現在の教室の状況について(2023年10月16日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 258―

(2023年10月15日 19:30)

こんにちは。SOLの余語です。
前回は、現在、SOLの教室で学んでいる生徒の様子をお知らせしました。ここまでの入試で入学できる大学を1つ確保した上で来年2月に実施される国立大学などの入試に向けた準備をしている生徒がこれから受験本番を迎える人と一緒に授業を受けていますし、受験が終了したものの古文の学習を続けたいということで通って来る人もいるので、教室の雰囲気は相変わらず活気のあるものになっています。

帰国生大学受験セミナーの6月後半から始まるグループ指導においては、どの学部・学科の入試を受験するのかに関係なく理解を深めておくべきトピックを扱う「共通小論文」や「日本語読解・語彙」などの授業に全ての生徒が参加しますし、9月に入るまでは「社会科学系小論文」や「人文科学系小論文」も同様です。また、「早稲田国語対策」や「早稲田政経対策」、「上智対策」といった授業にも生徒が複数名いることが多いですし、受験する入試によって取り組んでいる課題は異なるものの英語の授業も5~7名の生徒で例年構成されます。

このように集団授業として実施されるものがほとんどである時期においても、SOLのプログラムは教師2名がこれまでに個別指導という形で多くの生徒と接してきた体験を踏まえて形作られたものですので、焦点が一人ひとりの生徒が順調に学習を進めているかどうかということからブレることはもちろんありません。例えば、全ての生徒が僕らと関わる時間を十分に確保できるように集団授業の定員を16名としていますし、授業時間外で生徒が必要だと思った時にいつでも質問や相談ができるように、教師だけがアクセスできる部屋などは作らず、全ての人が自習などでも利用可能な共有スペースに僕らも席を構えています。

前回の記事で、帰国生入試やAO入試を受験する場合に対処しなければならない課題は人によって様々なものが見られるという話をしました。この背景には、受験準備を始める前の学習に関わる状況が人によって異なることに加えて、大学や学部・学科によって受験生に求めるものに特徴があるということがありますが、それを踏まえて、個別学習プランの作成などを通じて、生徒一人ひとりと入試本番までに習得しておかなければならないことがどのようなものであるか、集団授業で使用しているものも含めてどのような教材をどのようなペースで進めて行くのかといった点を確認するようにしています。

これらの入試には、特に一般入試ではほとんど見られない小論文試験があるため、その受験に関して大きな不安を抱えている人が少なくないようですが、SOLの教室で学んでいる人は上のような形で取り組むべき課題が明確になっているので、安心して学習を進めることができるようです。また、教室に遊びに来るOBOGの多くが、彼ら/彼女らが受験した時の体験を踏まえて、僕らと一緒に決めた入試に向けた準備のあり方が適切なものであったと評価をするのを聞いた生徒が大きな迷いを感じることなく学習に集中している姿もよく目にします。

なお、現在の教室の様子を写真で確認したい人は、SOLのFacebookやInstagramのページを定期的に更新していますので、そちらを見てもらえればと思います。よろしくお願いいたします。

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