北半球の高校を卒業し2022年4月に大学入学を目指す人を対象とした授業について(2) ― SOLからのお知らせvol.213―

(2021年1月13日 18:25)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回の「SOLからのお知らせ」では、アメリカやカナダ、イギリスといった北半球の国の教育制度を採用した高校を2021年5、6月に卒業予定である人、もしくはすでに高校を卒業した人を対象とした「2021年5・6月卒業生/既卒生コース」の2021年1月4日から6月18日までの期間(HP上では「1学期以前」)に実施する授業の概要をお知らせしました。

この時期はTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策を中心に、一人ひとりの生徒の学習状況に合わせた内容で個別指導を、オンラインまたは対面という形で行う予定です。帰国生入試やAO入試には英語運用能力試験の成績が重要な意味を持つものが多いですし、なるべく早い段階で目標とする大学や学部・学科で必要となるものを取得しておくことで、高校を卒業後に受験準備をする中で筆記試験に合わせた対策に専念することが可能になります。このようなことを踏まえると、現在、時間に余裕がある人は「1学期以前」の授業の受講を検討してもらえればと思います。

さて、今回は同じ「2021年5・6月卒業生・既卒生コース」の「1学期」(2021年6月21日から8月27日まで)のグループ指導についてお知らせします。例年、この期間はカナダやアメリカ、イギリスなどの高校を卒業した人を中心に1年で最も多い数の生徒が来て、9時半から授業を受けた後に20時半まで自習をして帰る生徒もいるため(地方から上京している人は夕ご飯も食べていきます)、教室に最も活気がある時期の一つです。黙々と課題に取り組んでいる人もいますが、授業で出た小論文の問題についてだけでなく、受験する大学や学部・学科を固めるといった目的で教師や他の生徒と活発にコミュニケーションを取っている姿も見られます。

しかし、昨年の「1学期」は東京23区やその近郊での新型コロナウィルスの感染拡大によって、教室に公共交通機関を使って来る場合には、新宿や渋谷といったターミナル駅を利用しないで済む人に対面で授業を受けてもらう、また、上のような条件を満たせない、もしくは海外から帰国して2週間が経っていない人には自宅などで授業を録画したものを見てもらい夕方に1時間ほどオンラインでの補講を行うという形でグループ指導を行っていました。今年の6月中旬に新型コロナウィルスの感染に関する状況がどのようなものになっているのかはよく分かりませんので、現段階では昨年と同様に2種類の受講パターンを想定しておかなければならないと考えています。

ただし、新型コロナウィルスの感染拡大が収まらずオンラインで受講することになる人が出たとしても、帰国生大学受験セミナーのグループ指導は1週間の定員がそのような人を含めて16名というのは変わりません。また、教師が授業を担当していない時間には、全ての生徒がアクセス可能なzoomのミーティングを立ち上げておきますので、教師と生徒の間に空間的な仕切りがなく、いつでも授業に関する質問や進路に関する相談などをすることができ、安心して受験準備に取り組むことができるという学習環境をいずれのパターンで授業を受けることになっても提供できると考えています。

なお、この時期のグループ指導にはいくつか特徴があり、その1つが小論文や日本語の読解に関する授業は、そこで扱う問題に関する答案を事前に提出してもらうため、問題文のトピックに関する解説をしたり、実際に生徒が書いた答案などを教材にして小論文の書き方の確認を行ったりすることに全ての時間を使えるということです。授業時間内には小論文をただ書くといった無駄な時間は一切ありませんし、授業前に問題文の内容などを教師と確認したりトピックに関する情報をじっくりと調べたりした上で自分なりに満足のいく答案を作成することができます。また、小論文試験に向けた学習において添削を受けた答案の書き直しを(場合によっては、何度も)行うのは重要な過程の一つですが、SOLではここで提出されたものに関しても授業を担当する教師が添削し2、3日中には返却しています。

さらに、「2021年5・6月卒業生コース」の「1学期」ではTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策や大学別の対策を、全ての生徒が受講する授業に生徒の学習状況や受験する大学に合わせて追加するという形を採っています。特に、英語運用能力試験については、6月中旬までの時期に目標とするスコアを取得している人が少なからずおり、英語授業の受講を選択制にすることでそのような人には余分な授業料を払わなくて済む上に、小論文試験などの準備に専念してもらえると考えています。

以下が「2021年5・6月卒業生コース」の「1学期」で実施するグループ指導の概要となります。

<「2021年5・6月卒業生コース」の「1学期」概要>
【期間】

2021年6月21日~8月27日(週単位でお申込みができます)
【内容】
〇全ての生徒が受講する授業(HP上の「標準型」)
共通小論文、共通小論文テスト、人文科学系/社会科学系小論文、日本語読解・語彙、英語環境出身者のための日本語表現(詳しい内容はこちらをご確認ください)
〇追加授業
TOEFL iBT・IELTS・TOEIC対策、早稲田大学国語対策、早稲田大学政経学部対策、上智大学対策(詳しい内容はこちらをご確認ください)
【授業料】
〇「標準型」…週当たり34,000円
〇TOEFL iBT・IELTS・TOEIC対策…週当たり7,960円
〇早稲田大学国語対策、早稲田大学政経学部対策、上智大学対策…1コマ(80分)4,320円
(SOLの授業を初めて受講する場合には、授業料に合わせて入会費10,000円を、また進路相談や志望理由書作成のサポートのための費用として受験サポート費40,000円をご請求します)

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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