既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(7) ―SOLからのお知らせvol.340―

(2024年3月21日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月24日~8月30日)から実施するグループ指導だけではなく、SOLの教室全体の特徴の一つとして、施設の空間配置に至るまで「生徒が気軽に教師に話しかけることができるような環境を作る」という基本的な運営方針が反映されていることを挙げました。それを最もよく表しているものが、施設の「中心」となっている共有スペースであり、僕らは生徒と一緒に授業のない時間のほとんどをそこで過ごしています。

このような空間を設けることで、例えば日本語小論文試験対策の授業で取り上げられた文章にある単語や表現の意味から、トピックとなっているものの内容、全般的な話の流れ、そして問題に正しく対応するために必要なものまで様々な事柄について自由に質問ができると多くの生徒が感じているようです。

ここまでの記事でも述べた通り、日本語小論文試験に対応する力のどのような側面が年齢相応な水準まで伸びているかは帰国生入試や総合型選抜の準備を始める前の学習状況によるところが大きく、授業をどれだけ質問がしやすい雰囲気で進めたとしてもカヴァーしきれない点が残る可能性があるため、一人ひとりの生徒が気軽に質問ができる環境があることは重要だと考えています。

また、最近は様々な要因によって18、19歳といった年齢層で自己肯定感が低い人が以前よりも多くなっており(僕らがこの年頃の人を毎年見ているからこのように感じるだけで、より広い範囲のグループに当てはまる傾向である可能性もあります)、中には「授業内で質問するのは周りの人の注目を集めてしまうが、そこで下手なことを言うと彼ら/彼女らから距離を取られてしまうかもしれない」と考える人がいます。このような考えを持つ人でも、授業外で誰に気兼ねすることなく自分が疑問に思ったことについて確認する機会があれば、自分の能力を最大限に伸ばすことが可能になります。

さらに、SOLの帰国生大学受験セミナーの日本語小論文対策の授業は、授業の2、3日前までにそこで取り上げる問題の答案を生徒が作成し、それに教師がコメントを付けたもの、もしくは僕らが他の生徒にとって参考になりそうだと評価したもののコピーを見ながら解説を聞くという形で進めていきます。

このような授業の実施のあり方は、そこで話されたことに対する生徒の理解を高めることが可能になるといった効果があるため20年以上変えていませんが、ここ数年、「自分の答案が低い評価を受けたのを見ると授業での話に入り込めなくなる」、「自分の書いたものが参考答案になった時に周りの人から低い評価を受けてしまうのが怖い」といった声を聞くようになりましたし、それで答案を提出するのを躊躇するケースも見られるようになりました。

それを受けて、この教室では(試験本番の日が近くなり一人で答案を作成する経験を積むべき、もしくはもう少し考えを深めれば適切な内容の文章を書くことができると僕らが判断した場合を除いて)生徒が答案を作成する段階で、問題文の内容に関する質問を受けたり、小論文の方向性や具体例として使おうとしている事象などが適当なものかを一緒に確認したりするようにしました。

このような取り組みを行うで多くの生徒が答案の作成に対して積極的な姿勢を示すようになっているという印象がありますが、それが適切なタイミングでできるのも前回の記事で紹介した共有スペースがあるからだと考えています。

「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の概要は以下のウェブページにおいて確認できます。

【概要】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

【帰国生大学受験セミナーの授業の特徴や内容などについて】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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