた文章の流れをしっかりと把握する力だけでなく、意味や用法が理解できる単語や表現の蓄積がどれだけできているか、文法をどこまで正確に理解できているかというように様々な側面から受験生の英語運用能力のあり方を試すものが見られます。これらの問題にどのような形で対応できるかは人によって違いがあり、それにどのように対処していくかについても個人の状況に合わせて考える必要があります。

このような一人ひとりの生徒が取り組むべき学習上の課題の違いは小論文試験や国語試験の対策についても見られますので、授業時間や自習時間において個人別の課題に取り組むようにすることがあります(例えば、昨年度は英語試験に向けた準備として文法に対する理解を問う空欄補充問題や正誤を判定する問題だけを解いている人もいました)。何人かの生徒に共通する課題と個人別のものに取り組むことで受験する予定の入試に対応する力を最大限伸ばすことができるのではないかと考えています。

なお、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の日程や授業料などについては以下のページも参照してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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