「2023年11月卒業生コース」の概要について(7)―SOLからのお知らせvol.281―

(2022年12月21日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
11月30日の記事では、オーストラリアやニュージーランドの高校に通う人を対象にした「2023年11月卒業生コース」の1学期(2022年12月5日~23日、2023年1月4日~1月24日)について、新型コロナウィルスの感染拡大のような人の国境をまたぐ移動を制限するような問題が起こらない限り、グループ指導を対面で行うと述べました。帰国生入試やAO入試は受験生のコミュニケーション力が試されるものですが、教室に通うことでそれを伸ばす機会を最大限確保できると思います。

さて、今回の記事では「2023年11月卒業生コース」の2学期(2023年1月27日~6月23日)の概要をお知らせします。

〇「2023年11月卒業生コース」2学期(2023年1月27日~6月23日)
オーストラリアやニュージーランドの高校は新しい学年が2月から始まり、卒業までterm間に2週間程度の休暇しかありません。そのため、高校で授業がある時期は週2~3回zoomを用いたオンラインでの個別指導を行い、term間に日本へ一時帰国できる場合には、教室での授業を実施する(コロナ禍になる前は平日に1コマ80分の授業を2つもしくは3つというのが通常でした)という形で受験に向けた準備のサポートを進めていきます(対面での授業は同じ時期に一時帰国している人が複数名いればグループ指導という形にすることもあります)。

授業の内容については、IELTSで目標としているスコアに到達していない場合にはその対策を優先し、そこに生徒一人ひとりの学習に関する状況を踏まえて小論文試験に向けた準備も入れていくというのがこれまでに最も多かった受講パターンです。そして、オンラインでの授業は全て個別指導で行います。その理由は、前回の記事で述べたように、我々がzoomやその他のオンラインでのミーティング・アプリをグループ指導に向かないものだと考えていることに加えて、IELTSの受験に関する状況は一人ひとりの生徒によって異なりますし(昨年は1学期のグループ指導が始まる前に7.5を取っている人がいる一方、5.0や5.5といったスコアしか持っておらず、対策に時間をかけなければならない人もいました)、スコアを伸ばすために克服すべき問題も人によって様々であることがあります。

また、オーストラリアやニュージーランドの高校生でSOLの授業を受けている人の多くは単身留学生なのですが、彼ら/彼女らの中には英語という母語ではない言語で周りの人とコミュニケーションを取らなければならない状況において、自分が直面している問題や不安を他人と共有できないことにストレスを感じていたり、日本にいた時と同じような形で人間関係を形成していくことができないことに不全感を抱えていたりする人が少なからず存在します。日本では英語が主な使用言語になっている環境で生活することが無条件に望ましいことと捉えられる傾向がありますので、このような人がいることに注意を向けられることはほとんどなく、自分の近しい人に相談することもできないという話をよく耳にします。

海外の高校での学習や帰国生入試もしくはAO入試の準備にしっかりと取り組んでいくには精神的に安定していることが重要であるため、オンラインでの授業を行う時に生徒からの相談に対応することに時間を使うことがこれまでもあったのですが、グループ指導になってしまうとそのような取り組みができないことになってしまいます。これが2学期のオンラインでの授業を全て個別指導にしているもう1つの理由です。

なお、「2023年11月卒業生コース」の日程や授業料については以下のページも参照してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course2/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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